12/10 オリオールズ"Pete Alonso"と契約
Pete Alonso 打撃集
これまでのFA・トレード情報についてはこちら↓
■契約の基本情報
5年1億5500万ドル(AAV:3100万ドル)
後払い無し
オプトアウト無し
限定的なトレード拒否権
➡ 1塁手としては 史上最高レベルのAAV。
➡ 年齢31歳での大型契約としては強気の投資。
🟠 オリオールズ側の狙いは「右の長打力強化」
オリオールズは今オフ、
先発投手補強
右打ちの強打者の獲得を目標としていた。
昨日は シュワーバー(フィリーズ残留) を逃したが、同等以上のパワーを持つアロンソの獲得に成功。
■ オリオールズ打線が抱えていた課題
2025年のチーム vs 左投手成績:
.231/.297/.364 と弱点だった
→ アロンソとテイラー・ウォード(36HR)加入で右の強打を補強。
■補強により生まれる「トレードの柔軟性」
アロンソ加入で
Coby Mayo
Dylan Beavers / Colton Cowser
などの有望株の放出がより可能に
→ 先発投手のトレード獲得にも動きやすくなる。
■ アロンソの近年の成績と今季の“復活”
▼ 2024年(不振気味)
.240/.329/.459
HR34(デビュー以来最少)
バレル率・EV(打球速度)が低下
→ 昨オフの市場価値は落ちていた。
※ この年は「QO付き」だったのも市場が冷えた理由。
▼ 2025年(完全復活)
HR38、2B41、.272/.347/.524(wRC+141)
三振率の改善(22.8%)
平均EV:93.5 mph(前年89.8)
バレル率:18.9%(前年13.2)
Hard-hit率:54.4%
特に 8月1日以降は怪物級
.297/.339/.584(wRC+153)
HR16、2B15
→ このラスト2か月が今回の大型契約を決定づけた。
2023年にメッツが提示した 7年1億5800万ドル
を断ったことで批判されたが…
結果として、
メッツ最終年の年俸:20.5M
2025年の年俸:30M
今回の契約:155M
合計:7年で2億550万ドル
➡ 拒否した延長より マイナスわずか250万ドル。
しかもFA2回経験+選択肢の自由は確保。
■メッツ側の視点:なぜ引き留めなかった?
3年以上の契約を出す気はなかった
市場が5年規模になった時点で 正式オファーすら提示しなかった
とコーエン(オーナー)は
「大型長期契約を1塁専任打者に出さない方針」
がハッキリしていた模様。
➡ メッツファンの不満は大きいが、球団の長期戦略としては予想通りの動き。
■ オリオールズの今後の動き
▼ まだ終わらない補強ポイント
先発投手(最優先)
ブルペン
アロンソ加入は “看板補強” ではあるが、冬の動きはまだ続く。
▼ 年俸状況も余裕
2026年総年俸:148M未満
2027年確定:62.5Mのみ
(ヘルズリーのオプトアウト次第では48.5M)
→ どれだけでも動ける余裕。
■ オリオールズ史上最大の契約に並ぶ規模
1位:クリス・デービス 7年1.61億(多額の後払い付き)
今回のアロンソ:実質的価値では球団史上最大の契約
■ まとめ
オリオールズがアロンソに5年1.55億ドルの大型契約
右の長距離打者が弱点だった打線を大幅強化
アロンソは2025年に成績復活+打球質改善
メッツは長期契約を出す気がなく移籍は既定路線
オリオールズは先発補強のためトレードの選択肢が増加
年俸的にもまだまだ動ける
