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かすみを食べて生きる78:しびれとの向き合い方

脳梗塞 発症2か月と15日目:リハビリ病院2か月目㉕

食事:脳梗塞(ワレンベルグ症候群)の後遺症のため、嚥下ができなくなり訓練中。食事はみじん食にとろみつき汁物。首を左に向けると飲める。食事以外の時間は水分、プリン・ヨーグルト程度は食してもよい。
状態:歩けるようになってきた。終日、館内フリー歩行自立。きょろきょろすると少しめまいがする。

みじん食を食べ始めて5日目。
明日はいよいよ現在の嚥下の状態を確認する第2回嚥下造影検査を控えている。

『かすみを食べて生きる 序文と目次』
<発症2か月と14日目:リハビリ病院2か月目㉔
発症2か月と16日目:リハビリ病院2か月目㉖>

朝ごはん#21

おかゆアート:困ってる

今日も朝ごはんはみじん食。
献立はこちら。

  • 冬瓜のあんかけ

  • 白菜のみそ汁

  • マンゴーペースト

  • ソフール

  • おかゆ

  • アイソカル100

冬瓜はとろとろで食べやすい。
冬瓜なのに夏野菜なのは不思議。
みじん食になって朝食に汁物がつくようになったので、すべてのメニューが甘い、という状態は起きなくなった。
ありがたい。

所要時間は40分。いいぞいいぞ。

お昼ごはん#34

おかゆアート:がんこ者

なぞのひき肉っぽいものの塊。なんだろう。
献立はこちら

  • 麻婆豆腐

  • 小松菜の煮びたし

  • みそ汁

  • おかゆ

  • アイソカル100 1本

麻婆豆腐。ひき肉は口の中でもぽろぽろになりやすい。
随時汁物のとろみを足して慎重に食べる。
小松菜の煮びたしは繊維を感じるものの、和え物に比べれば煮ている分繊維もやわらかい。

所要時間は45分。
注意ポイントが少しずつわかってきた感じがする。
ただみじん食は飲み込む時、のどに力をぐっといれて頑張って喉を通している。
少し、無理をしている。
気づかかないうちに誤嚥をしていないか怖い。
脳梗塞発症2日目にかかった誤嚥性肺炎には、もう2度となりたくない。

カロリーを求めて#2

食事だけでは足りない栄養を、おやつで摂る試み。
本日はこちら。

ジャージー牛乳プリン

牛乳プリン。大好き。もちろん食べやすい。
カロリーは129kcal。タンパク質4.4g。
昨日のBIgプッチンプリンと比べて量が小ぶりなのでカロリーもそこまで高くない。
楽に食べれるのはやはりポイントが高い。

しびれとの向き合い方

作業療法は今日も代打の綿谷さん(仮)。
前に入ってくれた時に、右半身のしびれを相談していた。
最近綿谷さん(仮)の作業療法のお師匠さんに会いに行く機会があったそうで、脳梗塞由来のしびれの対策について聞いてくれたらしい。
そこで出てきたのが「タクティール®ケア」。
スウェーデン発祥で、1960年未熟児ケアとして看護師らによって始まったタッチングケア。
押したり揉んだりせず、優しく包み込むように触れる。
これを応用して自分の手で自分の身体にできないかという試み。

私の場合は右半身にしびれがあるので、左手で右腕のしびれに対してやってみる。
左手で右手首を包み込む。
5本の指には力を入れず、手のひらに少し力を入れる。
左の手のひらで包んだ右腕の筋肉を軽く引っ張り5秒数える。
5秒数えたら、左手の指をゆっくり開き、手のひらが右腕から離れないように心臓側に少しずらして、また手のひらで包む。
ゆっくりじわーっと、感覚を感じながらやっていく。

これでしびれがすっきり取れるというものではないのだけど、とても不思議。
手が当てられた部分が、当てていない時とは違う感覚になる。
少しづつずらしていくと、しびれの強さが場所によって違うことがわかってくる。
ここが今一番しびれが強いな、というポイントを包んだ後そっと手を離すと、少ししびれが落ち着く感じがする。

一つのやり方を紹介してもらったけど、これは技術が必要なものだと感じた。
おもしろい。
機会があったら学んでみたい。

夕ごはん#14

おかゆアート:そろそろ眠い

夕食もみじん食。
おかゆはそろそろ眠たそう。
献立はこちら。

  • しいらの生姜煮、キャベツボイル添え

  • さつま芋とりんご甘煮

  • 麩の清汁

  • おかゆ

  • アイソカル100 1本

昨日の鯛に続きしいら。お魚は食べやすい。
さつま芋とりんごも軟らかく煮てあるのでのど通りがいい。
でも、これ!清汁の中の葉っぱ!これはあかん。
のどにひっかかる。
(後日聞くと三つ葉を刻んだものだった)
この細かく刻んで中に混ざっているものは注意が必要。

所要時間は45分。清汁でやや苦戦。


ーー振り返って

明日の嚥下造影検査で、どの程度飲みこめているか、誤嚥なく飲みこめているかを確認できれば、退院への具体的な日程が出てくる見通しです。
みじん食を5日ほど食べてきましたが、現状では少し頑張って食べています。
ものによっては喉への残留感もあり、お茶を飲んだり、食後にうがいで何とか吐き出したりしていました。
ちょっと無理をしていましたが、のどに食べ物を通していくことが一番のリハビリだったので、ここはしんどくても頑張りどころと思っていました。
しんどいけれど、見た目で料理がわかって噛んで食べることができることの喜び。
これは毎食文字通り、噛みしめていました。

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