MLB最も遅いストレート⤵️"Tyler Rogers"がリリーフ界FAで一番人気のわけ⚾️
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❓️なぜ「遅い投手」が注目されるのか
通常、メジャーリーグで救援投手に求められるのは、速球と奪三振。例えば Edwin Díaz のような剛速球のクローザーが典型。
しかしRogers はまったく異なるタイプ:平均約 時速83.5マイル(約134 km/h) の“極めて遅い速球”を投げる。メジャー全体でも最遅クラスの速球。しかもリリースポイントが地面すれすれの非常に珍しいフォーム。
それんな“遅さ”にも関わらず打者を打ち取れるのは、球の「角度」と「タイミングの遅れ 」を活かしているから。つまり、“速さ”ではなく“見慣れなさ ”でアウトを取る投手。
"伸びのあるストレート投手”ではないけど、「打者が慣れていない角度と球速」による“異質”さが武器になっている。
📊 Tyler Rogers の実績
Statcast の「Pitching Run Value(どれだけ実際に失点を防いだかを見る指標)」では、2025–26 オフのFA救援投手の中で No.1。全リリーバーでもわずかに Aroldis Chapman に次ぐ 2位。
近年7シーズンで通算 防御率 2.76。直近5年ではリリーバーの中で Run Value 順位 上位5位タイ。
2025年の投球内容:
予想防御率 : 2.67(FA救援投手の中で3位)
ゴロ率 : 61.6%(リーグでもトップクラス)
バレル率 : 2.1%(非常に低く、安打になりにくい)
与四球率 : 2.3%(こちらも低く安定)
「三振は多くない/球速も速くない/けど打たれにくい/ゴロでアウトを取る」安定型リリーフとして、他にはあまりいない“異端”の成功例。
🎯 なぜ「価値が高い FA 投手」と見なされるか
彼のような “サブマリン&遅球” は、メジャーでは非常に珍しい。打者が慣れておらず、補完的な“ブルペンの多様性 ”を欲しがるチームにとっては貴重。
たとえ “ど派手な三振”がないとしても、“安定してアウトを奪う”“失点を防ぐ” — これこそ救援投手の本質であり、結果を出している。
なので、FA市場で大きな注目を浴びており、ある報道では 3年契約で約2700万ドル (年平均約900万ドル) のオファー予想もある。
“珍しいスタイルの投手”として、ブルペン構成に多様性を加えたい球団には「安くて効果的」な選択肢。
⚠️ 懸念点と制限
最大の懸念は年齢。12月に 35歳 となるため、肉体的な衰えやフォームの劣化が起こる可能性。特に“遅さ”に頼る投手は、その遅さが鈍化すると成立しにくい。
また、三振率はかなり低め。長期契約・大量イニングというよりも、ブルペンの“短期勝負・補強要員”としての需要が中心になる可能性高い。
「万能・未来の守護神」ではなく、「役割特化のスペシャリスト」としての価値。
🧩 “王道”以外の道で生き残る投手
Tyler Rogers の例は、「速球・豪速球」「奪三振」でなくても、別の武器(“フォームの異質さ + 遅球 + コントロール + ゴロ率”)でメジャーで通用することを示している。普通の投手なら不利な条件でも、彼にとっては“強み”。
FA市場では“ド派手なプレースタイルの投手”ばかりが注目されがちだが、ブルペンの一角に“変化球投手 ”として迎えることで、対打者 “見飽き” を防ぎ、抑えを安定させ、そんな役割を担うチームが現れる可能性は十分大きい。
