【S4|未来感の編集】AIは新しいのか?---ファッションとの類似性 #1
第1話
「新しいモノはない、あるのは新しいウソだけだ。」
by Kaoru(D4G Works)
1.「新作」という名のタグ
ファッション誌をパラパラとめくっていたら、
「2025年秋冬の新作!」という見出しが目に入った。
シルエットは90年代のオーバーサイズ。
生地は80年代のデニム。
私は思った。
「新しさ」って、タグの付け替えだな。
同じ週に、AIのニュースが流れた。
「最新のGrokが革新的!」
けれど、学習しているのは過去の文章の山。
私はまた思った。
「新しい」って、ただのマーケティングだな。
2.私は「新しさ」にうんざりしている
私は、ファッションの嘘を何度も見てきた。
70年代のベルボトムが「フレアパンツ」として復活
90年代のミニマリズムが「クワイエットラグジュアリー」に名前を変える
私は、AIの嘘も見ている。
1950年代のニューラルネットが「トランスフォーマー」に化ける
1980年代のルールベースが「エージェント」と呼ばれる
私は思う。
違いは、嘘のスピードだけだ。
3.シーラカンスは私の相棒だ
シーラカンスは、私に語りかけてくる。
3億年、「新作」を出さない。
ヒレの形:変わらず
鱗の構造:変わらず
生き方:変わらず
それでも生きている。
私は納得する。
嘘をつかない選択——それが本当のデザインだ。
4.「新しい」の構造を解体する
私は気づいた。
「新しい」には、3つの嘘がある。
過去の否定:「これは古いものとは違う!」
未来の約束:「これは未来を拓く!」
欲の増幅:「これを買えば、あなたも新しくなる!」
あなたも感じているはず。
AIもファッションも、この3つの嘘で成り立っている。
5.嘘を着ないというデザイン
私は思う。
デザインとは、嘘を認めること。
ファッションは、過去を“新しく見せる”嘘。
AIもまた、過去を“新しく見せる”嘘。
シーラカンスは、私に言う。
「嘘をつかない。それがデザインだ。」
私は決めた。
嘘を着ない。
進化しない選択を、デザインする。
次回:繰り返す嘘──トレンドとアルゴリズム
10年周期のトレンドと、AIの学習データの焼き直し。
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「この嘘に気づいたら、スキを。」
進化しない選択を、デザインする。
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