12/28 "Andrew Heaney"現役引退
Andrew Heaney
これまでのFA・トレード情報についてはこちら↓
① どのような選手?
MLB12年在籍
通算 1136 2/3回・防御率 4.57
エースにはなれなかったが
👉 「奪三振能力の高い左腕ローテ投手」として長く生き残った最大の敵は 被本塁打とケガ
② キャリアの流れ
◾ ドラフト〜若手時代
2012年 ドラフト1巡目9位(マーリンズ)
2014年MLBデビュー
そのオフに大型トレードの駒に
MIA → LAD → LAA(同日)
※ドジャースとエンゼルスの最後の直接トレード
◾ エンゼルス時代(全盛期だが不運)
7シーズン在籍
トミー・ジョン手術などでたびたび離脱
それでも:
569 1/3回
ERA 4.51
素材は一級品だが、健康と安定感が足りなかった
◾ ヤンキース → ドジャース(再評価)
2021年途中:NYY
2022年:LADと1年$8.5M
ERA 3.10
K% 35.5%(異常に高い)
この年が 👉 「理論上の完成形に一番近づいたシーズン」
◾ レンジャーズ(キャリアハイ)
2年$25M
2023–24年で:
147回 → 160回
安定したローテ投手
2023年WS制覇に貢献
先発・リリーフ両方で起用
👉 契約としても、チームへの貢献としても成功
◾ 最終年(2025)
パイレーツ:1年$5.25M
防御率 5.52
トレードもされず
ブルペン転向 → 解雇
ドジャース復帰(マイナー)
MLB登板は1試合のみ
その後、引退表明
③ ヒーニーの「投手としての本質」
強み
左腕
高い奪三振率 👉 通算K% 23.8%
四球が少ない 👉 BB% 7%
弱点
被本塁打 通算199本
フライボール傾向
球場・環境に左右されやすい
👉
FIP系は良いのにERAが伸びない典型例
④ なぜ「エース」になれなかったのか?
被弾体質
ケガの多さ
球種構成がやや単調
1巡目〜2巡目は支配できるが、3巡目が弱い
👉
「2~3番手投手としては理想的」だが
「ローテの柱」には届かなかった
⑤ それでも“成功したキャリア”と言える理由
12年間MLBに定着
総年俸は推定 $90M超
ワールドシリーズ制覇
複数球団で需要が途切れなかった
👉 多くの元1巡目投手が消える中で
👉 最後まで“MLB投手”であり続けた
⑥ 引退コメント
家族、地域社会への時間を優先したい
実力的には
リリーフ転向で延命可能だった
それでも辞めた=
モチベーションの区切り
家庭を選ぶ決断
👉 かなり「納得感のある引き際」
⑦ まとめ
アンドリュー・ヒーニーは
「理論値はエース、実際は良質なローテ左腕」
数字より価値があった投手
時代(K重視)には合っていた
ほんの少しの違いで評価が変わるタイプ
MLBらしいキャリアを歩んだ、玄人好みの左腕。
長い間お疲れ様でした😊
