ポケモンキッズと旅する 第235回 ニョロゾ|愛媛県今治市
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第二百三十五回、ニョロゾと今治です。

前回の高知県に続く初上陸の都道府県として今回は愛媛県、今治城です。

今治城は瀬戸内海沿岸に築かれた大規模な城郭で、陸を意識したのみならず海上交通の要衝としての立地が特徴です。

それゆえに今治城は、山上の城や平野の城とも異なり、水際特有の情緒を湛えています。

堀のそばからは潮の香りが漂い、海水が引き込まれた堀は、堅牢な建築と海辺の情緒が調和した趣があります。

海水で満たされた堀では魚の姿も見られ、海と繋がった水の生気を感じさせます。

穏やかな水面には大天守や櫓、そして重厚な石垣が映り込み、城の姿を描き出しています。

風が凪いだ日には、その姿が乱れることなく映り、現実の城と水中の影とが対峙しているかのように見えます。

この城の機能的な設計には、築城を手掛けた藤堂高虎の意図が具現化されています。

関ヶ原の戦いで東軍の一翼を担い、戦功を挙げた藤堂高虎は、その功績と徳川家康からの厚い信頼により、伊予国(現在の愛媛県)の半国を任されました。

この地で瀬戸内海の航路を見据えた築城に着手し、海辺の地形を活かして水運と城郭を一体化させています。

ここで培われた設計思想は、後に藤堂高虎が津城や伊賀上野城(⇒第152回)を手掛ける際にも活かされていきます。

藤堂高虎がこの地を離れた後、当初は養子の藤堂高吉が残りましたが、やがて今治藩主として松平定房が入りました。

以来、今治城は松平氏の居城として江戸時代を通じて続き、明治維新まで藩の中心であり続けました。

水面に揺れる石垣の影には、海とこの地を繋ごうとした城の意図が、瀬戸内から引き込まれた水面へと溶け込んでいるようです。

ということで、今回のキャラ選定理由はとりあえず水タイプでと選びましたが、ここまで潮風が漂っているとは。
もっと思いっきり海と関係したキャラを選ぶべきでしたね・・・。
原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。
ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。次回もお楽しみに。

