【Kindle出版】第7話 KDPって何?原稿をアップして、本が並ぶまで
原稿ができて、タイトルも表紙も決まりました。残るは、Amazonに登録して出すだけ。 やること自体は、そんなに多くありません。ただ、原稿を本の形に整えるところで、少し手こずってしまいました。
むずかしそうな電子書籍の形式(ePub)への変換は、じつは要りません。基本的には、Wordの原稿のまま出せます。 第7話は、本を出すまでに実際にやったことと、そこでつまずいたところのお話です。
そもそもKDPとは。出版までの全体の流れ
まず、KDPについて簡単に。KDPは「Kindle Direct Publishing」の略で、Amazonが用意している、個人が無料で電子書籍を出せる仕組みです。出版社を通さなくても、自分で原稿をアップロードすれば、Kindleストアに本を並べられます。
全体の流れは、こんな順番でした。
・KDPにアカウントを登録する(税金や振込先の情報も、ここで入力します)
・本の情報を入れる(タイトル、著者名、紹介文)
・原稿と表紙の画像をアップロードする
・値段を決めて、Kindle Unlimitedに登録するかを選ぶ
・「出版」を押して申請すると、Amazonの審査に回る
審査は数日で終わりました。僕の場合は、5月30日に申請して、6月1日に発売。登録の画面そのものは、案内どおりに進めれば迷いません。
もともと原稿は、Googleドキュメントで書いていました。 どの端末からでも開けて、書きかけのまま置いておける。それが便利だったからです。
ただ、KDPに登録するのはWordの形式。 なので、書き終えてから変換して整えました。
そして、この登録作業で手こずりました。
半角の数字とアルファベットが、横を向いて出力される
プレビューを開いて、あれ、と思いました。
半角の数字とアルファベットだけが、90度寝転んで出てくる。
縦書きだと、半角はこう出力されてしまうようです。
調べてみると、直し方は三つありました。
①「縦中横(たてちゅうよこ)」という設定で、横向きの文字を一か所ずつ起こす
②はじめから全角で書いておく
③本文を横書きにしてしまう
僕が選んだのは②です。「2024」を「2024」にするだけなので、数字はこれで直りました。
でも、アルファベットは、そのままにしました。 単語ごとに直していくのが、ちょっと現実的ではなかったからです。結局、英字は半角のまま出しています。
これから出される方は、ここ気をつけてください。あとから直すのは大変なので、書きはじめから全角にしておくのがラクだと思います。
目次は自分で作らず、KDPにまかせる
もう一つは、目次です。 Wordで目次のページを作っても、それだけではKDPに認識されません。 読むときに各章へ飛べる、リンクの目次。あれが、うまく作られませんでした。
原因は単純でした。見出しのスタイルを設定していなかったんです。
やることは、各章のタイトルに「見出し1」「見出し2」を設定するだけ。 文字を大きくするのではなく、"ここは見出しですよ"という印をつけるイメージです。そうすると、目次は自分で並べなくても、KDPのほうが自動で作ってくれます。
ここも、最初から見出しスタイルで書いておけば、あとで章をたどって設定し直さずに済みます。
第7話のポイントをまとめます。
・KDPはAmazonの無料の出版サービス。原稿・表紙・タイトル・値段・紹介文を登録して申請すれば、数日の審査で発売できる。
・縦書きにすると半角の数字・英字が90度横を向いて出力される。全角に打ち直せば直る
・目次のページを自分で作らず、見出しスタイルを設定してKDPに目次を作らせる
第8話は、いよいよ連載の最終回。「発売と、そのあと」です。
出してからの評価とどう向き合っているかについてお話をします。
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