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読書記録「図書室のキハラさん」

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

今回読んだのは、丸山薫さんの「図書室のキハラさん」KADOKAWA/エンターブレイン (2025) です!

丸山薫「図書室のキハラさん」
KADOKAWA/エンターブレイン

・あらすじ

物語の舞台は、ある研究所の図書室。そこに勤めるおかっぱ頭のメガネ少女・キハラさんを中心に、上司、同僚たちとの楽しく(少し不思議な)日々を綴ったのが本書『図書室のキハラさん』です。
漫画誌ハルタの“帯のウラ面”で連載されていたこの作品は、その掲載場所に合わせて横になが~~く描かれていました。今回、連載時のその形状を生かし、本のカタチを「B5判横」にしています。ページを横に大きくめくる、絵本のような読書体験を楽しめます。

KADOKAWA公式サイトより引用

三省堂書店 池袋本店にて。児島青さんの「本なら売るほど」第3巻を買おうとした際に、本棚から飛び出て陳列された本著。

と言うのも、横長のB5判が他の漫画とは違う存在感を醸し出し、かつ「圖書室のキハラさん」という魅力的な表題と表紙。

これは「買うべきだな」と思い、併せてお会計へ。ちょっとずつ読み進めて読了した次第。

本作は、ある研究所の圖書室に勤める司書・キハラさん(記原綴子きはらつづるこ)が主人公である。

圖書室の仕事は忙しい。書架に蔓延る害虫を退治し、長期延滞圖書を取り立て、野良猫を外に出し、書架の整理を行い、野良猫を外に出す。

その研究所の圖書室では、他にも不思議なことが起きてばかり。

飛梅猫とびうめねこの足跡から梅の花が咲いたり、見慣れぬ書架の迷路に迷い込んだり。除湿機が強すぎて圖書室が砂漠と化し、本に埋もれた所長が神隠しに会うことも。

古い本の紙は、書かれている内容に影響を受ける事があります。特に鱗翅目りんしもくの本は、自分を蝶だと思い込みやすいので要注意です。

同著 〇一五頁より抜粋

不思議な出来事に巻き込まれながらも、圖書室で働き続けるキハラさん。服を買う予定が本を買い、旅行先でも古書店に入る生粋の本好き。

特に教訓があるわけではない(ただ、ルネ・デカルトやフレデリック・ダグラス等の読書に関する名言はある)のだが、この不思議な圖書室での物語自体が、心躍るものである。

そんな圖書室、ぜひ一度訪れてみたいものです。それではまた次回!

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川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家 今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。