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松家仁之×堀部安嗣「住宅、そして宮殿――吉村順三ののこしたもの」配信中!(No.1117)

考える人 メールマガジン
2025年7月3日号(No. 1117)

建築に宿る思想、賭けることの意味
 ――編集長のイチオシ

 力作『天使も踏むを畏れるところ』(新潮社)を刊行した作家・松家仁之さんと建築家・堀部安嗣さんの対談「住宅、そして宮殿――吉村順三ののこしたもの」を配信中です。

「住宅建築の名手」として知られる吉村順三は一方で、戦時の空襲によって焼失した皇居の「宮殿再建」にも携わります。その史実をもとにした同書をめぐって話は展開。
 堀部さんが「市井の人々の幸せにつながる建築のあり方を」と語れば、「過去に生きた人たちがどのような人生を送り、何を感じて去っていったのか、これを丹念にたどって描くことでその人を鎮魂する」ことが「小説の役割」と語る松家さん。建築のみならず広く表現論にも通じる対談です。

住宅、そして宮殿――吉村順三ののこしたもの

 デビュー作『日々賭けをする人々 フィリピン闘鶏と数字くじの意味世界』(慶應義塾大学出版会)が話題の文化人類学者・師田史子さん。同書は、フィリピンに滞在しながら、日常的に賭けをする人々をじっくりフィールドワークした労作です。

 その著者の師田さんによるコラム「「賭ける」ことの意味を考える10冊」も配信中です。いわく、「賭けについて考えることは、世界の偶然性について考えることと分かちがたく結びついている」。   

「賭ける」ことの意味を考える10冊

(編集長・金寿煥)(「波」2025年7月号より)

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