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【連載】日本神話を彩る『天の剣』たち 《第2話》 『アメノオハバリ』とは何か? 《前編》 from ロマン派史説

さて 前回の記事 では
シリーズ全体の構想を語ったので

今回から
剣ごとの考察をしていくで!


ほんで


いきなりやけど、、、


日本神話の序盤に
有名な子殺しのエピソードがあんのを

ご存知やろか?


しかも


我が子を斬ったのは
創造神


なぜ創造神は
我が子を斬ったんか?

その経緯は
今回の記事で語るんやけど


その際に
使われた剣こそが


天之尾羽張《アメノオハバリ》


日本神話で
最も古い神殺しの剣や


今回は
この剣を考察していきたいと思う


でもその為には
持ち主たる創造神の話からせなアカン



▼この記事を1枚にまとめると






✦ ✦ ✦
第一章:
イザナギとイザナミ

まず

この物語の主人公である
二柱の神さんを紹介させてもらうで


伊邪那岐《イザナギ》
伊邪那美《イザナミ》


日本神話における
超有名な創造神の夫婦や


高天原(たかまのはら)の
神々から

「漂っている大地を固めよ」


と命じられた
二柱


天津国(あまつくに)と
この世を分かつ

天の浮橋(あめのうきはし)に
降り立ち

高天原(たかまがはら)で
授かった

天沼矛(あめのぬぼこ)
海をかき混ぜる

「こおろ、こおろ」


そして
矛を海から引き上げた際


矛の先から
滴り落ちた雫が積もって


最初の島 淤能碁呂島(おのごろじま)
が生まれる


そこを拠点に
二柱は次々と新たな島を産んでいく


(ねればねるほど、、、)


形のない海に
何かが固まりはじめる


これぞ
古事記序盤の名シーン 国産み


それから生み出された島は
全部で八つ

淡路島・四国・隠岐・九州・
壱岐・対馬・佐渡・本州

これを 大八島国(おおやしまのくに)
っちゅうねんけど


日本列島が
この世界に生み出された瞬間やねん



しかし


なんで『矛』やったんやろか?
武器やで⁉︎


なんで武器で混ぜるん?
おかしいやん


日本神話のセンスって
謎すぎる



ちょっと脱線してもうた
話を戻そう


とりあえず
島 = 地面 は出来たけど


島だけ作っても
生き物が住める世界にはならへん。

風も木も山もない
ただの陸地やからな。

そこで二柱は次に
神産み を始めんねん

日本の自然界を司る
様々な神々を産んでいった

生活基盤の神々
水・自然の神々
風・木・山・野の神々
山野の神々
船の神
食物の神

次々と
人の営や自然を司る神が生まれる中

最後に産まれてきたのが
火の神 やった



✦ ✦ ✦
第二章:
生まれながらに業を背負った火の神

次々と世界に必要な神を産んでいった
イザナギ と イザナミ


しかし


悲劇は
いきなり起こる


この最初の神産みの最後に
生まれた神がとんでもないことをしてしまう


迦具土《カグツチ》という
火の神や



生まれながらに
全身に炎を纏う存在

しかもその心霊力は
群を抜いとった


なんとその炎が
イザナミ の産道に大火傷を負わせる


(やってもうた!)


ここで
カグツチの立場で考えてみたい


生まれたばかりの
カグツチは


悪意があって
母を焼いたわけやない


だって
神とは言え赤ちゃんやで


存在するだけで
ただ炎を放ってしまうだけや


母を傷つける意図なんてないけど
コントロール出来ひん


しかも


創造神に
致命傷を負わせるほど

強大な神霊力を
生まれながらもっていた才能

運命とは
神も人も分からんもんなんや


しかし


結果として
イザナミに大火傷を負わせてしまう



要するに
無自覚な 呪われし子 やねん

(存在自体が悲劇的や)


生まれた瞬間に業を背負ったカグツチが
この後どんな運命を辿るのか


次章で
その話をしようと思う


✦ ✦ ✦
第三章:
カグツチの炎が招いた悲劇

カグツチの炎に焼かれた
イザナミ は致命傷を負って倒れた

しかし
イザナミは苦しみながらも

その体から
さらに神々を産み出し続ける


(産道をやかれたのに⁈)


吐瀉物や排泄物から
神々が生まる


産道を通らんでも生まれるのね
さすが創造神や


そして


イザナミは
苦しみの中でも神を産み続けた




ここで
個人的な感想を言わせてほしい

大火傷を負いながらも
世界の為に必要な神を産み続けたイザナミ


何という使命感
何という胆力


イザナギは
見とるだけしかできへんかった

男はお産の時
励ますくらいしか役に立てん

神話の世界でも
人間界でもそれは一緒なんかもな


イザナミは
名実ともに 日本のお母さん かも知らん


ほんま
感謝しております


しかし


イザナミ は
息を引き取ってしまう

日本神話初の ”神の死” や


愛する妻を失った
イザナギ はその場で泣き崩れた

その涙からも
神が生まれたという


悲しみさえも
新たな神を生むんは創造神たる由縁か


しかし


イザナミを
生き返らせることはできんかった



✦ ✦ ✦
第四章:
イザナギの衝動

愛する妻
イザナミ を失った イザナギ


その悲しみが 怒り へ変わるのに
時間はかからんかった


当然のその怒りの矛先は
カグツチへ向かう

「お前のせいで
 イザナミが死んだ」


イザナギ は十拳剣を手に取り
カグツチを斬り殺した


計画的な神殺しやない


冷静な判断を無くし
怒りに任せた衝動的な行為に見える


ただ


カグツチは
悪意があって母を焼いたわけやない

生まれた瞬間から
炎を放つことしかできへんかった


せやけど


悲しみと怒りに暮れた イザナギ には
理屈やなかったんかもな


感情は神をも殺す


アメノオハバリが
神殺しの剣になった瞬間や


そして


この悲しみの果てに


本シリーズの
重要なテーマに繋がる


実は


斬られたカグツチの血と体から
新たな神々が生まる


しかもその中には
世界を動かすことになる神も含まれる

「何かが終わる時に
 新しいものが生まれる」


この話は
次回以降でも深掘りしていくで


✦ ✦ ✦
最後に


今回は
アメノオハバリの誕生を取り上げた

イザナギ と イザナミ

国産みで日本列島を作り
神産みで自然界を作った創造神の夫婦

その神産みの最後に
火の神 カグツチ が生まれたことで

イザナミ は
大火傷を負い命を落としてしまう


そして


イザナギ は
悲しみと怒りに任せて我が子を斬り殺した



とはいえ
腹おちせぇへんのよな

なんで
イザナギはカグツチを斬ったのか?


感情だけで
片付けるんは何か違うと思うねん


勿論
怒りが無かったわけではないやろ


そこに疑いの余地はない


しかし
神話序盤の局面で


いきなりの神殺し
しかも子殺し


物語として考えたとしても
何か特別な意図があるんとちゃうか?


次回《中編》


アメノオハバリという剣が持つ
神産みと神殺しの両面から

この問いに
ロマン派考察で迫ってみるわ



因みに
国産みの話の時に

「じゃあ人間や動物や草木は
  どうやって生まれたんや?」


そう思った人も
おるんやないかな?

でも実は古事記には
人間の創造については明示されてへんねん


一説によると

人は神の子孫として
存在しとるという前提があるんかも知らん


一方で


草木については
保食神《ウケモチノカミ》が殺された時に

体から 稲や麦などの五穀や
主要な畜産物となる生き物が生まれた

頭部:牛・馬
:粟(あわ)
:蚕(かいこ)
腹部:稲(いね)
陰部:麦(むぎ)、大豆(だいず)、小豆(あずき)


死から恵み生まれる


これもまた
日本神話の特徴なんかも知らんな


筆者:Khaosan
波乱万丈な人生はこちら


【次回記事】


【連載】日本神話を彩る『天の剣』たち 《第3話》
『アメノオハバリ』とは何か? 《中編》 from ロマン派史説


【付録】 まとめ資料



【Khaosanの舞台裏】


大学中退のバンドマンが、遅めの社会デビューから叩き上げて、マニラで散って、再生して、20年を越えるBiz-dev人生の修羅場を通じて《日本精神》に辿り着いた。

その真相と現代ビジネスに効く独自考察を高尾から発信してます!

そんな Khaosan の 波乱万丈な人生 とこれまでの 全考察記事一覧 は、このリンク先で包み隠さず大公開中やで 😁


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📝 この記事について
この記事は学術的な通説とは異なる点を多く含んでおります。あくまで一つの「妄想」として楽しんでもらえたら嬉しいです。

この記事は、AI戦略アシスタント「コマちゃん」との対話をベースに執筆しました。

Khaosan / 2026年6月



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