リスクとは「変化しないこと」。準備ゼロで次のステージへ飛んだ妻の決意
こんにちは。
妻の行動力に、いつも置いていかれる、けんくらです。
前回、妻がいわぬま創生ラボで出会ったHさんの「オシャレじゃないから」という言葉に打ちのめされたお話をしました。
そして最後に、Hさんから「事務所の空きスペース、使う?」というまさかの提案がありました。
これが、妻の今の安定をぶち壊したんです。
「やりたいです!」という0.1秒の返答
Hさんの事務所に伺ったときの話です。
そこは、ただの「場所」ではありませんでした。
すべてにこだわりが宿り、
目に見えないプロの覚悟が流れている空間でした。
Hさんに、まだ何もない少し肌寒い
アトリエ予定の空間を見せてもらった。
妻は、プロの仕事場の空間を共有できる
ワクワクを感じたそうです。
そして、Hさんから「使う?」と聞かれた瞬間。
「やりたいです!」
妻は、食い気味に即答していました。
ほんの0.1秒。
理性で考える余地なんてなかったそうです。
チャレンジショップの居心地の良さ
妻の顔を見て、
ぼくはすぐに察しました。
「あ、これ、今の店辞めるやつだ」と。
当時の妻は、
市の施設にあるチャレンジショップを始めて、
まだ4ヶ月ちょっとでした。
家賃は格安。
(たしか月6000円だったはず)
毎日、数人程度の集客は見込めるし、
同じようにお店を出している人たちとの交流もある。
何より、リスクがほとんどない安全な環境でした。
普通なら
「せっかく始めたばかりだし」
「まずはここで実績を積んでから…」
と考えるはずです。
固定費はどうするのか、
という現実的な問題もあります。
でも、妻の心は決まっていました。
「ここに居続けたら、私の感性は死んじゃう気がする」
彼女が感じていたのは、
安定という「ぬるま湯」への違和感だったんです。
最低限の集客はあっても、
自分の殻を破るような
「圧倒的なプロの仕事」に触れる刺激はない。
手作り感や優しさだけでは、
もうこれ以上成長できない。
そう直感していたのだと思います。
何をするかよりも「誰といるか」
ある日、妻は力強く言いました。
「来年、チャレンジショップを卒業します」
宣言した瞬間の、静まり返るような覚悟の音。
文字通り「後戻りできない事実」になった瞬間です。
その日から、退路を断つために、
妻はブログやSNSでもその決意を発信し始めました。
なぜ、そこまで急いだのか。
それは、Hさん夫妻の存在が大きかったと思います。
本気で仕事に向き合っている
プロフェッショナルな姿を間近で見る。
その環境こそが、
自分をアーティストとして引き上げてくれる。
つまり、
「どこで何をするか」よりも
「誰のそばにいるか」という、
自分を取り巻く環境を
レベルアップさせることを選んだんです。
「リスクの本当の意味」
ぼくが
「いや、まだ早いんじゃない? お金どうするの?」
と反対するのは簡単でした。
それが大人の正論です。
でも、ぼくにはできませんでした。
今の妻に吹いている
「パッション」を止めてしまったら、
彼女のアーティスト魂が死んでしまう。
理屈ではなく、
直感的にそう理解していたからです。
よく「新しいことへの挑戦にはリスクが伴う」と言われます。
でも、本当に怖いのは「変化すること」ではありません。
「何も変わらないこと」です。
居心地の良い場所に留まり続け、
感性が鈍っていくことこそが、
一番のリスクなのだと、
妻を見て学びました。
気合は十分、でも現実は非情
退路を断ち、
見切り発車で次のステージへ進むことを決めた妻。
決めた後は、ただ動くだけです。
気合は十分。やる気に満ち溢れていました。
しかし、現実はいつも非情です。
この決断のあと、妻にとって初めての
「マルシェ」への出店が控えていました。
たくさん準備して、
このワクワクする気持ちをぶつけよう。
そう意気込んでいたのですが、
天気予報はまさかの「雨」。
「えっ……」
意気揚々とスタートを切ったはずの妻に、
さっそく試練が訪れます。
果たして初マルシェはどうなってしまうのか……。
この続きは、また次回お話しします!
おしまい!!!
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