K-POPの特別感をハースストーンの「マナカーブ」という概念で理解すると社会構造問題が見える件
正直、この問題に関しては、「資本」の論理からすれば親会社のHYBEが最終的に勝利するのは自明で、日本人の特にビジネスマンのコメントは、この視点からミンヒジン氏やNewJeansに対して批判的なコメントが多い印象もあります。
一方で、「クリエイターの権利」の視点から見ると、いくらなんでもやり過ぎではないかという話も多々あるのも事実。
K-POPの特別感は、ハースストーンの「マナカーブ」という概念で説明しやすいです。
さて本作は,実はこのあたりの話がシステムでサポートされている。デッキのバランスを示す指標として「マナカーブ」という概念があるのだが,これは,デッキ内のカードのそれぞれをマナコスト順に並べたときに,それぞれのマナコストに含まれるカードの枚数をグラフにして描かれるカーブのことだ。
引用にあるようにコストが生じます。1ターン目は1マナ。どんな強いカードがあってもマナが足りないから出せません。ターンが進むとマナは1ずつ増えて行きます。つまり2ターン目に出来ないことをすれば「奇跡」です。
K-POPの未成年から芸能を英才教育して、「2ターン目」にもう若くて才能と実力と実績と人気があり、有名ブランドも集まってくるような「引力」を大人が演出します。例えば、ITZYのデビュー作品など、分かりやすいと思う。
産業として未成年にリスクを背負わせているし、NewJeansの例のように大人の事情で仕事出来ない状態に追い込まれる。
これは、K-POPの便利なところだけ利用している状態で、社会構造として不公正な問題だと思う。若さが全てではない。しかし、人気を獲得して仕事を頑張りたい時に、機会損失が起きるのは問題だと思う。
韓国国内の法律はもちろん尊重するけれど、法律の素人として感想を述べると、事務所が随分強いと感じます。想像だけど、デビューしたい未成年やその保護者が法的に立場が弱いことが関係するのなら、今後、業界の自主努力が見られない場合は、法整備を進める必要があるかもしれません。もちろん、専門外だから、個人の感想です。
なぜならば、未成年は契約を結べないから、保護者が責任を負うはずです。そして、才能ある子が何人落ちるか分からないくらい過酷な訓練期間を経て、デビューするのに、その努力や尊厳にリスペクトが無いように見える。
なお、NewJeansは若いから難しいと思うけど焦らないで欲しい。乗り越えたら痛みを分かって上げられるアーティストになる。それに、BoAもテヨンも尊敬され影響力ある世界だから、磨いた芸能は必ずご自身を助けると思う。
また別の具体例だけど、Twiceはミナとジョンヨンがご病気を管理して治しながら、完成度の高い群舞やハーモニーを保てています。
大人の事情とご病気では理由は異なるけれど、理不尽な経験と抽象化すれば、しなくて済むならしたくない経験と言えないだろうか。困難を曖昧にしているのではなく、誰もが経験する問題と接続しやすくしました。
ファンもです。40代後半の私も焦ることはあるけど、20代と比べると待てるようになった。例に出した「マナカーブ」も関係するのかもしれませんね。今、何ターン目なんだろう、私の人生。
もし、あなたの人生、2ターン目で、他人から羨まれるほど「全て」揃ったと思ったら、その2ターン目でバグでゲーム進まないとしたら、あなたはどんな選択をされますか?
Photo by Pixabay:
https://www.pexels.com/photo/black-car-wing-mirror-461890/
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