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ポケモンキッズと旅する 第143回 カメックス|北海道小樽市

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

第百四十三回、カメックスと小樽です。

運河の街・ミオシティの元ネタ、運河の街・小樽です。

札幌の西およそ40キロメートルに位置する小樽は、石狩湾に面した港町で、北海道開拓の玄関口として発展しました。

明治に入り開拓使が置かれると、札幌の外港として小樽の重要性が高まりました。

手宮~札幌間に北海道初の鉄道が開通すると、小樽港は陸路と海路を結ぶ要衝として急速に発展しました。

石炭などの輸送が増加するにつれて、倉庫から沖合に停泊する大型船への荷物の受け渡しを効率化する必要が生じました。

そのため、海面を埋め立てて水路を残す方式が採用され、堅牢な木骨石造の倉庫群が次々と建設されました。

運河には艀(はしけ)が係留され、沖合の大型船に荷物を積み替える方式が取られていました。

しかし、主要エネルギーが石炭から石油へと転換したことや、大型船が直接入港可能な大規模港である苫小牧港(⇒第109回)の台頭などにより、小樽港の役割は徐々に変化していきました。

船舶の大型化に伴い、運河での艀を使った荷役は時代に合わなくなり、小樽運河はその機能を失っていきます。

やがて、運河を埋め立て道路にする計画も立ち上がりましたが、最終的には南運河の半分を道路とし、散策路とガス灯を設ける折衷案で決着しました。

整備された運河沿いの木骨石造倉庫群は、カフェやレストランなどとして生まれ変わり、夕暮れ時にはガス灯が幻想的な雰囲気を醸し出します。

一方、北運河では昔ながらの運河の幅が保たれ、往時の面影を偲ぶことができます。


原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。

Blastoise in Otaru, Hokkaido 2 (Otaru canal)

ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。次回もお楽しみに。