参政党と私|2022年に出会った希望の光|加瀬伊助
参政党との出会い
参政党は奇跡の党
2020年のコロナによる世界情勢の激変によって、私たちの生活が一変しました。それから、私たち一般市民はわけのわからないままに一つの『穴』に落とされ、じりじりとそのエネルギーを吸い取られるようにして疲弊していきました。
情報は遮断され、個人の発信は潰され、自分たちの生き場を失っていったように思います。そんな2022年の5月に、私はyoutube上にて参政党に出会いました。
そして、参政党を応援することでしか未来を切り開く活路は無いと思って、できる限りの応援をしようと発信をしてきました。
そうこうして迎えた最初の国政選挙が2022年7月の参院選でした。
2022年7月参院選
その時歴史が動いた
2022年7月の参院選に向けて選挙戦が始まりました。
youtubeをみて参政党を知った人々は何かに気づき、一気にそのうっ憤を晴らすべく、爆発的に参政党に期待を込めて集まりました。
現地に集まったのはもちろんのことですが、私の様に自宅から情報を集め、これからの未来を参政党に懸けたいと思う人たちが、ネット上に無数に集合していたのがこの参院選であったと記憶しています。
私もできる限りの情報を集めて、これまでの知識や経験を動画にして発信しながら参政党を応援していました。
中でも印象的だったのが広島や仙台での街頭演説に集まった聴衆の熱狂でした。その他の大都市にもたくさんの聴衆が集まって、参政党に熱狂していたということだったので、驚きと同時に喜びと大いなる可能性を感じていました。
『これは凄いことが起きている』
今の我々の生活空間や世界の雰囲気まで払拭して、一気に変えてくれるような予感めいたものを感じました。
歴史的にも、また、パンデミックによっても政治を考えなくされられた日本国の聴衆が、怒りや不安により爆発し、情報を集めて集結して世界を変えていく未来を予感させるものでした。
特別な計らいによって、ほんの一瞬でしたが時の人『神谷宗幣』さんと話をすることができたことも忘れられない想い出です。
あれだけ熱狂しての選挙の結果は、神谷氏たったの一人当選に終わりました。
また、安倍元総理が凶弾に倒れるなど、明らかに常軌を逸した悪の一手によってこの参院選は幕を閉じました。
『参政党現象』とまで呼ばれ、社会を大きな熱狂に巻き込んだかに見えた参院選は静かに幕をとじ、しかして、日本の政治の根本を明らかに変えていったのでした。
2023年の武田の乱期
何かおかしいことが起きている
参院選が終わってからも、参政党は勢いのままに党勢を拡大していきました。しかして勢いというものは留まることを目指せば挫折し、流れに任せれば乱れるものです。参政党は党勢を一気に拡大し、そして内部から乱れていきました。
2023年の7月に記者会見をし、『何かおかしなことが起きている』という言葉を発した翌月の8月末に、松田代表が辞任する騒ぎが起きます。
これまで表面上に順当にいっていると思われていた党の運営体制に、突如として大きな疑問が投げかけられる形になり、表面的にも参政党の挫折が広がりました。私はこれを受けて参政党を内部分裂から守っていく必要性を感じ、その対策のための情報を集めることに奔走しました。
そうして出会ったのが、『斎翔玄』氏でした。
当時参政党を支持していた発信者などは、7月の会見と参政党の『ゴレンジャー』体制の崩壊によって、急にそのポジション取りを迫られた形になりました。
結果として現体制側と離反側とに分かれて、参政党の方向性をそれぞれの正義で発信していくという流れの中に埋没していきました。
私はyoutubeを中心に現参政党の支持をしつつ発信していたのですが、その時のパートナーだったのが『斎翔玄』氏でした。
彼との対談形式での発信は、お互い発信者としてのタイミングが合致し、楽しむことを前提にしてのものではあったものの、多くの現体制側の支持を集めることができた有意義なものであったと思っています。良き思い出です。

また、2022年末には、2月から始まったウクライナ情勢が大きく動いた時期でもあり、その頃のロシア情勢についてのレポートは、今でも十分通用するこれからの世界情勢の核となっています。
2023年を過ぎても、斎翔玄氏が『武田の乱』と名付けた参政党の内乱は続いていきました。7月の会見以来、不信感が不信感を呼び、多くの人が参政党を離れるということが起きましたが、その間も参政党は支持を拡大しつつ、党勢を大きくしていきました。この頃はまだその過渡期にあったと思います。
付かず離れずの党勢拡大の中で行われたのが2024年4月の衆院選の補選でした。
2024年の衆院選補選、都知事選
4月、吉川りなさんの勇躍
『東京ファイブ』という参政党の政策で2023年に登場した吉川りなさんでしたが、私のイメージとしては5人の中のリーダー格だったと記憶しています。その中には、後の都議選で勇躍する江崎さなえ氏もいました。
結成当初は私も期待していた日本保守党の飯山あかり氏との対決もありましたが、惜しくも落選した吉川りなさんの雄姿は、参政党を不審に見ていた人たちに勇気を与え、後に控えている衆院選の前哨戦としての役割を大いに果たしてくれました。
その時に参政党の応援に回った及川幸久さんの存在も大きかったと思います。
また、この頃には望月まさのりさんや安達ゆうじさんなど、既に参政党の必要なピースがそろってきたという印象も感じました。
7月、東京都知事選
参政党の候補者が登場しなかった都知事選でしたが、田母神俊雄氏が実質の参政党の候補者のような形で参戦したこの選挙でした。そのなかでも特に注目すべきは石丸伸二氏でした。
私はこの頃の参政党の党勢拡大に寄与する可能性はもちろん、石丸氏の影響力は今後に期待できるものという思いがあったため、積極的ではないにしろ、彼を応援する立場をとっていました。
そして、石丸氏を毛嫌いするアンチと参政党の支持者にシンパシーが起こることに非常に懸念を抱いていたのもこの頃です。これは、後の衆院選で大きな誤算となって働きました。
結果としては、小池都政の継続というかなり疑問の残る残念なものとなりましたが、この時同時進行で起きていたアメリカ大統領選挙演説での『トランプ狙撃事件』が、後の世界情勢にも大きな影響を与えることになりました。実質、この狙撃事件が後の参政党の躍進の後押しをすることになります。
2024年11月衆院選
選挙は政治じゃなかった
2022年7月の参院選の時の参政党現象を彷彿とさせるような国政選挙が期待され、同時にアンチの活動も激化するという流れを辿って始まった衆院選でした。徐々にと、選挙の機運が良し悪しに高まっていったのを覚えています。
一昔前の空気のような国政選挙とは全く姿かたちの違ったものになりました。これは日本の政治の成熟そのものといえるものです。しかしそれは、物価は高騰し、世界中のあちこちで紛争や戦争が起き、これからもますます社会が不安化してゆくであろうことを裏付けるものでもありました。そしてこの選挙は、これらを打開するための大きなチャンスだったのです。当然、アンチも暗躍し、人々に不信と苦境が襲い掛かりました。私も大いに奮戦しました。
私は、今回の選挙では特にXを使った広報に取り組みつつ、youtubeでそれなりに情報を発信してきましたが、そこそこの影響力を与えつつ参加することができたと思います。
ただし、影響力の大きなインフルエンサーほどとまではいかず、微々たるものであったことは残念でした。
衆院選が終わって、結果は3名の当選に終わりました。
当選した3名は、後の参政党の躍進の土台を作る活躍を見せますが、結果としては本来の政治を取り戻すには程遠いものであったと思います。
つまりは、実力を全く発揮できなかったということです。私は、この要因は石丸氏を含むインフルエンサーの影響を利用できなかったことにあると結論しました。もちろんその原因はメディアによる『選挙操作』があるからであって、それを受けた広報能力が不可欠であったという話です。
それでいうと、メディアの後押しと石丸旋風を受けた国民民主党が躍進し、政治的改革は『洗い流されて』しまいました。これにより日本は改革が半年遅れてしまった。
また、そうしたインフルエンサーの影響力によって国政が左右されることの危うさも感じるものでした。少数の影響者が政治を作るのではなく、国民が民意により政治を作るという、国民全員参加型とまではいかずとも、せめて国民の民意を大いに反映した形での政治参加を目指すべきであり、インフルエンサーの影響による政治実現の危うさは克服する必要があるとも思ったものでした。
これが今回の選挙の総括になります。
2025年5月参政党フェス
躍進
参政党は衆院選の結果を受けても相変わらずに地道な努力を重ね続けてきました。
その甲斐もあって地方議員は次々と誕生し、ほぼ負け知らずの状態になっていきました。
そして5月、躍進をテーマにして参政党フェスが行われ、私はそれに参加してきました。
フェスの会場とはそんなものだとは思いますが、会場の熱気は本物で、間違いなく躍進するという確信を感じるものでした。圧巻の盛り上がりとイベントのクオリティに驚きつつ、この会に参加した爪痕を残すべくたくさん動画を作りました。
やはりその時の雰囲気を残すことは大事だと改めて痛感します。
参政党は翌々月の7月に見事大躍進を果たすのでした。
2025年6月都議選、7月参院選
圧巻の都議選
地方選挙の中でも最大級のイベントである都議選。参政党はこの選挙で大快挙を成し遂げました。
かつての内乱で揺らいでいた頃の参政党とは違い、2025年の飛躍した参政党は、SNSや各支部の活動、党員の覚悟や教育・研修体制を万全に強化し、今回のこの都議選に臨んだという感じでしたが、圧巻の広報力と組織力で一気に党勢を拡大した感がありました。
私はXのスペースでの応援などをしつつ広報していましたが、私以外の多くの支持者がそれぞれの広報力を身に着け、個々の力を発揮して情報の拡大を相互に実施している様を感じていました。これもすでに始まっているSNS市民革命の進行を感じさせるに十分な状況であったと思います。
それでいて、各個々人の発信力が強まると同時に、その揚げ足をとる方法での妨害や、候補者や聴衆に対する演説妨害も一段と激化していきました。支持者たちもそれに大いに戸惑っていたのは相変わらずの事であったと思います。これは今後の重大な課題となります。
梅村みずほ氏の劇的加入
今回の参院選、MVPは梅村みずほ氏であったと思います。
参政党の低迷の大きな原因はメディアの印象操作と責任のサボタージュによるものです。これを解消したのはもちろんながら、彼女のこれまでのうっ憤をすべて払拭するようにして、参政党に共感して強いメッセージで参政党を鼓舞し続けた梅村みずほ氏は圧巻の存在感を示しました。
その梅村氏に導かれるようにして参政党はさらにその力を発揮して、一丸となって一気に党勢拡大と広報を実施し、結果としてこれ以上ないくらいの躍進を果たしました。
また、象徴的だった神谷代表の最期の芝公園の演説は歴史に残るほどのものであったと思います。圧巻でした。
参政党と私
新しいフェーズへ
私が参政党を初めて見たときにすぐに思い当たったのが『SNS市民革命』の事でした。はじめは確信はなかったのですが、神谷氏のいう政治改革とはまさにこれの事であったと思っていました。それを確認するようにして情報を出し続けたのですが、それこそが私にとっての参政党への期待そのものだったからです。
おそらくは、多くの人がそれぞれの未来を見ながら、参政党に自分たちの未来を期待して、それぞれの想いを参政党に載せてきたことであろうと思います。中には私と同じような思いを持っていた方もいたことでしょう。
参政党は、今日までに計り知れない苦労と痛みを伴いながら成長を続け、この稿で見てきたような軌跡をたどってきました。これは、ひとえに多くの人たちの願いと、その実践による成果であると思います。
しかし、これからもまだまだ成長を続けつつも、新たな妨害者や破壊者が付きまとってくることもはっきりとわかっていることです。そして、組織拡大という名目には、善悪に関係なくそっくりそのままに魔が潜みます。敵を把握しつつ、己の中にある敵にも打ち勝っていかなければならないということになります。
これからの参政党には、成長の中に成果を見つけて、さらなる党の躍進とエネルギーと知恵の集積が必要となってくると思います。そのために必要なのは人材です。それも、特別な人材だけでなく、皆さんそれぞれが換えのきかない人材としてのパーツとなることが求められると思います。つまりは、レベル上げが必要だということです。
私が見てきたところ、『アンチ』はレベルを上げることはできません。ですが、数が多いので非常に厄介です。資金力もまだまだあります。それに対して、参政党に真剣にかかわっていけばいくほど、人は大きく成長することができると思うのです。そして参政党は、その役割をこれまでしっかりと果たしてきたと思うのです。私が参政党に期待するのはそこなのです。
おわりに、参政党はこれからも良くも悪くも目立ち、それにより人々の心は表面にさらされてくると思います。それは、その実が歴史に残っていき、人々の心に残り、この稿の様に人々によって語り継がれていくものだと思います。人に生き様を見られ、語られていく歴史そのものであるということです。皆様には、そのことを心に常において、社会人としての言動をしていってほしいと願います。
〔2025.8.17 加瀬伊助〕
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