かすみを食べて生きる79:本番で一番いい状態が出せるとは限らない
脳梗塞 発症2か月と16日目:リハビリ病院2か月目㉖
・食事:脳梗塞(ワレンベルグ症候群)の後遺症のため、嚥下ができなくなり訓練中。食事はみじん食にとろみつき汁物。首を左に向けると飲める。食事以外の時間は水分、プリン・ヨーグルト程度は食してもよい。
・状態:歩けるようになってきた。終日、館内フリー歩行自立。きょろきょろすると少しめまいがする。
今日は現在の嚥下の状態を確認する第2回嚥下造影検査。
これに向けて1日3度の食事を頑張って残さず食べきってきた。
『かすみを食べて生きる 序文と目次』
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朝ごはん#22

検査がある日も朝ごはんはしっかり食べる。
今日もみじん食。
献立はこちら。
豆腐ハンバーグのケチャップ煮込み
玉ねぎのみそ汁
マンゴーペースト
ソフール
おかゆ
アイソカル100
珍しく朝からしっかりハンバーグ。
ひき肉だけどケチャップと煮てあるからか、口の中でそこまでぽろぽろにならずに食べれた。
所要時間は40分。通常運転。
お昼ごはん#35

検査直前、食べやすいものだとうれしいな。
みじん食、献立はこちら。
しま鯛の煮付け
ほうれん草の煮びたし
南瓜の煮付け
みそ汁
おかゆ
アイソカル100 1本
鯛の煮つけは安定の食べやすさ。
みじん食になって魚の身の肉感を感じられてうれしい。
南瓜の煮付けはミキサーの時は飲みこみにくさを感じていたけど、みじん食になると、口の中でのまとまりもよくぱさぱさ感もないので飲みこみやすい部類になってきた。
でも一口量が多すぎるとつっかえそうなので気をつける。
おかゆはよく噛むと水分と粒に分かれるので気をつけているが、水分と粒に分かれた後、先に水分を飲んで、後残った粒を舌で上あごに押し付けてつぶしてから飲めば引っかかりにくいことがわかってきた。
ただ、少し面倒。
脱おかゆに向けて、何とかしていきたい。
所要時間は45分。まぁまぁかな。
第2回嚥下造影検査
1か月と5日ぶりの嚥下造影検査。
レントゲン室で行う検査で、飲食物に造影剤を混ぜ、それを飲みこむ様子をX線を当てながら動画撮影する。
これにより口から入った飲食物がどのようにのどや食道を通っているのか確認できる。
1か月前の検査では、のどの左側の通りは悪いけど右側は通っていることがわかったため、食事訓練がスタートになった。
私はのどの左側に麻痺があるため、そちら側は飲食物の通りが悪い。
第1回の検査の時それを確認したため、食事訓練は基本的に首を左に向け通りにくい方を物理的につぶして、のどの右側を通すというやり方で食事をしてきた。
正面を向いた状態では水を飲む練習はしてきたが、食べ物はほとんど通していない。
今回の検査は首の回旋なし、正面から。
あ、正面からなんだ!最初は首を傾けて飲んでいくのかと思っていた。
水、みじん食、まめ、ごはんと飲んでいく。
水は多少のどへの残留感があったが、追加嚥下でクリアランスできた。
続いてみじん食、正面で飲んだことはほとんどない。
少し怖い。
食べると少しのどに残留感を感じ、コホンとせき込むと軽くむせてのどにひっかかっていたものが口から出てきた。
次に、まめ、ごはん。どちらものどの左側の下の方に残留感があった。
何度かお茶を飲んで流し込んだ。
その後、おかずをいくつか試した。
中にパイナップルがあり、食べると水分と繊維質なものに分かれた。
先に水分を飲みこみ、後から繊維質をかみつぶし飲みこんだ。
正面、首を傾けてといくつかの方法で確認をしていった。
どうしても最初に正面から始まったのでそこでのどに残留感ができてしまって、その後の検査の時も微妙に引っかかりがある状態となってしまった。
できれば今やれている事から確認して、一歩先の検査はその後にやりたかった。
でもこれは試験ではなく検査。
今回の検査の焦点は正面でどれだけ飲みこめるか。
検査で一番いい状態を見たところで、普段がそれ以下なら実態に合わない評価になってしまう。
消化不良感は、飲みこみのできないのどで飲みこんだ。
結果発表
結果としては、1か月前より良くなっているとの事だった。
全体的に喉の残りは少なくなっていて、残ってもお茶などでクリアランスができている。
また正面の嚥下はまだ何回か追加嚥下が必要だけど、左も通っている事は確認できた。
首を左にむければごはんの飲み込みもいけたので、明日からお昼だけ常食に挑戦。
常食の訓練と正面での嚥下を訓練して、半月後の退院を目指すことになった。
結果自体は自分の感覚と大きなずれはなかった。
動画をみせてもらったところ、確かに1か月前より右ののどを食べ物が通るスピードが速くなっていた。
大丈夫、ちゃんと進んでいる。
夕ごはん#15

夕食もみじん食。
献立はこちら。
ささみの卵とじ
高野の煮物
じゃが芋のみそ汁
おかゆ
アイソカル100 1本
出た!高野の煮物!これは現在私の中で食べにくい食材トップ3に入る難敵。
噛んでも噛んでもぱさぱさでのど通りが悪い。
そして無理して食べなくても、豆腐を食べればいいのではないかと思ってしまう。
たぶん、我が家の食卓には上げない。
汁物のとろみを使って慎重にいただく。
高野と比べるとささみの卵とじは食べやすく感じた。
所要時間は40分。
検査後の疲れがたまった状態では健闘した。
ーー振り返って
2回目の嚥下造影検査でした。
個人的にベストを尽くせなかった感がありましたが、状態は良くなっていました。
退院の具体的な日程の見通しも出てきました。
残り半月。
やるべきことを整理してやっていく必要がありそうです。
とはいえ、検査はひどく疲れました。
