見出し画像

240時間の勉強でTOEICを250点(615→865)上げた話 | 2025年振り返り

こんにちは!現在25歳でIT企業でPMをやっている「かなを」と申します。

私は2025年の目標として、1年前に「TOEIC900点を取る」という記事を投稿しました。目標を立ててから1年が経過したので、今日はその振り返り報告として記事を書こうと思います。

はじめに

2007年にOxford University Pressが出したデータによると、TOEICで例えば650点から850点の200点の点数Upを目指す場合、おおよそ500時間前後の勉強時間が必要だと考えられています。

しかし、私はこの1年間、自分の体を実験台として検証を行った結果、約半分の「240時間」の勉強で250点の点数Up(615→865)を達成することができました。

つまり、従来の定説を覆し、一般的な基準の半分以下の時間で、かつ基準以上の結果を出せたことになります。今回はこの1年間にやった勉強などをまとめてみたので、これからTOEICを勉強する人・TOEICに興味を持っている人などの参考になれば幸いです!

⚠️ 本記事の注意事項です。
もちろん、学習の効率や成果には個人差があります。本記事に書かれている内容はあくまで私一個人(N=1)の記録になるため、一つの事例としてご留意ください。また、初期スコアの推定ついては厳密な検証を実施することができず、推定値が含まれているためあくまで参考程度に捉えていただけますと幸いです。

前提条件

1. 初期スコアの推定

1年前の学習開始時にテストを受けていなかったため、過去のベストスコア(大学1年時:615点)をスタート地点として設定しました。

実際にはそこから5年間の間、英語学習を全くしておらず、大学や仕事でも英語に触れる機会はなかったため、実力は615点を下回っていた可能性が高いと思います。つまり、実際のスコアアップ幅は250点以上あったと考えていますが、成果を大きく見積りすぎることのないように、過去のベストスコアを初期スコアとして利用しています。

参考:過去の受験履歴

  • 2019年12月15日(大学1年生): 615 点(TOEIC公式スコア)

  • 2021年11月頃(大学3年生):565点(TOEIC CBTスコア)

TOEIC公式スコア(2019年12月15日)
TOEIC CBTスコア(2021年11月頃)

2. 勉強時間の計測方法

学習時間の管理には、勉強アプリの「Studyplus」を使用しました。 厳密な検証を行うために「机に向かって英語学習をした時間」だけでなく、「英語に触れた時間」を網羅的にカウントすることをルールとしました。

例えば、英語での映画・ドラマ視聴、YouTube視聴、読書、外国人の友人との交流をした時間でさえ全て網羅的にアプリに記録をしていました。

実績データ

まずは定量的なデータから記載します。

1. TOEICスコア推移

1 年間の学習の結果、以下の成果となりました。

  • 最終スコア:865点(2025年12月20日)

  • スコアアップ:+250点(推定615点 → 865点)

  • 総勉強時間:240時間


スコア推移

2. 総勉強時間の内訳(ツール・教材別)

勉強時間が多い順に記載します。「Immersion learning」という勉強をやっていた時間が圧倒的に多いのが特徴です。

  • Immersion learning: 76時間13分

  • abceed: 40時間17分

  • 英語のハノン初級: 20時間13分

  • 公式TOEIC Listening & Reading問題集: 19時間43分

  • 英語本読む: 11時間42分

  • Anki: 11時間30分

  • 新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ: 11時間23分

  • 英会話: 10時間54分

  • 英語動画鑑賞: 10時間33分

  • TOEIC L&R(模試・対策等): 9時間53分

  • Immersion learning自体の勉強: 6時間18分

  • 新TOEICテスト 直前の技術: 5時間40分

  • 英語日記: 3時間47分

  • Reading(漫画): 2時間0分

  • TOEIC L&R TEST 出る単特急 金の熟語: 15分

参考:勉強時間の記録

上半期勉強内訳
下半期勉強内訳

3. 4技能別内訳

総勉強時間の内訳を、英語の4技能(リスニング・リーディング・スピーキング・ライティング)等にカテゴライズしました。
複数の技能にまたがる教材(TOEIC、abceed、英会話など)は、一般的な学習比率で按分して計算しています。

TOEICのスコアを上げることが目的だったので、リスニング・リーディングの勉強が全体の85%を占めていることが特徴です。また、英語学習の勉強の仕方自体を勉強するところに2%ほどの時間を利用しました。この時間の使い方が私自身が効率的にスコアUPをできた要因の一つになったと思います。

  • リスニング:約107時間(45%)

    • 主な内訳:Immersion learning(70%)、abceed(50%)、公式TOEIC/模試(50%)、英語動画鑑賞、英会話(50%)

  • リーディング:約97時間(40%)

    • 主な内訳:英語本読む、Reading(漫画)、Anki、金のフレーズ/熟語、abceed(50%)、Immersion learning(30%)、TOEIC/模試(50%)

  • スピーキング:約25時間(11%)

    • 主な内訳:英語のハノン初級、英会話(50%)

  • ライティング:約4時間(2%)

    • 主な内訳:英語日記

  • その他(学習法など):約6時間(2%)

    • 内訳:Immersion learning自体の勉強(英語学習の方法論の学習など)

時系列での勉強方法の変化と点数の推移

では、ここからは実際に私が1年間どのような勉強方法を行い、どのように点数や実感としての英語力が上がってきたのかをできるだけ詳細に説明しようと思います。初めに説明すると、私の1年間の学習は決して平坦な道のりではありませんでした。勉強方法などを変えながらスコアが大きくの伸びた時期もあれば、伸び悩んだ時期もありました。
大きく4つのフェーズに分けて説明します。

1. 基礎固めと多角化の時期(2025年1月〜2月)

この時期は、特定の教材に偏らず、英語の土台を作るために幅広いアプローチを試みている時期でした。また、TOEICの目標を立てて、英語学習自体をスタートさせた時期だったため、英語学習に対するモチベーションがとても高い時期でした。この期間のサマリーは以下です。

  • 期間

    • 2025年1月1日~2025年2月28日

  • TOEIC推移:615→760(2025年3月1日)

    • Listening:320→355

    • Reading:295→405

  • 月の平均勉強時間

    • 23時間30.5分/月

主にこの時期に行った勉強法と、その勉強法に対する評価をおすすめ度の高い順に記載していこうと思います。

  • 英語のハノン 初級

    • おすすめ度:★★★★★

    • 勉強のやり方

      • まず最初にUnit0で提供されている英音法を学びました。

      • その後、文法事項をおさらいしつつ文法に関する疑問などがあれば即時に生成AIに腹落ちするまで質問して解消するという⁨やり方を取りました。

      • また、各Unitのドリルを実施しまずは開本でテキストを見ながら音声ドリルをリピートする。次に閉本してテキストをみずnaturalスピードで「何も見ずに、途中で詰まったりせずに、納得いく発音ができた」場合に次のUnitへ進むというやり方で学習しました。

    • 感想

      • 一番最初の入門として最高の教材でした。特に英音法などの意外と今まで受けてきた英語教育で教えてもらうことがなかったネイティブの発音の仕方などを体系的に覚えることができました。

      • その上で各Unitで最低限度の文法知識のおさらいをしました。文法については詳しすぎず最低限度の説明に押さえてあるので、社会人の文法学び直しには重すぎずコスパが最強な参考書だと思います。

      • また、各Unitには声に出して実施するドリルがついておりそれが激ムズだけど個人的にはめっちゃ楽しかったです。日本人のよくやる発音の仕方だと、指定のテンポでは、物理的に読めない英文がたまに出てくるので、強制的にネイティブと同様の発音にすることが求められました。英語のハノンを30分やった後は口周りが疲労感があり「いわば筋トレといっても過言ではない」ほど口を動かして勉強しました。

      • TOEICのスコアというより基礎となる英語力がとても鍛えられる本だと思います。社会人の英語学び直しの1冊目に推したい良書です。

  • TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ

    • おすすめ度:★★★★★

    • 勉強のやり方

      • Anki」という暗記カードアプリ利用しました。

      • 「Anki」をPCやスマホにダウンロードして、金のフレーズの単語を登録して、Ankiの標準的な機能を利用してその日に覚えるべき単語を覚えます。

      • Ankiの使い方は詳細は説明すると長くなるため、この記事では割愛します。(特別な使い方はしておらず、一般的なAnkiの初期設定に沿って勉強しました!)

    • 感想

      • TOEICで高スコアを目指しておりまだ知らない単語が沢山あるよという方はMustの単語帳だと思います。絶対にやった方が良いです。

      • 基本的に単語帳をそのまま利用せず、Anki等に登録してAnki上で学習をすることを強くお勧めします。

      • 単語力が弱かった私にとっては、1~2月のTOEICスコアUpに大きく寄与したのではないかという自負があります。

  • TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

    • おすすめ度:★★★★☆

    • 勉強のやり方

      • TOEICのテクニックだけを試験直前に見てインプットする

    • 感想

      • TOEICの小手先のテクニックを覚えるために利用しました。正直最終的にはこういう小手先の技術に頼ってちゃいけないとは思いますが、TOEIC600点あたりの人がすぐに点数を上げたいという場合は有益だと思いました。

      • TOEICが「純粋な英語力」を測るものではなく、一定のパターンやルールに基づく「TOEICという形式の試験」であることを再認識できます(笑)

  • 英語で読書

    • おすすめ度:★★★☆☆

    • 勉強のやり方

      • 英語で気になる本とかを読んでました。わからない語彙があれば翻訳にかけたり調べたりするくらい。

    • 感想

      • 長文になれるという意味では良かったと思います。後は知らない語彙に触れられるので多少の語彙力増加にもつながったと思います。。(ただ、読書で出会う語彙は再度復習する機会もなかったので実際にはすぐ忘れて身には付いてない場合が多いですが…。)

  • 英語で動画鑑賞

    • おすすめ度:★★☆☆☆

    • 勉強のやり方

      • 英語でギリギリ理解できるレベルの動画を見る。特に何かを意識してた訳でもなかったです。

    • 感想

      • 英語の慣れさせるという目的でモチベも高かったので、この時期は英語でyoutubeや映画を見てたりしてました。特に何かを意識してみた訳ではなかったので英語力の成長にはあまり寄与できなかった気がします。

  • 英会話(with ChatGPT)

    • おすすめ度:★★☆☆☆

    • 勉強のやり方

      • ChatGPTでSoraと会話する。

    • 感想

      • カメラオンにするとAIが認識して「カレー美味しそうですね」とか言ってくれたことに感動するAI驚き屋みたいなことをしてました(笑)

      • ChatGPTを使った英会話は(プロンプトなどをもっと工夫すれば出来るのかもしれないのですが)文法とかをミスった時に訂正をしてくれなかったので正しい文法を覚える機会がなくあまり意味はなかったかもと思います。人間の英会話の下位互換でチャプチャプ英会話する感じでした。ただ、英語を話すハードルを下げたりするという意味では良かったと思います。

  • 英語で日記

    • おすすめ度:★☆☆☆☆

    • 勉強のやり方

      • 私の場合、元々日本語で書いていたジャーナルを英語で書くことにしました。具体的には今感じていることや昨日あったこと・感じたことなどを朝の15分程度の時間を使って短めに書いてました。

    • 感想

      • 語彙が少なすぎて自分の知っている範囲の文法と語彙しか使えなかったです。基本的に使える英語の範囲内で書けることだけを書いてたので語彙も増えず成長実感は皆無でした。

      • 例えば、日本語でジャーナルを書いた後に、それを今だと「nani!?」とかを使って英語に訳して、そこで新しい語彙や文の作り方を学ぶとかをするなど、今思えばやり方に関して工夫の余地はあったかもですね。

以上が1~2月に行っていた勉強方法とその評価です。TOEIC公式問題集を2月ごろから少し触っていましたが、本格的に始めたのはもう少し後なので次のセクションで後述します。

2. 慢心サボり期(2025年3月~6月)

3月の頭に受けたTOEICで一定の成果が出た瞬間、私は完全に天狗になっていました。「この調子なら、年内900点は意外と余裕なんじゃないか?」という根拠のない自信が自分の中に生まれていました。

1〜2月は平日でも仕事終わりに少しでもいいから「英語に触れる」という習慣が身につき始めていましたが、気づけば仕事終わりはYouTubeを見て、ダラダラ過ごしたりと、平日の勉強習慣は跡形もなく消え去り、「土日にまとめてやれば最終的に帳尻は合うはず」と自分に言い訳をしていたんだと思います。

当然、現実はそんなに甘くありません。案の定、4ヶ月間で点数は全く伸びず、振り返ってみるととても勿体無いことをした期間でした。この期間のサマリーは以下です。

  • 期間

    • 2025年3月1日~2025年6月30日

  • TOEIC推移:760→765(2025年6月22日)

    • Listening:355→395

    • Reading:405→370

  • 月の平均勉強時間

    • 9時間9.75分/月

主にこの時期に行った勉強法は1~2月から継続的に行なっていた、「英語のハノン」や「英語での動画鑑賞」などです。この時期に新たに始めた勉強が一つだけあったのでその勉強法と、その勉強法に対する評価を次に記載していきます。

  • TOEIC公式問題集

    • おすすめ度:★★★★☆

    • 勉強のやり方

      • 公式問題集を本番と同様の環境で解く。解いた後は採点をして解き直しをする。

      • リスニングの解き直しに関しては、リスニング音源を聴いてディクテーション(音源のみを聞いて聞こえた音源の書き取り)をする。どうしてもディクテーションができない部分は、テキストを見ながら音声を聞いて耳に馴染ませる。ディクテーションが終了後、音源と同時に発音するシャドーイングを行う。ハノン同様、閉本でnaturalスピードで詰まりなく発音して、英語の音声を読みながら頭の中で日本語を介せず情景などが頭に浮かんでくるようになるまで繰り返す。

      • リーディングの解き直しに関しては、適宜、解説や生成AIに壁打ちしながら、解き直しノートになぜ間違えたのか原因を記載する。

    • 感想

      • 個人的にリスニングに関しては、勉強のやり方がとてもマッチしていた感触があったのですが、リーディングに関しては解き直しのやり方などはもう少しブラッシュアップできた気がします。

      • 6月のTOEIC直前に少しやっただけですが、感触通りリスニングの点数は40点Upしており良かった一方、リーディングは逆に-35点となっていることからもリーディングについてはうまい公式問題集の使い方を習得できなかったような気がします。リーディングの解き直し方法はむしろどなたか詳しい方に教えて欲しいです…!

      • 本番同様の実践ができるので、確実にやっていけばTOEICの点数は伸びると思います。なのでTOEIC学習者にとって公式問題集をやるというの選択は間違っていないが、個人的には学習するのに負荷が高く、モチベーションが高い時じゃないとやろうという気持ちになれなかったので星は4つという評価にしました。

3. Immersion Learning期(2025年7月〜9月)

6月末で受けたTOEICで全くスコアが伸びずに絶望してました。
(まあ絶望するほどの努力もしていなかったのですが…笑)
何か根本的にやり方を変えなきゃいけないということを知りつつ、次はどうやって勉強をすれば良いか悩んで、7月前半を過ごしていました。

3~6月で、点数が上がらなかった原因を振り返ると、勉強時間が十分に確保できなかったことでした。なぜ、勉強時間が十分に確保できなかったかというと自分が楽しんで出来るような勉強方法を選択してなかったからだと思います。

私にとって、TOEICの公式問題集で勉強することはハードルが高く、勉強を始めるのに多くの意志力を必要とする勉強でした。なので、意志力のゲージが弱い時には、勉強をしないという選択をとりました。

なので、今回は、弱い意志力でも継続して勉強を続けられるような「楽しみながらできる勉強方法」というのを軸に新たな勉強法を探していました。そんな時に見つけたのが「ユート」さんという方が挙げている以下の動画です。

この動画を見て私の中に衝撃が走りました。「Immersion Learing」という勉強法を使えば「楽しみながら英語が話せるようになるのでは!?」という期待感に満ち溢れました。

「Immersion Learning」とは簡単に説明すると、学習したい言語に文字通り自分を「浸す(immerse)」ことで、自然にスキルを習得する学習手法のことです。この手法の根底には、私たちが赤ちゃんの頃に母国語を覚えたプロセスを再現しようという考えがあります。

さて、前置きが長くなりましたが、この期間のサマリーは以下です。
勉強時間に対してTOEICのスコアは大きくは伸びていないですが、平均的にすこもアップしつつ、体感的にはListeningの能力がとても向上したと思います。

  • 期間

    • 2025年7月1日~2025年9月30日

  • TOEIC推移:765→810(2025年10月19日)

    • Listening:395→425

    • Reading:370→385

  • 月の平均勉強時間

    • 30時間35.3分/月

主にこの時期に行った勉強法と、その勉強法に対する評価をおすすめ度の高い順に記載していきます。

  • Immersion Learning

    • おすすめ度:★★★★☆

    • 勉強のやり方

      • 紹介した「ユート」さんが運営している「English Immersion Academy」という英語学習コミュニティに参加しました。

      • 基本的な学習内容については「英語音声・英字幕でYoutubeやNetflixをとにかく大量に見る」ということになります。

      • コミュニティ内で指定されたYoutube動画であれば、該当動画の動画内で利用されている難単語のAnkiデッキを既に運営側で作成してくれるというサービスがあり、指定のYoutubeを視聴後に該当Youtube動画の中で使われた単語で作られたAnkiで語彙を覚える。という流れで学習をしていました。

      • また、個人的に興味のあるyoutube動画や、netflix上のドラマや動画などを英語音声・英字幕で視聴をしました。視聴する際にはchromeの拡張機能である「Language Reactor」を入れることで、わからない単語や文章は即時に日本語で意味を確認しながら視聴をするようにしていました。

    • 感想

      • 最初はなかなか理解するのに苦労しました。最初の方は比較的優しめの語彙が使われるコンテンツを見ることがおすすめします。ただ、慣れてくると楽しみながら英語音声・字幕でもコンテンツを見れるようになってきました。

      • 私自身は実写版「ワンピース」、「ラブイズブラインド」という恋リアシリーズ、「今際の国のアリス」、「範馬刃牙」など様々なネトフリコンテンツを英語で視聴しました。また、「Mr beast」など英語話者のYoutuberの動画なども沢山みました。

      • Immersion Learningは、楽しみながら勉強をすることができ、自然な英語を日常会話で使えるようになりたいという方にとってはとても良い勉強法だと思っていますが、「TOEICのスコアをとにかくあげたい!」という人にとってはやや遠回りにはなってしまうため今回おすすめ度は星4つとさせていただきました。

4. abceedにall in期(2025年10月〜2025年12月)

10月19日に「Immesion Learning」の勉強を経て受けたTOEICでは810点を取ることができました。個人的にImmersion Leaningでの勉強自体はモチベーションも高く今後も続けていけるという感触もありましたが、約3ヶ月で45点Upしたというペースを考えると、このままImmersion Leaningを続けていても年内に900点という目標を達成できないということが分かりました。

そこで、「勉強方法をまた変えないといけない」と思っていた矢先に出会ったのが「abceed」でした。名前は知っていたのですが、以下の謳い文句を見て「これだ!」となりました。

abceedではおすすめの問題内の最優先 / 優先箇所を1日30問学習すると、1ヶ月間でTOEIC®スコアが96点アップするという実績が確認されています。

「abceed」公式サイトより

「ほんまか?」とは思いつつ、Proプランに契約してabceedに全部賭けてみた結果が以下です。

  • 期間

    • 2025年10月1日~2025年12月31日

  • TOEIC推移:810→865(2025年12月20日)

    • Listening:425→445

    • Reading:385→420

  • 月の平均勉強時間

    • 21時間4.6分/月

勉強時間はImmersion Learning一本でやっていた時に比べて短いですがTOEICのスコアはこの800点台の帯域で、55点Upととても効率よく点数をUpすることができました。次にabceedに対する評価記載していきます。

  • abceed

    • おすすめ度:★★★★★★

    • 勉強のやり方

      • 「おすすめ問題」の 「最優先」の問題をひたすらやり続ける。

      • リスニングを間違えた時は、音源の全ての単語の聞き取りが十分にでき、頭の中で日本語を介せず、情景などが頭に浮かんでくるようになるまで何度も同じ音源を聴く。

      • リーディングを間違えた時は、なぜ間違えたのかを腹落ちするまで納得してから次の問題に進む。不明点があれば生成AIにさらに詳細な解説を聞く。

    • 感想

      • おすすめ度は限界突破の星6にしました。

      • abceedでは常に自分のTOEICの予測スコアが表示されます。また、TOEICの各Partのうち自分がどこが弱いのかなど現在地が細かく可視化されます。また、おすすめ問題を解いて過去に間違えた問題は適切な期間をあけて再出題もしてくれます。ここに書いた通り、ユーザーは「何をどうやって勉強すれば良いのか?」という学習設計に考えを働かせる必要はなく無心におすすめ問題を解いていけば良いです。

      • ただ、おすすめ問題をやるだけなら、つまらないんじゃないか?と思う方もいると思うのですが、ランクシステムみたいに学習を続けていくと自分の予測スコアが変動していきます。そのスコアが変動していくのをみて学習のモチベーションとなっていました。また、TOEIC公式問題集のように一度の2時間とかをぶっ続けで勉強しなくても「とりあえず隙間時間に1問やる」みたいな形を取れるので学習に対するハードルも私にとっては低かったです。

      • 現在時点では、TOEICの点数をあげたいなら「とりあえずabceedをやっておけば良い」という結論に一年間の勉強を通して至りました。

常に意識していたこと

最後に、この一年間で効率よく英語を勉強するために意識していたマインドなどをいくつか書こうと思います。

正しい方向性で努力する

私は努力は裏切ることがあると思っています。
私の考えでは、努力は成功の必要条件ですが、十分条件ではないです。

なので、せっかく多少なりとも努力するなら、それが成功に繋がる可能性を最大化するために、「正しい方向性で努力する」ことを常に意識していました。

具体的には、新しい勉強法を始める前には、その勉強法について十分に調べました。とにかく「何でもいいから英語に触れろ!」「質より量だ!」という考えの方もいると思うし、質に拘りすぎて量が取れてないというのもおっしゃる通りではあるのですが、実際には自分の努力を無駄にしたくなかったので、勉強を進める前に本当に「この勉強方法は正しい進め方なのか?」という調査をしました。

そして、一度自分に合うと思って始めた勉強についても、定期的に自分の今の勉強のやり方について、改善できることがないかを探しました。
その結果、一年間の間で沢山寄り道をしながらも、最終的には自分にあった勉強法を見つけることができました。

常に自分の「現在地」を把握し続ける

次に意識していたのは、常に自分自身の現在の実力、つまり「現在地」を常に知り続けることでした。

勉強を始めたての時は、TOEICの模擬試験を受けたりするのが億劫でした。自分の実力に直視をするのが嫌だったんだと思います。私がかつて受験生だった頃も、自分の第一志望校の過去問を解くと、自分の実力の無さや現実を思い知らされると思い、中々過去問に手をつけることができなかったことを思い出します。

ただ、目指したいゴールがはっきりしていて、現在の実力を測る方法があるなら、まずはしっかりと現実に目を向けて「現在地」を把握することが大事です。

「現在地」を知ることで、「目標との距離」がわかります。
「目標との距離」がわかり、「期日」があると、「計画」を立てることができます。基本的な考え方は仕事のプロジェクトマネジメントと同様です。

具体的には、3ヶ月に1度TOEICのテストを受けるということをルールとして課しました。そのタイミングで、自分の実力を知り、勉強方法を見直す気っっかけにもなりました。

最後に

これらが私がこの一年間に行ってきた「英語学習の全て」です。

残念ながら、目標だった900点には届かなかったのですが、色々と試行錯誤しながら、目標に向かって努力するというプロセス自体がとても楽しかったですし、社会人になった今でもまだ努力できるんだという自信にもつながった一年間でした。

また、一年間の挑戦を終えて、改めて感じていることがあります。
それは、「テクノロジーの発展によって英語学習はより効率的になっている」ということです。

2007年のデータが示す「500時間で200点アップ」という基準は、テクノロジーが今ほど進化していなかった時代のものです。今回、私が240時間で250点のスコアアップを達成できたのは、決して私に特別な才能があったからではないと思います。

  • 「abceed」による最適化された問題演習

  • 「Anki」による忘却曲線をハックした暗記方法

  • 「Language Reactor」による動画中の文章のリアルタイム翻訳

  • 「生成AI」によるわからない文法や文章の解説補強

などなど、こうした複数のテクノロジーを組み合わせることで、私たちはかつての半分以下の時間で、同等以上の成果を出せる時代に生きているということが今回の実験によって分かりました。

まだまだ、私の英語学習は始まったばかりですし、ここまではTOEICスコアUPに全振りした勉強のやり方だったので、実際に英語で実際にコミュニケーションを取ったりなどはまだまだですが、今後も地道に英語の勉強を頑張っていきたいなと思います!

今日の記事はここまでです。
この記事が、これからTOEICを勉強したい人・TOEICに興味を持っている人などの参考に少しでも役に立てば嬉しいです。
ということで今日もここまで読んでくださりありがとうございました!



いいなと思ったら応援しよう!