【大相撲】千秋楽 『神送りの儀式』
大相撲の千秋楽に行われる、
『神送りの儀式』をご存知ですか?
今回はその『神送りの儀式』について紹介します!
【『神送りの儀式』とは】
『神送りの儀式』というのは、
場所前日の『土俵祭』でお迎えした神様に、
千秋楽の表彰式終了後、お帰りいただくための儀式です。
『土俵祭』については
こちらの記事をお読み下さい⬇️
具体的には、
まず、『神送りの儀式』に先立って、『新序出世力士』による「手打式」が行われます。
その後に、行司の「胴上げ」が行われます。
この『胴上げ』が『神送りの儀式』にあたります。
『新序出世力士』とは
本場所中に『前相撲』を行い、『新序出世披露』を終えた、いわば『力士の卵たち』のことです。
彼らは翌場所から番付表に名前が載ることになります。
参考までに、
令和八年初場所の『新序出世披露』の動画をご覧ください!⬇️ (3分19秒)
【実際の『神送りの儀式』】
『神送りの儀式』は、先述の通り『手打式(三本締め)』からの一連の流れで行われます。
実際の動画をご覧ください⬇️ (2分2秒)
・『新序出世力士 手打式』
『新序出世力士』が土俵に上がり、呼び出しさんの拍子木に合わせて、会場に残っているお客さんと一緒に『三本締め』を行います。
・『神送りの儀式』 胴上げ
『土俵祭』でお迎えした神様に、
お帰りいただくために行われるものです。
『新序出世力士』が
『行司』を3回『胴上げ』します。
胴上げされるのは
『土俵祭』に祭司として参加した行司のうち、最も格下の行司(十両格)だそうです。
「御幣」を手にした行司が、神様の『依り代』となり、新たに出世した若手力士たちの手によって3度胴上げされます。
この『胴上げ』により、
『神送りの儀式』は終了となります。
神様をお迎えする『土俵祭』と比べると、
とてもあっさりしていますね。
そして、これにて
本場所の全日程が終了となります!
【『鎮め物』の掘り起こし】
神様をお送りしたあと、場内は後片付けと清掃が始まりますが、
土俵上では、『土俵祭』にて土俵の中央に埋められた『鎮め物』の掘り起こしが行われます。
『鎮め物』とは、「土俵祭」の際に
力士の安全や興行の無事を祈願するために縁起物の供物を土俵に埋めたもので、
『勝ち栗・榧の実・昆布・するめ・洗米・塩』の六品です。
その土俵に埋められた『鎮め物』の掘り起こしの際の動画もご覧ください!
こちらは、昨年2025年五月場所の「掘り起こし」の動画となります⬇️ (4分24秒)
掘り起こされた『鎮め物』は、
後日『野見宿禰神社』に奉納されるとのことです。
【おわりに】
千秋楽の『神送りの儀式』
いかがでしたでしょうか?
YouTubeには動画がたくさん上がっていますが、NHKのTV中継で放送されることはほとんどありません。
そのため、
ご存知ない方も多いのではないかと思います。
また、『神送りの儀式』は知っていても、『土俵祭』から続く一連の流れまでは知らなかった、という方もいらっしゃるかもしれません。
この機会に、神様をお迎えする『土俵祭』と、神様にお帰りいただく『神送りの儀式』が、
一対の儀式として行われていることを知っていただけたら嬉しいです!
実は私はこの五月場所に関して、
・場所前の5月1日の『稽古総見』
・場所開始前日の『土俵祭』
・24日の『千秋楽』
の、3回両国国技館に足を運びました。
『稽古総見』に始まり、『土俵祭』から千秋楽の『神送り』まで、私自身が相撲の一連の流れを通しで見ることができた貴重な機会となりました!
ということで、
今回も、最後までお読みいただき
ありがとうございました!
・関連記事の紹介
『神送りの儀式』と対になっている
『土俵祭』の記事も是非お読み下さい!⬇️
・関連動画の紹介
「土俵祭」で『鎮め物』を土俵に埋める際の動画です⬇️ (1分15秒)
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