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週刊NZ_Rugby News(2026/07/19-07/26)


南ア遠征で真価問う

■ Date: 2026-07-19
■ Category: オールブラックス
■ Source: RugbyPass
■ Summary:
デイブ・レニーHCは、フランス、イタリア、アイルランドを破って新体制3連勝とした直後、次なる南アフリカ遠征を「別次元の挑戦」と位置づけた。遠征では南アフリカのクラブ勢との試合を挟みながら、スプリングボクスとのテスト3試合、さらに米国ボルティモアでの第4戦を予定。レニーは勝敗だけでなく、約7週間をともに過ごすことで選手理解、ゲームモデル、チーム文化を深められる点を重視している。7月シリーズではキャム・ロイガード、ルーベン・ラヴ、ダミアン・マッケンジーを軸とする攻撃の骨格が見え始めた一方、バックローなどでは複数の組み合わせをテストした。世界王者相手に「最強布陣」をぶつける方針で、新体制の現在地を測る最大の試金石となる。


攻撃に「変化」を追加

■ Date: 2026-07-20
■ Category: オールブラックス
■ Source: RugbyPass
■ Summary:
マイク・ブレア攻撃コーチは、7月の3テストを終えたオールブラックスの攻撃について、次の段階ではさらなる「バリエーション」が必要だと説明した。レニー新体制では、カウンターアタックと高いボール保持率を軸に、従来のニュージーランドらしいスキルとテンポを前面に押し出す方針が鮮明になった。特にロイガードからラヴ、さらにジョーディー・バレットやマッケンジーへとボールを動かし、外側だけでなく中央にも複数の選択肢を作る形が特徴。ただし南アフリカのように前へ激しく出る守備に対しては、同じテンポだけでは読まれる可能性がある。ブレアの発言からは、キック、ショートパス、フォワードの縦突破を織り交ぜ、「速さ」だけでなく相手を迷わせる攻撃へ進化させようとする狙いがうかがえる。

中盤コンビ連係深化

■ Date: 2026-07-21
■ Category: オールブラックス
■ Source: RugbyPass
■ Summary:
クイン・トゥパエアは、ジョーディー・バレットとのセンターコンビが短期間で成熟している背景を語った。両者は2025年にも12番、13番で組んだ経験があり、2026年はフランス戦とアイルランド戦で再び同じ中盤を形成。フランス戦後に一度ビリー・プロクターへ先発を譲ったトゥパエアだったが、アイルランド戦では強烈なキャリーと守備で存在感を示した。レニー体制では中盤に単なる突破役ではなく、ラック周辺の判断、外側へのパス、キック処理、守備ラインの統率まで求められる。バレットがゲームメーカー的に動き、トゥパエアが接点で前進を作る形は相互補完性が高い。ただし13番にはプロクターやアントン・レイナートブラウンもおり、南アフリカ遠征へ向けた競争は依然激しい。


モアナヌがNZ復帰

■ Date: 2026-07-21
■ Category: スーパーラグビーパシフィック
■ Source: RugbyPass
■ Summary:
ハイランダーズは、HOイオアネ・モアナヌを2027年から2年契約で獲得した。モアナヌは2025年にクルセイダーズで12試合に出場し5トライを記録したが、選手層の厚さから2026年はワラターズへ移籍。そこで8試合6トライと決定力を示し、再びニュージーランドへ戻ることになった。ハイランダーズではソアネ・ヴィケナが退団しており、ジャック・テイラー、ヘンリー・ベルらとHOのポジションを争う。ジェイミー・ジョセフHCはモアナヌのフィジカル、スキル、エネルギーを高く評価。モアナヌはモールからの得点だけでなく、フィールドプレーでもボールキャリアーとして脅威を与えられる。若手中心で再建を進めるハイランダーズにとって、NZ育ちの24歳を呼び戻したことは中長期的にも意味のある補強となった。


ハンセン新体制を評価

■ Date: 2026-07-22
■ Category: オールブラックス
■ Source: RugbyPass⁠
■ Summary:
元オールブラックスHCのスティーブ・ハンセンが、レニー体制で始まった変化を高く評価した。ニュージーランドはネーションズ・チャンピオンシップの7月シリーズでフランス、イタリア、アイルランドを破り3戦全勝。ハンセンは近年のチームに欠けていたものが戻りつつあるとして、新体制への期待感を示した。特に目立ったのは、ボールを持つことを恐れず、選手の判断力とスキルを生かす攻撃姿勢。ラヴを10番に抜擢し、ロイガード、バレット、マッケンジーら複数のプレーメーカーを組み合わせた選考も、新しい競争を生んでいる。一方、次の相手は世界王者スプリングボクス。南アフリカのセットピース、ラッシュディフェンス、接点圧力に対して同じスタイルを貫けるかが、ハンセンの評価が本物かを確かめる次の材料になる。


ミラー29年まで契約

■ Date: 2026-07-23
■ Category: ブラックファーンズ・セブンズ
■ Source: RugbyPass
■ Summary:
ブラックファーンズ・セブンズの中心選手ジョージャ・ミラーがNZRとの契約を2029年まで延長した。22歳ながらワールドラグビー女子セブンズ年間最優秀選手を2年連続で受賞している世界的スターで、本人は「まだ自分のピークには達していない」とさらなる成長への意欲を示した。今後の大きな目標はロサンゼルス五輪での金メダルに加え、15人制への挑戦、2027年女子ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズNZ遠征、スーパーラグビー・アウピキなど幅広い舞台。セブンズだけに専念するのではなく、状況次第ではブラックファーンズ入りも視野に入れる。女子選手が海外リーグやラグビーリーグへ移る選択肢も広がる中、世界最高峰の選手を長期確保できたことはNZRにとって競技面、ブランド面の双方で大きい。


アウピキ決勝を展望

■ Date: 2026-07-23
■ Category: スーパーラグビー・アウピキ
■ Source: RugbyPass
■ Summary:
2026年スーパーラグビー・アウピキ決勝は、前年と同じマタトゥ対ブルーズ女子の顔合わせとなった。今回はクライストチャーチのワン・ニュージーランド・スタジアムで開催され、マタトゥがホームアドバンテージを持つ。マタトゥは開幕4連勝を飾った一方、終盤にハリケーンズ・ポウアとブルーズ女子へ連敗し、好機を得点へ変え切れない場面が課題となった。対するブルーズ女子は現・元ブラックファーンズを多数擁する経験豊富な陣容で、3連覇を狙う。記事ではローラ・ベイフィールドとマイア・ルースのLO対決など、セットピース周辺の攻防を重要ポイントとして紹介。両チーム合計で多数の代表経験者が並ぶ決勝は、ブラックファーンズの今後の選考という観点でも事実上の代表候補同士の直接対決となった。


ホランド5カ月ぶり復帰

■ Date: 2026-07-23
■ Category: NPC/オールブラックス
■ Source: RugbyPass
■ Summary:
LOファビアン・ホランドが、オタゴのランファリー・シールド戦で約5カ月ぶりに実戦復帰することになった。ホランドは2月6日のハイランダーズのプレシーズン戦で肩を脱臼し、その後スーパーラグビーシーズンを欠場。今回のミッド・カンタベリー戦は、南アフリカ遠征に向けたオールブラックス拡大スコッド発表直前の重要なテストとなる。デイブ・レニーHCもリハビリ状況を継続的に確認していることを明かし、実戦で問題がなければ代表復帰の可能性があるとした。204cmのサイズとラインアウト能力を備えるホランドは、スコット・バレットが南ア遠征を欠場する状況では特に価値が高い。NPC=National Provincial Championshipの開幕も目前で、オタゴにとっても代表級LOの復帰は大きな戦力アップとなる。


フナキがブルーズ残留

■ Date: 2026-07-24
■ Category: スーパーラグビーパシフィック
■ Source: RugbyPass
■ Summary:
ブルーズはSHタウファ・フナキとの契約を2年間延長し、2028年までチームに残ることを発表した。オークランド育ちの25歳はこれまでブルーズで42試合に出場し7トライ。2024年のスーパーラグビー制覇にも大きく貢献した。長年チームを支えたサム・ノックが退団する中、フナキにはフィンレー・クリスティーらとSH陣を支える役割に加え、若手をまとめるリーダーシップも期待される。クラブ側も地元出身の質の高い選手を残すことを編成方針の重要部分として説明している。ブルーズはジェイソン・ホランド新体制の下、タマティ・エリソンを守備コーチに迎え、キャム・ミラーやペイトン・スペンサーらBK陣も整備中。低迷した2026年からの立て直しに向け、フナキ残留はチームの継続性を確保する一手となった。

7月シリーズ全員査定

■ Date: 2026-07-25
■ Category: オールブラックス
■ Source: RugbyPass
■ Summary:
RugbyPassがネーションズ・チャンピオンシップ7月シリーズに出場したオールブラックス32選手を総括した。3連勝の中で特に高評価だったのがジョーディー・バレットで、攻守両面への関与と複数のトライ演出を評価。イーサン・デグルート、アサフォ・アウムア、キャム・ロイガードらも高得点を得た。10番に抜擢されたルーベン・ラヴはフランス戦開始直後のイエローカードを乗り越え、3試合を通じてゲームをコントロール。新体制の大きな収穫となった。一方、ウォレス・シティティなどは南アフリカ遠征に向けて改善点を残したと分析された。5人の新キャップ誕生など選手層を広げながら全勝できた点は大きいが、負傷者復帰で競争はさらに激化する。南ア遠征の44人前後の拡大スコッド選考を前に、7月3試合が事実上の第一次選考となった。


ブルーズ劇的3連覇

■ Date: 2026-07-25
■ Category: スーパーラグビー・アウピキ
■ Source: AllBlacks.com / RugbyPass
■ Summary:
ブルーズ女子がマタトゥを28-21で下し、スーパーラグビー・アウピキ3連覇を達成した。クライストチャーチのワン・ニュージーランド・スタジアムには1万人超が集まり、試合は最後まで互角。78分にマタトゥのジョージア・ポンソンビーがトライを挙げ21-21とすると、延長戦突入が濃厚となった。しかし終了間際、途中出場のケイトリン・ヴァハアコロが決勝トライ。RugbyPassでは82分の劇的決着として報じられた。ブルーズのHOアトランタ・ロロヘアは2トライを挙げ、プレーヤー・オブ・ザ・マッチを受賞。マタトゥが長時間ボールを保持しても、ブルーズは決定的な局面で守備とカウンターの精度を発揮した。3連覇したブルーズは8月1日、豪州スーパーW王者ワラターズとのトランスタスマン決勝へ進む。


トゥポウ代表入り浮上

■ Date: 2026-07-26
■ Category: オールブラックス/モアナ・パシフィカ
■ Source: RugbyPass
■ Summary:
モアナ・パシフィカのNo.8セミシ・トゥポウ・タエイロアが、南アフリカ遠征に向けたオールブラックス拡大スコッドへ初選出される可能性が浮上した。RugbyPassはニュージーランドのThe Postによる報道を引用し、NZRとの契約締結により代表資格を満たした23歳が44人規模の遠征メンバーに入る見通しだと伝えた。2026年スーパーラグビーではキャリー数、ディフェンダー突破数で上位に入り、強烈なボールキャリーが最大の武器。アーディー・サヴェアの控え、あるいは南ア国内クラブとのミッドウィーク戦でのNo.8候補として魅力がある。南ア遠征ではフィジカル勝負が避けられず、従来のルースフォワード陣とは異なる直線的な突破力は有効になり得る。ただし記事公開時点では正式発表前であり、選出は確定情報ではない。


総括


今週は7月シリーズを3連勝で終えたオールブラックスが、次なる南アフリカ遠征へ視線を移した1週間だった。レニー体制の攻撃的スタイルは一定の評価を得た一方、世界王者の強烈な接点・セットピースにどう対応するかが次の課題となる。国内ではホランド復帰、フナキ残留、モアナヌのNZ復帰と2027年へ向けた動きも活発化。女子ではミラーの長期契約に加え、ブルーズ女子が劇的な決勝を制してアウピキ3連覇を達成した。次週は南ア遠征スコッド発表、NPC開幕、ブルーズ女子対ワラターズが大きな焦点となる。

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