ポケモンキッズと旅する 第135回 マンムー|山梨県身延町
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第百三十五回、マンムーと身延です。

山梨県南部に位置する身延山に、日蓮宗の総本山として知られる寺院、久遠寺があります。

標高1,153メートルの身延山の中腹、標高400メートル付近に久遠寺が建立されています。

日蓮聖人は1274年、信徒である甲斐国波木井郷の地頭・南部実長の招きに応じて身延山に入山しました。
源氏の血を引く南部実長は、奥州南部氏の祖として知られています。

日蓮聖人が鷹取山麓の西谷に草庵を構えたことが久遠寺の開創とされており、後にこの西谷の旧庵を廃し、自ら「身延山妙法華院久遠寺」と命名して本格的な大坊を建立しました。
この建立に際しては、南部実長が10間四方の大堂を寄進したと伝えられており、地元領主の支援がうかがえます。

1282年、日蓮聖人は療養と両親の墓参のため一時的に身延山を下り、旅路に就きましたが、その途中で武蔵国・池上において61年の生涯を閉じます(⇒第131回)。
約200年後、身延山久遠寺は第11世日朝上人によって西谷から現在の場所へと移転されました。

戦国時代には甲斐国の武田氏や穴山氏の庇護を受け、門前町が形成されていきました。

江戸時代中期以降は一般民衆の身延参りや身延講が盛んになりました。

2009年に落慶式が行われた五重塔は高さ39メートルで、1875年の大火から134年ぶりに復元されました。
初代五重塔は、1619年に加賀藩主・前田利常の母である寿福院の寄進により創建されたものでした。

本堂は総面積970坪という規模で、天井外陣には「八方睨み」の両眼の『墨龍』が君臨しています。

大客殿は仏殿の東に西向きに建つ、入母屋造平入という形式の客殿です。

訪れたのは梅の季節で、境内には濃淡のある紅梅が満開の美しさを見せ、多彩な品種の梅の木が色彩豊かな春の訪れを告げていました。

この時期、しだれ桜はまだ開花していませんでしたが、春には古木が壮麗な花を咲かせ、堂宇と共演する桜の光景は、きっと魅了される風景なのでしょう。
原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。
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