P5Rフォト・エッセイ: ペルソナ5 ザ ロイヤルというシリーズの集大成を2年ぶりに再訪
P5Xを遊ばれた方が、新規でP5Rを楽しまれることもあるようです。ソフトも手頃になっているし、攻略サイトもあるので、時期的にオススメでもあります。Steam版は、PCの処理能力が低いと遊べないことがあるので、お気をつけて(買ってから気が付きました……)

P5Rの主人公は屋根裏のゴミが愛称。先代は番長。その先代はキタロー。ペルソナシリーズの主人公の愛称の中でも、インパクト強い。
P5Rは「心の怪盗団」でターゲットを「改心」させます。心の中の歪んだ迷宮を攻略し、悪人とはいえ本人の意思とは関係なく「改心」させます。その是非は本稿で扱いません。例えば『池袋ウエストゲートパーク』のマコトがギャングのキングや、暴力団の若頭サルなど裏社会の親友と連携し、法律で対応出来ない問題に立ち向かうことと共通する、反逆の物語です。
改心とは?
















徐々にターゲットが大物に変化します。本作のパターンは、この流れの繰り返しです。異世界の力を自覚する敵も出てきます。





関係性(絆)の物語














ペルソナは心の中のもう一人の自分の設定だから、キャラクターとの関係性を、カレンダーシステムのパートでサブシナリオを進めると、











本人の依頼でパレスに行くこともある





モブキャラの汎用パレスでもあるメメントス(ダンジョン)












パレスというメタファー
認知行動療法的な意味での「歪み」が、RPGの3Dダンジョンとして扱われています。心は見ることが出来ないけれど、その人物がどう歪んでいるのか、トラウマは何なのか、世界がどう見えているのか。そんなことを視覚化し、ゲームに落とし込んでいます。視点移動すれば天井を見上げられるような「心の中」を反映した異世界のパレス。
『真・女神転生if...』が1994年。リアルタイムでやり込みました。真・女神転生をやっているので、カジュアルだと感じましたし、金子一馬さんのキャラクターデザインは未来的でおしゃれに感じました。『女神異聞録ペルソナ』も『ペルソナ2 罪・罰』もリアルタイムで体験しました。
P3から、今のスタイリッシュな方向に進み、P4で総合的にバランスが取れ、P5Rが現時点の到達点かもしれません(P3Rもあります)。ペルソナシリーズの6・7と続いて欲しいけれど、妥協せずにクオリティを上げる方々が、納得出来る作品を優先して欲しいです。P5Rはすでに、表現・エンタメとして、古典になりうる作品だと思うから。
ああ、ここに私がいる
こんな友達欲しかった
そう、感情移入出来る、かもしれない、勧善懲悪型の物語です。P5Rで拡張された真のエンディングを経験すると、勧善懲悪だけでなくなる、ビターな作品でもあります。
一生懸命な、いい子達なんです。作品世界では誤解されがちだけど。
カレンダーシステムとパレスが重いから、なかなか会いに行けないけれど、「どうしてるかな」と感じるキャラ達なのです。
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