「今年こそは何者かになる」と誓うのをやめた話
毎年1月になると、無性にこんな気持ちにかられる。
「今年こそはビッグな何かを成し遂げる」
そのために、何か始めたい。
自己投資したい。
今年こそは、ちゃんと続けると誓うから。
そう誓って、年明けにまずしていたことと言えば——
・「食生活アドバイザーの資格を取る!」とユーキャンに申し込む
・「英語ペラッペラになってやんよ!」とNative Campに入会する
しかし、悲しきかな。
だいたい月末にはこうなる。
・教材は開かれないままデスクの端に放置
・レッスンは受けることなく、開きもしないメルマガだけがむなしく届く
そして、気付けばまた年が明ける。
もうね、こんな自分には飽き飽きしたわけです。
だから今年は違うことをした。
今年は夢に向かって「なんとなくそれっぽいもの」に課金をせず、
今年やりたいことを100個書いて、AIに見せてみた。
そしたら、人生初ばりに新年から自分アップデート完了。
私が本当に求めていた理想の幸せが、分かったのだ。
今年は課金をやめた
「今年は無駄金になると分かっている投資は絶対にしない」
そう決めた。
でも、新年のあの血沸き肉躍る「なんかしたい衝動」は抑えられない。
新しいことをしたい。
なんでもいいから、人としてアップデートできることをしたい。
そんな時、ネットで見つけたのが
今年やりたいことを100個書く
という新年行事だった。
2月3日の節分までに書き上げるといいらしい。
これならお金は一切かからないし、やってみるか。
そう思って、私は3日間かけて100個書き上げた。
ちなみに、この記事はリスト作成にとても参考になったのでおすすめ。
100個書くのは、想像以上に大変だった
最初の20個ぐらいは楽しい。
【旅行】
・エジプトのシャルムエルシェイクへ旅行に行く
【私生活】
・AIを使わずにWhatsAppでやりとりする(英語で)
【お金】
・お金に困らない生活をしている
こんな感じで、最高の人生をイメージしながら、ワクワクして書ける。
でも、
50個を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなる。
「待てよ。このカテゴリーで合ってるのか?」
よく分からなくなり、もはやカテゴリー分けを放棄。
思いつくままに書きなぐりだす。
さらに、
「これは『やりたいこと』なのか?それとも、ただの『To Doリスト』なのか?」
という疑心暗鬼にかられ、己を信じることが困難になってくる。
そして、60個を過ぎるころには——
ついにやりたいことが浮かばなくなり、一旦こうなる。

こういう茶番を3日ほど繰り返して、
ようやく「今年やりたいこと100」が完成した。
でも、100個書きあげてみてふと疑問に思う。
これだけじゃ、なんか物足りねえなあ。
確かに100個書ききった達成感はある。 でも、まだ何かが満たされない。
100個も書けば私の思考回路とか分かったりしないんかな?
深層心理の奥深くに潜んだ、私の真の野望みたいな。
自分でも気づかなかった視点とか。
ああ、そうか。
自己分析したら、面白そうじゃん????
思い立ったが吉日。
いでよ、chatGPT!!!!!!!!(召喚)
そして、こんなプロンプトを投げてみた。
やりたいことリストを作りました。
このリストを見て、
・どんな価値観を持っている人か
・どんな人生を送りたい人か
・今、大事にするとよさそうなポイント
を、やさしい言葉で教えてください。
送信!!!!!!!
そうすると、何が起きたか。
ふわっとしていた理想の未来が、明確になった
画面に表示されたのは、 私のやりたいことを分野ごとに美しくカテゴリー化した分析結果。
そして、その奥にある「価値観」の言語化。
読み進めるうちに、執念深く思っていた理想
(主にお金に困らない優雅な生活をしている自分)が
くっきりと浮かび上がってきた。
そして、さらに感動したのが——
え~!私ってそんなこと考えてたの!?
と、思考がスッキリすること。
整体の帰りばりにスッキリする。
自分の中にあった「なんとなく」が、
「はっきりスッキリ」に変わった瞬間、
ものすごく幸福感に包まれた。
参考に、私に対するchatGPTの回答を一部抜粋。
このリストから見える「理想の生き方」
あなたが目指しているのは、
忙しさや不安に振り回されず、
学び続け、創り続け、
家族と人間関係を大切にしながら、
「今日もいい一日だった」と思って眠れる人生。
派手ではないけれど、
密度が高く、誇りを持てる生き方です。
私の理想の世界線、めっちゃ清らかやん。
まぶしいほどに、聖人君子やん。
最初は笑ってしまった。
占いみたいで楽しいな、と。
でも、何度も読み返すうちに、 じんわりと温かいものがこみ上げてきた。
そうか。
私が本当に手にしたかったものは、
「何者かになること」じゃなくて、
「今日もいい一日だった」と思えることだったんだ。
その気づきが日常に与えた変化
それから不思議なことに、
「こんな今日でもいいんだな」
そう思えるようになった。
確実に、生きやすくなったのだ。
例えば、休日。
「ちょっとお昼寝~」と横になって、気づいたら2〜3時間経過。
外は夕暮れだった時。
例えば、平日。
子どものお迎えまでに、 買い物行って、軽く筋トレして、ヨガもして...
そう思っていたことを1つもできずに、 ダラダラと過ごしてしまった時。
以前なら——
「一日を無駄にしてしまった...」
そう思って、自己嫌悪に陥っていた。
でも、今は違う。
それは「無駄な時間」じゃない。
その時間に、私は私のやりたいことをやっていた。
それが昼寝だろうと、
漫画を永遠に読み漁っていたのだとしても。
はたからみれば、くだらない、なんてもったいない1日。
そう思われるかもしれない。
でも、私にとっては、
「やりたいことができた良い一日だった」
と前向きに考えられるようになった。
(都合よすぎる解釈だなんて言わないでっ)
不思議なもので、
「まあいっか」と前向きに思えると、
翌日はちょっと頑張れたりする。
そうすると、頑張った自分に少し嬉しくなる。
また明日もやれそうな気がしてくる。
そういう日を一日一日積み重ねて、
「ちょっと頑張ったあたしすごくない?」と思える瞬間を
少しずつ増やす。
そうすると、きっと人としてアップデートしているのではないかと。
うん、これだ。
これでいこう。
そんな1年にしよう。
そう思えたのだ。
ウェルビーイングな時間
やりたいことを100個書いて、AIに問いかけて、 自分の価値観を見つめ直した、あの3日間。
「今の私」を知って、
「なりたい私」がハッキリ見えて、
「これでいいんだ」と思えた時間。
振り返ってみると、あの3日間は、 まさに私にとっての「ウェルビーイングな時間」だった。
周りがどうとかではなく、自分はどうしたいのか。
何を大切にしたいのか。
立ち止まって「いまの自分は何者なのか」を考える時間こそ、
新年には必要なのかもしれない。
試してみたい人へ:おすすめのプロンプト
もし「私もやってみたい」と思ってくれた方へ。
他にも面白いプロンプトをいくつか用意したので、気になるものをコピペしてAIに聞いてみてください。
聞いて損はさせませんっ。
🔹基本版(初めての人向け・一番おすすめ)
以下は、私が作った「やりたいことリスト100」です。
このリストをもとに、
1. 内容を意味のあるカテゴリーごとに分類してください
2. リスト全体から読み取れる「思考の傾向」を言語化してください
3. 私が大切にしている価値観を、できれば言葉(キーワード)として抽出してください
4. 今の私にとって優先度が高そうなテーマを教えてください
5. このリストから見える「理想の生き方」を簡潔にまとめてください
抽象論ではなく、
「このリストのどの要素からそう判断したのか」が分かるように説明してください。
👉 これが一番バランスいいです。
🔹深掘り版(自己分析ガチ勢向け)
以下は、私が作った「やりたいことリスト100」です。
これを素材として、
・私の思考のクセ、価値観、恐れていること、望んでいる状態
・お金/仕事/人間関係/時間/自己肯定感に対するスタンス
・無意識に優先しているもの、後回しにしがちなもの
を構造的に分析してください。
その上で、
1. 私のコア価値観を3〜5個に要約
2. 「今の私」と「なりたい私」のギャップ
3. 最初に手をつけると全体が動きやすくなる行動
を具体的に提案してください。
👉 「人生設計」まで踏み込みたい人向け。
🔹やさしい版(AI慣れしてない人向け)
やりたいことリストを作りました。
このリストを見て、
・どんな価値観を持っている人か
・どんな人生を送りたい人か
・今、大事にするとよさそうなポイント
を、やさしい言葉で教えてください。
👉 ライト層・AI初心者向け。
私はやさしい言葉で教えてほしかったので、3番目を使いました。↼
年が明けてから、まずやること
年が明けてから、まずやることは何かに課金して自己投資することじゃない。
自分と向き合う時間をつくること。
立ち止まって、考えて、見つめ直すことで、
今日からの自分はアップデートされていく。
この記事を最後まで読んでくれたあなたの今年一年が、
「今日もいい一日だった」と思える日々で満たされますように。
✍️「何者かになる」ことを諦めたわけじゃない。
ただ、焦るのをやめただけ。 そして気づいた。
今の自分でも、家庭の中で「救世主」になれることを。

