空色の駅と鉄の街の記憶 【プラハ・メトロ全駅巡る旅 Vysočanská駅 5/58】
工業都市Vysočanyへの玄関口

プラハ・メトロという巨大なアートギャラリーを巡るこの連載。
5駅目は……
Vysočanská駅
読み方:ヴィソチャンスカー
意味:「Vysočany(ヴィソチャニ)地区の駅」という意味
路線: 地下鉄B線・黄色
位置: プラハ9区
開業: 1998年11月8日
豆知識
*「Vysočanská」は、Vysočany(ヴィソチャニ)地区へ行く駅という意味。
チェコ語では駅名に「〜の」という形容詞が使われることが多く、
Vysočany(地区名) Vysočanská(Vysočanyの)
という関係。

慰霊碑とチェコを支えた労働者
カメラを持って、水色の駅を散策。

つくづく、青色のホームにはメトロ特有の黄色い看板がよく映えるなぁ、と思います。

だが、水色は爽やかに感じる。

ここら辺の近隣駅は同じ椅子を採用してるのかな?
寒空のようなホームを抜けてエスカレーターに進むと、無機質な灰色の景色。
急に別世界へ飛ばされたような感覚になります。

高所恐怖症にはつらい。
時間帯もあったのか、かなり人通りの多いという印象でした。

地上へ出ると、光が眩しい。
青い鉄骨の入り口が印象的で、近くの緑の公園も相まって清々しい気持ちになった。

そして、すぐ近くで見つけたこのモニュメント。
最初はなにかゆかりのあるアーティストか何かのものかと思いましたが、調べてみるとどうやら深い事情が。

調べてみると、これは第二次世界大戦中にナチスによって命を奪われたČKD(チェコ・モラヴィア・コルベン・ダニェク)の労働者たちを追悼する記念碑のようでした。
前回も名前が出てきたČKDというチェコ最大級の重工業メーカー。
この地域一体はその労働者が数多く働いていたそう。
この場所は、未来へ向かって発展する街であると同時に、戦争で命を落とした工場労働者たちを静かに記憶し続ける場所でもありました。
チェコとキリスト教

すぐ近くの公園で、こんな石像を発見。
傾きつつある陽の光を、十字架のキリストが静かに浴びていました。
土台にある聖杯の彫刻は、チェコの歴史では重要なフス派を象徴するもの。
街を歩けば至る所に教会を見つけることができるプラハ。
ですが驚くことに現在のチェコでは、自分は宗教を持たない、無宗教だと答える人が多数を占めているようです。
無宗教になった理由はいくつかあるでしょう。
フス戦争や共産主義時代の影響も大きいはず。
またいつか、深く調べてみたいです。

プラハに滞在している今ならではの鑑賞。
かなりニッチな内容だとは思いますが、日記がてら続けていこうと思いますのでよければこれからもお楽しみください。
【プラハ・メトロ全駅巡る旅】
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また、毎週水曜日は自由にプラハでの一人暮らしを記事にしてますので
そちらもよければのぞいて見てください。
ではまた。
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