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月収0円の専業主婦でも、家庭の救世主になれる話

毎朝たった5分の小さな行動。

これだけで、私は家族の運命を変えた(と思っている)。

大げさに聞こえるかもしれない。

でも本当に、たった5分。

特別な道具も、お金も一切かからない。

これは、ヨーロッパで起業したばかりの夫を持つ専業主婦の私が、「明日どうなるかわからない」という不安の中で偶然たどり着いた、小さな習慣の話だ。


先に言っておきたいことがある。

この記事は、怪しいセミナーへの勧誘ではない。

最後のほうで「続きは有料noteで!」とかも言わない。

ただ、もし今、日々の暮らしに漠然としたモヤモヤを抱えていたり、「何かを変えたいけど何をすればいいかわからない」と感じていたりするなら。

この話が、ほんの少しヒントになるかもしれない。

読み終わったあと、「明日から、ちょっとやってみますか~」と思ってもらえたら、それだけで充分だ。



前提:私は月収ゼロの専業主婦


夫はヨーロッパで起業したばかり。
今年一年はまさに種まき期。営業活動や顧客獲得に向けて、毎日奔走している。


私はというと、そんな夫を支える内助の功として、影となり日向となり、子育てにも家事にも奔走する——

そう。
専業主婦の鑑。


……などには当然なっておらず、いまこうしてnoteを書くためにせっせとキーボードを打っている。


私は専業主婦で、収入はゼロ。


つまり、稼ぎ頭である夫の仕事状況によっては、1カ月後には日本へ強制的に本帰国となる未来だって十分にありえるのだ。

でも、私はのんきに構えていた。



去年の大みそかにヨーロッパへ引っ越してきてから、あっという間に春が来て、夏になったから。


毎日が続いていく。当たり前のように。

だから私は疑うことなく信じていた。

「きっとこの生活はこのまま続いていくんだ」と。


その「当たり前」が崩れた日


ある夏の日。

夫が深刻な顔で帰ってきた。

「やばい、仕事がなくなりそう……本気で日本帰らないといけないかも」

「……え」


それ以上、言葉が出てこなかった。

あれだけ来る日も来る日も、「同じ人間とは思えない」とある種引くほどのエネルギーで、しゃかりきに働いていたのに。


それでもダメなのか。
なんて世知辛い世の中なんだ。

胸が痛んだ。
なんとか力になりたかった。


「あたしが今すぐウン千万稼いでやんよ」と言えたら。

「安心しな、実は今ここに1000万あります」と差し出せたら。

どんなによかっただろう。

しかし、私にはこの生活を維持できるほどのものを、何一つ持ち合わせていなかった。

私には...私にはなにができるだろう。


そこで取り組んだのが、

床の水拭きだった。(なんで)


なぜ水拭きだったのか


YouTubeのアルゴリズムは怖い。
今の気持ちに寄り添った動画を、絶妙なタイミングですすめてくるからだ。

私がちょうど夫のことでヤキモキしていたとき、YouTubeを開いたら、突如こんなサムネが現れた。

「これだけ試して!どん底からの脱出」



おそらくスピリチュアル系の動画だろう。

正直、私はスピリチュアルな話をあまり信じていない。これまでの私だったら、視界にすら入らなかったかもしれない。


でも、この時ばかりはどうしても気になった。

どん底から脱出したい。(夫が)

そのためなら、どんなことだって私はする。(楽なら)

そして、

気付けば、その動画をタップしていた。



動画ではこんなことを言っていた。

「一週間、できれば一か月…朝の10分でいいので、玄関からそこに続く廊下を水で雑巾がけをしてほしいんです」


えーーーーー???

まじ?


それだけ…?

それだけで、本当にこの苦しみから解放されると…?

でも、1か月かあ。

長いな…。



しかし、私の心の声が聞こえていたかのように、動画の主はこう続けた。

「10分あれば十分に終わります。
(ボソッ)早い人は1週間ぐらいで効果が出始めるので…
なので、朝の10分、1週間か2週間でいいので...!」

私は、そのボソッと発言を聞き逃さなかった。


ちらっと、玄関を見やる。

うちの玄関の場合、おそらく5分もあれば終わるだろう。

1週間か。

1週間でなにか効果が出るなら、私にも夫にもwin-winだ。(なにが)

よし。やってやろうじゃないか。


ちなみに、その動画を見たのは昼過ぎだった。

動画主がやたらと「朝」を主張してくるので、まあ、水拭きは明日からでいいだろう。

こうして私は、翌朝から水拭きを始めることにした。


始めて2日後に起きた変化


子どもを学校に送り出してから、せっせと毎朝雑巾で床を拭いた。
そしたら、始めて2日後くらいに、夫が嬉しそうに帰ってきてこう言った。


「大きい案件が取れそう」


「……え」


それ以上、言葉が出てこなかった。

ちょ、え?
水拭き、え?

ま、まだ1週間どころか2日しか経ってないのに...?

思わず玄関を見やる。
なぜだ。玄関から廊下まで、ピッカピカに光り輝いて見える。


幸運の女神的な方が降臨なさった...?(大いなる勘違い)


すごい。水拭き、すごい。


たかだか水拭きをしただけだが、夫の力になれている気がして嬉しかった。

まるで、正体を明かすことのできないヒーローにでもなっている気分。

その日以降、私は毎朝の水拭きを欠かすことはなかった。


水拭きの偉大なる効果


ここで、私が感じた水拭きの効果をあげていこう。

①いいことが連発する

そもそも「水拭きをするといいことがある」と思い込んでいるからか、日常の些細な「いいこと」が目につくようになった。

結果、いいことが連発しているような気になる。

気のせいかもしれない。

でも、この「気のせい」は気のせいなままでいい。

②全部自分のおかげな気がして気分がいい

家がピカピカになったのも、夫の仕事がうまくいっているのも、全部自分のおかげな気がする。

単純に、気分がいい。

気分がよくなると、私の機嫌もよくなる。

今日も私はこの家の平和を守ったヒーローなのだと。

③ ①と②の相乗効果で、家族にやさしくなれる

たとえば、せっかくきれいにした玄関周りを、子どもたちが脱ぎ捨てた靴から飛び出てきた砂で汚されたとする。

いつもの私なら、心の中で「おいおい、何してくれてんだ」と舌打ちしていた。

でも、水拭きヒーローと化した私は違う。

Nanobanana Pro作。すごーい。


と、広い心(?)で対応できてしまうのだ。


そして、家族に幸せが訪れた


そうして、積み重なった相乗効果で最終的に——


「この家は、ママの機嫌にかかっている」


と、たまにボソッと漏らしている夫が喜び、子どもたちは安心して家での日々を過ごせるようになった。(母親が諸悪の根源説)

夫のためにと思ってはじめた水拭きだったが、最終的には家族全員に幸せをもたらしていた。



結局その後、夫は無事その案件を受注できた。

わが家は夏以降もヨーロッパで暮らすことが延長され、今もなおここで暮らしている。

日々悪戦苦闘しながらも、新天地でたくましく頑張る夫を支えるべく。

家族が今日も元気に過ごすために。

水拭きヒーローとして、私はこれからも家でぬくぬくと家庭を守っていく。


ちなみに、最初の1ヶ月は毎日水拭きを続けたのだが、細く長く習慣化させるために、今は週3日くらいにしている。

これは決してめんどくさくなったわけではない。

ヒーローには休息も必要なのである。


未来の当たり前にしたいこと


私が未来の当たり前にしたいのは、この「朝5分の水拭き」だ。

水拭きそのものに不思議な力があるのかどうかは、正直わからない。

ただ、毎朝床と向き合う時間が、私の心を整えてくれる。

「今日もちゃんとやった」という小さな達成感が、一日を少しだけ前向きにしてくれる。


そして何より、日常の些細な「いいこと」に気づけるようになる。

起こるいいことが全部、自分のおかげだと思える。(大いなる勘違いだとしても、それでOK)


この小さな習慣を、来年も、再来年も、続けていきたい。

それが私の「未来の当たり前」だ。


というわけで。

もし日々の生活にモヤモヤがあるなら、ぜひ1週間だけでいいので床の水拭きをやってみてほしい。

昨日よりも少しずつ、幸せに満たされる日が増えていくはずだから。


👉「何者でもない自分」に価値はあるのか、と謎の焦燥感で辛くなった日々。 その考え方を変えたきっかけについて、こちらの記事で書いています。


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