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04-1_【フェーズ1: リサーチ】 スタンスドリブンで見つける「本当にあなたを必要としている人」の探し方 (1/2)


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  • 全体設計図の確認

  • スタンス文の作成手順

  • 次のステップ:スタンスフィルタリング


§1|「何をやっていくか決まらない」は失敗ではない


記事2で、第0歩となるスタンスを設計しました。記事3で、全体地図(第0歩〜第6歩)をお渡ししました。いよいよ次は第1歩のリサーチへ進みます。

しかし、「何についてリサーチするか」、つまり出発点となるテーマが決まっていなければ、対象が定まらず前には進めません。「テーマを何にしようか」「あれもこれも気になって一つに絞れない」と悩んでいませんか。

安心してください。完璧な正解のテーマを探している限り、永遠に動けないのは構造上の必然です。この記事のゴールは「完璧なテーマを決める」ことではありません。泥臭くても「仮決めして動き始める」ための原則と、その仮テーマを持ってどうリサーチに入っていくかまでを、一貫してお伝えします。

※すでにテーマの仮説がある方は、前半を飛ばして「§7. なぜ『ペルソナ』を作るほど誰もいなくなるのか」から読み始めてください。

§2|なぜテーマは「仮決め」でいいのか


テーマというものは、机の上で一人で考えている段階で完璧にできあがるものではありません。実際のリサーチ、商品設計、そして集客という実践のプロセスを経て、はじめてその輪郭が見えてきます。

「仮決めしたら、後で失敗したときにこれまでの時間が無駄になるのでは」と恐れるかもしれません。しかし、現実の構造はその逆です。頭の中だけで完璧なテーマを数ヶ月探し続け、いざ市場に出した瞬間に的外れだと気づく方が、被害ははるかに甚大です。

「最初の一手として一番しっくりくるものを仮置きし、泥の中に踏み出していく」こと。これがスタンスドリブンなテーマ設計の絶対原則です。すでにスタンス文を作ったあなたなら、スタンスなしで世の中の「需要あるテーマ」を闇雲に探すよりも、はるかに精度の高い仮決めができるはずです。

§3|以下を読む前に、あなた自身の経験を思い出してください


  • □ テーマが複数あって、なかなか一つにとどまれない

  • □ 「需要があるテーマ」を探しているが、自分に合うものが見つからない

  • □ テーマを決めようとすると「これで本当にいいのか」と不安になり、手が止まる

  • □ リサーチをしたが「誰に売ればいいか」がいつまでもわからなかった

  • □ ターゲットを決めたが、なぜか発信が続かなかった

  • □ 市場調査をしたのに、自分の商品に自信が持てなかった

当てはまるなら、以降の内容はあなたのことを書いています。


§4|テーマ仮決めの3つの原則


ここからは、実際にテーマを仮決めするための原則を解説します。

原則1:スタンス文から逆算する

テーマを、自分の外の世界や市場のトレンドから探す必要はありません。テーマは、すでにあなたの「スタンス文」の中に含まれています。

スタンス文の中にある「やりたくないこと」。それを日常で強制されて困り果てている層や領域こそが、あなたの有力なテーマ候補です。

たとえば「効率化ばかりを求められると息苦しい」というスタンス(拒絶)を持っているとします。その場合、「マニュアル通りに動けと職場で強要され、自分の存在意義を見失って動けなくなっている人」の痛みが、あなたのテーマになります。それがあなたの在り方と他者の痛みが交差する地点だからです。

原則2:「自分が話せること」と「相手が困っていること」の重なりを探す

自分がただ話せるだけの領域では、ビジネスとして成立しません。一方で、相手が困っているからといって「自分のスタンスに反すること」を選べば、一時的にお金にはなっても、いずれ必ず疲弊して破綻します。

「自分が無理なく自然体で話せること」と「相手が切実に困っていること」の重なりだけが、あなたが長く続けられるテーマになります。

「自分の領域」と「相手の痛み」の重なり

原則3:ニーズの存在確認は「リサーチの仕事」

この段階で「このテーマには本当にお金を払うほどのニーズがあるのか」を完璧に確認しようとしないでください。ここで頼るべきは、当てずっぽうな直感でも、まだ見ぬ市場の声でもありません。

「自分はこの人物の痛みを、構造的に理解できているか(過去の自分が同じように血を流したか)」という、あなた自身の強烈な身体的事実だけです。

実際のデータに基づく市場とのすり合わせは、このあと行うリサーチの仕事です。


テーマ仮ぎめ 3つの原則

§5|テーマ仮決めワーク


では、実際に今の時点で一番しっくりくるテーマを仮決めしてみましょう。

ステップ1:スタンス文を取り出す
記事2で作成したあなたのスタンス文を手元に用意してください。

ステップ2:共鳴できる人物像を書き出す
「このスタンスを持つ私に、共鳴してくれる人はどんな痛みを持つ人か」を3〜5個、書き出してみてください。

ステップ3:自分の領域と重ねる
書き出した人物像に対して、「自分が自然と話せる・自分の過去の経験がある・構造的に痛みが理解できる」領域を重ね合わせてみます。

ステップ4:1つを仮決めする
重なりが最も大きいと感じるものを1つ選び、今回のテーマとして仮決めします。完璧な1つを選ぶ必要はありません。「今の自分の経験と痛みに一番深く突き刺さる1つ」を選べば、それで十分です。

テーマ仮決めワークシート 1/2
テーマ仮決めワークシート 2/2

§6|仮決めしたテーマを持って、次の「リサーチ」へ


仮決めしたテーマで本当にビジネスになるかは、このあと行うリサーチが厳しい目で教えてくれます。もし仮決めが間違っていたり、感覚と少しズレていたとしても、リサーチという検証のプロセスでいくらでも軌道修正できます。ここで過度に恐れる必要はありません。

「これなら自分の中で嘘偽りなく動き出せそうだ」という1つの仮説は手に入りましたか。ここからは、その仮テーマを持ったまま、「本当にあなたを必要としている人」をリサーチで見つけにいきます。

§7|なぜ「ペルソナ」を作るほど、誰もいなくなるのか


「ターゲットは、30代の都内在住の女性で、休日はカフェで読書をしていて……」

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