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🌱自分を鼓舞して、体育を楽しいと思えた話

次男の低空飛行が続いていた


2学期が始まってから、
次男の出席率は下降の一途をたどっていた。
11月なんて、ほとんど登校できていなかった。

「最初の1歩が踏み出せない」
本人も自覚している。
でも、その感情をどう扱えばいいのかがわからない。
とにかく家から出たくない。
外の世界には“不安”がひしめいていて、
そこに飛び込むなんてとんでもなく恐ろしいこと──。

日を追うごとに、
彼の中の “不安” が増幅しているように見えた。

私自身、「子どもが不登校である」という状況にはもう慣れた…
…はずだった。(慣れていいのかどうかは別として。)
でも、さすがにこうも続くと、
どうしたものかという気持ちがよぎる。

学校は好きって言ってる。
先生も好きって言ってる。
前期は、けっこういい感じで登校していた。

わかってる。
親がどう思ったところで、コントロールなんてできないし、
していいものでもない。
それでも…親だからこそ湧いてくる気持ちはある。
こんな私だって例外ではないんだ。

だからといって、
その不安を子どもに背負わせるのは違う。
そこだけは
私ももうコントロールできるフェーズに来ている。

次男がポツポツと吐き出す心のトゲを、
私はできるだけ静かに受け止めた。

彼の口から出る言葉は、私にとっても軽くない。
本当の意味で理解することはできないけれど
そばにいた分、
想像しながら寄り添うことならできる。

それを続けるしかなかった。


スクーリングが始まる


そして、スクーリングの日々が始まった。
音楽会も参加できなかった次男だ。
内心、私は不安でもあった。

前夜、次男は時間割をじっと睨んでいた。
しばらくして立ち上がり、
「行ける気がしてきた! おやすみ!」と宣言して自室へ。

……そうか。
睨んでいたのは「いやだいやだ」だけじゃなく、
自分の感情と折り合いをつける時間だったんだ。

静かに、でも確実に、
次男は自分をコントロールできるようになりつつある。

スクーリングには私が登校をサポートした。
緊張の面持ちではあったけれど、
帰宅した次男はどこかホッとした表情だった。

「この教科がしんどかった」
「友達と席が離れてた」

多少の愚痴はありつつも
「学校行ったからかな、おなかすいた!」と
いつもの声に戻っていた。

そして体育がある日。
前日は「体育いやだ!」と言っていたのに
帰宅後の第一声は、

「疲れたけど、なんかね、めっちゃ楽しかった」

その言葉を聞いた瞬間、私はホッとした。

元々、長男も次男もスポーツが大好きだった。
次男が「体育が楽しかった」と言えたこと──
それは長男の経験からしても、
我が家にとって “回復” の片鱗に思えた。

夜、長男とふたりになったときに次男の話をすると
長男も同じように言ってくれた。

「体育楽しかったってのは、なかなか! いい傾向やね」

だよね?
そう思うよね?


◇◇◇


スクーリングの後は定期考査も続く。
ずっと休んでいた次男にとっては
学校に向かうだけでも一大決心だったはずだ。
それでも今は、少し波に乗り始めている。

この流れがずっと続くかといわれれば、正直わからない。

続くといいし、続かないかもしれない。
でも、それでいい。

次男は今、自分を鼓舞しながら、自分自身と闘っている。
そして今のところ、自分に負けていない。

その事実だけで十分だ。

私は親として、必要なサポートをするだけ。
後悔がないように、次男を応援し続けたい。


必要な方に届きますように…✨


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