【後編】“同じジャンルの曲を作り続ける時”と「そろそろ別のジャンルの曲が作りたいなぁ」となる時の話【サウンドクリエイターの小話】
こんにちは!サウンドクリエイターのKawです!
いつも私の記事に「スキ」を下さっている方々、ありがとうございます!
私は作曲家、サウンドクリエイターを生業とする傍ら、オンラインによるDTMレッスン教室【かわべの音楽工房】を運営し、DTM講師としても活動しております。
私のプロフィールも含め、【かわべの音楽工房】オンラインDTMレッスン
につきましては、下記の記事をご覧いただけますと幸いです。
さて、前回に引き続き今回もまた同じジャンルの曲を作るか、別のジャンルの曲を作るかの選択についての後編の記事を書かせていただこうと思います。
その前に、少し前回の記事のテーマについておさらいをしておきましょうか。
普段、楽曲を制作されているDTMerの方々は、同じようなジャンルの曲を作るか、はたまた次は違うジャンルの曲を作るかという選択に迫られるシチュエーションがあるかと思います。
「自分はこのジャンルが好きで得意だからそのジャンルの曲をたくさん作っているよ!」
という方もいれば、
「様々なジャンルの曲をオールマイティに制作しているよ!」
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回お話させていただく後編の記事では、主に後者の方にスポットを当てた内容のお話となります。
前回の記事でも触れましたが、これには個人差もあるでしょうし、仮にお仕事で作曲をする場合にはどんなジャンルの曲を作ろうか、という風に自分から選択できるケースは比較的少ないかとは思います。
ただし、あくまで個人的に楽曲を制作するといった場合では、次にどんなジャンルの楽曲を制作するかはその人の自由ですよね。
そして、なまじ自由だからこそまた同じジャンルの曲を作るか、別のジャンルの曲を作るかの選択に、多少なりとも悩んでしまうシチュエーションに遭遇するケースがあります。
そこで今回も引き続き、上記のようなケースに悩んだ際にどういった理由で次に制作する曲のジャンルを決めるのかについて、私の個人的な考えをご紹介させていただこうと思います。
同じようなお悩みをお持ちのDTMerの方や、これから同様なシチュエーションに遭遇しそうだとお思いの方は、ぜひぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。
前回の記事は下記から!
それでは、今回も行ってみましょうか!
別のジャンルの曲を作る時
では、さっそく本題に入って行きましょう。
今回は記事の冒頭でも触れたように“別のジャンルの曲を作る時”にフォーカスして、その理由についてひとつひとつご紹介して行きましょう。
理由その①
先ずは、その理由①です。
それは「前に作った曲でやり切ったから」という点。
「やり切った」つまり、言い方を変えれば「燃え尽きた」とも言えますね。
前に制作した楽曲で、そのジャンルで自分のできる事、やりたかった事を表現し尽くしてしまった、というケースです。
これは、今回のテーマである“別のジャンルの曲を作る時”というシチュエーションに於いて、最も多いケースかもしれませんね。
やり切ってしまった、表現し尽くしてしまったからこそ「じゃあ次は別のジャンルの曲を作ろう」という気持ちになるのは、作曲活動の中では自然な考えであると言えるでしょう。
普段から様々なジャンルの音楽を制作されている方にとっては、このような考え・気持ちになるのはよくある事ではないでしょうか。
尤も、仮に仕事として楽曲制作の業務を受け持っている方の場合は、そうはいかないのは当然ではあります。
その制作依頼の内容は、制作者側から選ぶことはできない場合が多いですからね。
ただ、あくまで個人的に楽曲を制作していてる、という方に於いては、次にどのようなジャンルの音楽を作るかはその人の自由ですよね。
そして、自由だからこそ「前の曲でそのジャンルはやり尽くしたから、次は別のジャンルの曲を作ろうか」という考えに至る事ができるわけです。
理由その②
さて、次はその理由②です。
それは「作った事のないジャンルに挑戦したいから」という点。
これもまた、先にお話した理由①と併せて、比較的多い理由の一つだと思いますね。
作曲活動を続けていれば、おのずと自身の作曲技術は向上していきます。
そして、その技術・スキルが上がっていく中で、次第に「別のジャンルの曲を作ってみたい」と思うのは、これもまた自然な事だと思います。
「自分の作曲スキルが上がってきたから、次はあのジャンルに挑戦してみようかな?」
とか、
「以前は作れなかったあのジャンルの曲にチャレンジしてみようかな?」
といったようなイメージですね。
個人的に、このような考えはとても素晴らしいと思っています。
誰しも作曲を始めたての頃は、皆素人です。
最初からいろんなジャンルの楽曲を制作できる方なんてそうはいませんものね。
少しづつ、徐々に自身の作曲技術が向上していってからこそ、新たなジャンルの楽曲を制作できるようになり、その積み重ねでまた別の新たなジャンルの楽曲が制作できるようになる…この繰り返しでその方の“引き出し”は増えていきます。
そして、その“引き出し”をある程度は獲得できていて初めて、また新たな“引き出し”を得るために「まだ作った事のないジャンルに挑戦したい」と、より一層思えるものであると、私は考えます。
理由その③
さて、最後その理由③です。
それは「同じジャンルの曲ばかり作っている人だと思われたくないから」という点。
これは上記の理由①,②と比較すると、少し特殊なケースかもしれません。
例えば、同じジャンルの曲を作り続けているという方にも、その理由はあるかと思います。
その特定のジャンルこそが、その人にとってのアーティスト性だったり、アイデンティティであるという事は大いにありますからね。
ひとつのジャンルを突き詰めるという事は、それもまたとても素晴らしい事ですから。
ただ、上記の例のようにひとつのジャンルを突き詰めていければよいのですが、私のような“何でも屋”な作曲家の場合はそうはいきません。
お仕事として制作のご依頼をいただく場合、その内容・曲調つまりその曲のジャンルは様々ですからね。
そして、そんな様々なジャンルの楽曲の制作を承らせていただく為にも、さらには営業を行っていく為にも、普段からこの「同じジャンルの曲ばかり作っている人だと思われたくないから」という意識は大事だと感じています。
例えば、私の場合そのご依頼主の方の多くはインターネット上に公開されている私の楽曲などをご試聴いただいたうえでご連絡を下さっているようです。
「あなたの公開されている〇〇という曲のようなものを制作して下さい」
こんな感じでですね。
そこで、そんなご依頼主の方の目に留まる為にも、様々なジャンルの楽曲を公開しておいたほうが有利だと考えます。
もし、ある特定のジャンルの楽曲ばかり、同じ曲調の作品ばかりだと、そのジャンルの曲しか作れないのかな?なんて思われてしまうかもしれませんからね。
私のように“何でも屋”な作曲家として活動を続けていく為には、ご依頼をいただくよりも前の段階から「同じジャンルの曲ばかり作っている人だと思われないようにする」という点を意識しておく必要があるんですね。
後編の最後に
さてさて、今回は【“同じジャンルの曲を作り続ける時”と「そろそろ別のジャンルの曲が作りたいなぁ」となる時の話】と題しまして、前編に引き続き、後編の記事として、「そろそろ別のジャンルの曲が作りたいなぁ」といった場合に、私が感じている事とその理由について書かせていただきました。
音楽という芸術作品を創造するのは、あくまでその制作者の自由意志に基づいているのは確かではありますが、だからこそ自身の選択について思考してみるのもまた面白い事ではありますし、より一層その作品に“説得力”が現れてくるかもしれません。
がむしゃらに作品を制作するのも良いですが、一度ご自身の選択を振り返ってみるのもまた、あなたの音楽という芸術への向き合い方も変化するかもしれませんよ。
また、いつも毎度の事ではありますが、今回も記事の中でお話している内容はあくまで私の個人的な考え・意見ですので、そこはあしからず。
それでも、この記事をご覧いただけた皆さんにとって、少しでもお役に立つことができていましたら幸いです。
それでは最後に、私の運営する当工房の宣伝をさせていただきましょう!
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