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居続ける人、動く人。転職4回で気づいた会社との距離感

アラフィフにして、転職は4回目。
といっても、そのうち2回は吸収合併で会社が変わっただけなので、実質は2回。いくつかの会社を見て、いろんな人と出会ってきて、最近ふと思ったことがあります。


転職せず、その場に居続けた人が、案外いいポジションにいる!


ということ。アラフィフくらいになると、
「え、この人が?」と思っていた人が、取締役に名を連ねている、なんてこともある。なんか、すごいなあ、と。ここでいう“すごい”は、「あのレベルでそこまでなれるんだ」という、上から目線な自分込みの感想です(笑)

でも最近は、単純にそうやって見なくなりました。大人になったのかもしれません(…遠い目で)

で、今ははっきり思っています。


居続けること自体が、ひとつの強さなんだと。


会社との付き合い方は、人それぞれ


会社一筋で生きる人もいれば、働くことはお金を稼ぐ手段と割り切る人もいる。40代になってやっと気づきました。20代の頃、「なんであの人あんなに悠然としてるんだろう(悪く言えばのらりくらり)」と思っていた人も、実は意図的にそういう人生戦略を取っていたのかもしれない、ということに。もちろん、そうじゃない人もいるけれど(..それはそれで、、、)


仕事で名を馳せたい人もいれば、
会社を居場所のベースにしている人もいる。
どれが正解、という話ではありません。


結局、「自分の人生の中で、働くことにどんな価値を置いているか」なんですよね。そのスタンスによって、会社への依存度も、関わり方も、頑張り方も、全部変わってくる。だから、本当はどれも尊重されるべきなんだと思います。


それでも、私が大事だと思っていること


ただひとつ、会社員である以上、大事だと思っていることがあります。

給料に応じたパフォーマンスを出すこと。

それ以下はもちろんダメ。でも最近思うのは、「それ以上も違うのでは?」ということ。


この感覚に気づけたのは、おそらく副業を始めたから。ゼロから自分で稼ぐ経験をしてみたからだと思います。


会社って、個人の自己実現の場というより、組織として社会に約束を果たす場所。株主だったり、顧客だったり、社会だったり。いわゆるミッションを果たすための装置です。

そのミッションを達成するために部署があり、チームがあり、その中の一員として個人がいる。個人に課されているのは、組織単位で与えられている任務を果たすこと。


それ以上でも、それ以下でもない。


会社員だけを長くやっていると、この構造を意外と忘れてしまう気がします。

頑張りすぎることは、本当に正義?

例えば、草野球チームに大谷翔平レベルの人が入ってきたとします。ものすごいプレーをしてくれる。確かに、周りは助かる。でも、そのチームが大谷の年俸を払うかと言えば、払わない。それは意地悪でもなんでもなく、そのチームの構造がそうだから。


会社も、ある意味同じです。会社のフェーズ、部署の役割、ポジションの給与レンジ。その枠の中で求められている成果がある。それを大きく上回り続けても、構造そのものが変わらなければ、評価も報酬も比例しない。

むしろ「そこまで求めてないよ」となることすらある。頑張りすぎる人ほど、「自分がどれだけやったか」を主張したくなる。でも会社は個人戦ではなく、組織戦。この前提がズレると、だんだんしんどくなる。


居続けることも、立派な戦略

転職せず、その場に居続けた人が上にいる。少し、モヤっとも、しました。「え、この人が取締役?」と思っていた自分。今振り返ると、あれは完全に上から目線でした。


転職して外を見てきた自分のほうが、いろんな世界を知っている、とどこかで思っていたのかもしれません。でも、外を見る強さと、同じ場所に立ち続ける強さは、まったく別物。


長くいることで身につくものがある。

組織の文脈を読む力。
人間関係の地雷を踏まない力。
上との距離感。

そして何より、「ここでやっていく」と腹をくくる覚悟。それを何十年も積み重ねた結果が、取締役という肩書きなのかもしれない。転職人生を歩んできた私から見ると、それはそれで、ひとつのすごい景色です。

転職って、実は自然現象かもしれない


今、めちゃくちゃ悩んでいる人には、これだけは伝えたい。転職って、振り返ると「気づいたら転職していた」くらいの自然な流れで動いていることが多い。私自身もそうでした。

悩んで、悩んで、立ち止まっているときは、まだ期が熟していないことが多い。何かの力が働くときは、本当にスルッと動く。ご縁だったり、タイミングだったり、自分の腹の底の覚悟だったり。だから今ぐるぐるしている人は、焦らなくていい。


動くときは、ちゃんと動く。

会社と、どう付き合う?

転職する人が正しいわけでもない。
居続ける人が正解なわけでもない。

どちらも戦略。最近の私の答えは、わりとシンプルです。会社では、給料に応じたパフォーマンスを静かにきちんと出す。それ以上のエネルギーは、自分の人生側に回す。副業でもいいし、学びでもいいし、家族でもいい。

会社の外に「回収先」を持つこと。

私はそれを副業という形で持ちました。会社では契約内のパフォーマンスを出す。でも、自分の可能性やエネルギーは会社だけに預けない。その線引きができると、不思議と心がラクになる。全部を会社で証明しなくていい、と思えるから。これが今の私にとっての「整える働き方」です。


正解は、きっと人それぞれ。

正直に言えば、私はずっと「動く人」のほうが強いと思っていました。でも、居続ける強さもあると認めたとき、少しラクになった。

正直になってよかったことは、自分の働き方を、他人と比べなくてよくなったことです。  

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この記事は、noteの企画
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働き方に、正解はない。
でも、いろんな人の視点を読むと、
少しだけ視界が広がる気がします。


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