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《闇夜に刻まれた印》第二十七章:消えぬ余燼/《烙印於黑夜之印》第二十七章:餘燼未冷(和訳付き)

作者便り(26年2月)

前篇


日本語訳

【第二十七章・消えぬ余燼】

オルパキの一件は、ひとまず終結した。
判決は下り、撤収は完了し、名簿も整理された。

だが、すべてが終わったわけではない。
火は消えても、残火は残る。
制度の中に、人の心の奥に、
そして――まだ選ばれていない未来の中に。

残り火が冷めきる前に、
クレアは選ばなければならない。
自分が、どの道を歩むのかを。

クレアはオルパキから撤収したあと、数日間の休養を与えられた。
そしてある日、王女に召し出される。

王女はまず彼の労をねぎらい、軽く称賛の言葉をかけた。
——そして、本題に入る。

「ヴァルレーナが、あなたの能力を高く評価しているわ。ぜひ自分の下に置きたいそうよ。」
王女はいたずらめいた笑みを浮かべ、クレアを見つめる。

「どう? 彼女のもとで見習いをしてみる? 色々と“知る”ことができるし、なかなか刺激的な日々になるわよ?」

クレアは少し考えたのち、静かに答えた。
「殿下。まだ自分には準備ができていないと感じています。恐れながら、今回は辞退させてください。」

「つまり……最後まで自分の道を行く、ということ?」
「はい、殿下。」

王女は副官に視線を向ける。
副官は、あからさまにほっとした表情を浮かべた。
「……賭けなくて正解でしたね。」
「えー、残念。どのパフェを食べるかまで決めていたのに。」

クレアは、もはや突っ込む気力もなかった。


「では今後の旅程だけれど、こちらから改めて通行証を発行するわ。資金はまだ足りている?」
王女はどこか意味ありげに副官を横目で見ながら尋ねる。

「はい。現状、問題ありません。ご配慮ありがとうございます。」

「明日、もう一度王宮に来なさい。」
王女はようやく、いつもの落ち着いた表情に戻った。
「あなたの式神は、もう消えているはず。ユリに再施術してもらいなさい。」

そこで一瞬、王女の視線が沈む。
「……あの小さな式神のおかげで、少なくともルシナを家まで送り届けることができたのだから。」

空気の変化を察し、副官が素早く言葉を引き取る。
「ともかく、明日午前十時に王宮へお越しください。お疲れさまでした。」

クレアは一礼し、執務室を退出した。


扉が閉まったあと、副官がそっと尋ねる。

「……まだ、気持ちの整理がつきませんか?」
「ええ。」
王女は小さく頷く。

その表情には、かすかな哀しみが滲んでいた。
「同じ制服を着た仲間よ。簡単に割り切れるはずがないでしょう。」
「とはいえ、闇夜である以上、起こり得ないことではない。ただ……以前よりは少なくなっただけ。」

「殿下……」

次の瞬間、王女はくるりと振り返り、小悪魔のような笑みを浮かべた。
「それで? パフェ、奢ってくれるの?」

副官は彼女が無理をしていると分かっていながらも、ため息をついて財布を取り出す。
「……私、賭けてませんけど。」

「何か言った?」

「いえ。どのパフェになさいますか、殿下。ただし“強制復活”系は除外です。」

「それなら安心ね。」
王女はようやく、少しだけ肩の力を抜いた。
「さあ——オルパキの“最後の件”、片付けましょうか。」


翌朝十時。

クレアが王宮の伝達室に出頭すると、またティナと顔を合わせた。

「クレア様、お久しぶりです。」
今日はきちんと制服姿だが、腰には相変わらず剣を佩いている。

「ん? ティナ、知り合いなの? じゃあ練武場まで案内お願いね。」
「はい、任せてください!」

こうしてクレアは、ティナに連れられて練武場へ向かった。

「……えっと、最近はどうだ?」
道中の沈黙が気まずくならないよう、クレアが先に口を開く。

「まあ、悪くはないです。ただ、最近ちょっと“恐縮する出来事”がありまして。」
「何があったんだ?」

「この前、訓練中にですね。隣で剣を振っていた殿下が突然こう言ったんです。」
ティナは少し真似るように声色を変える。
「『私に傷をつけられたら、名誉休暇とデザート好き放題!』って。」

「は?」

「殿下と手合わせできるだけでも皆大喜びですからね。でも一応、副官を見たんです。そしたら……副官が頷いて。」
「それで?」
「行列ができました。」
ティナはあっさりと言う。

「で、結果は?」
「演武場の誰一人として、殿下に触れられませんでした。誰一人、です。」
「……」
「でも、団部に戻ったら、挑戦者全員にレストランのケーキが配られましたけどね。」
「そうか。」

(なるほどな……)
クレアがそう思案しているうちに、練武場へと到着した。

練武場には、今日は訓練の予定は入っていなかった。
がらんとしている。

木張りの床が朝の光を反射し、
中央に立つユリの姿がすぐに目に入る。
——そして、その隣にもう一人。

「ジシェル? どうしてここに?」
クレアは少し意外そうに声をかけた。

「殿下が仰いました。今回の件を受けて、第IV小隊の安全対策を強化する必要があると。」
ユリは携行袋を探りながら答える。

「とはいえ、全員に一度に施術するのは無理です。」
ジシェルが続けた。
「だから、まずは私で試験運用を。問題がなければ、全体へ展開するそうです。」

やがてユリは、二枚の符を取り出した。
「二人とも、前へ。右手を出して。」

言われた通り、二人は手を差し出す。
ユリが低く呪を唱える。

瞬間、床に黒縁に淡い光を帯びた五芒星が浮かび上がる。
まるで地中から刻印が透け出したかのように。
符は指先で微かな光を帯び、

次の瞬間——
細かな光粒へと砕け、
生き物のように二人の掌へと潜り込んだ。

「……やっぱり、慣れないな。」
クレアが小さく呟く。
ジシェルは自分の手を見つめ、
本当に消えたのか確かめるように指を握ったり開いたりする。

「それから、これ。」
ユリは袋から、細工の施された菓子箱を二つ取り出し、二人に押しつけた。

「これは……?」
ジシェルは戸惑った表情を浮かべる。
「式神が信号を発する際の媒介だ。」
クレアは箱を眺めながら言った。

「今回は長期型。持続は約三か月。」とユリが補足する。
一拍置いて。
「副作用は——」
「激しい頭痛だ。」
クレアが先に答えた。

「えぇっ!?」
ジシェルの顔色が一瞬で変わる。

「中の飴が頭痛を緩和します。」
ユリは真顔で説明する。

「本当に効く。」
クレアも真顔で頷く。
そして、付け加えた。
「経験者は皆、そう言っている。」

ユリはさらに袋の中を探り、
一束の花を取り出した。

「私はあのとき、外の任務に出ていたの。戻ってきてから、ようやく知った。」
声は静かだったが、
先ほど施術していたときよりも、どこか重い。

「……一緒に来てくれる?」

クレアとジシェルは顔を見合わせる。
言葉は交わさなかった。
ただ、静かに頷いた。


練武場から小聖堂までは、そう遠くない。

石畳は朝の光に照らされ、
ひどく静かで、澄んでいる。

聖堂の裏手へ回ると、
闇夜の殉職者たちの墓域が視界に入った。

クレアの足が、わずかに止まる。
——あのとき、自分と処刑人が最初の花を置いた場所とは違う。
ルシナの墓前には、
すでに整然と花束が並べられていた。

幾重にも、幾重にも。
小さな花の丘のように。

「殉職者が出たら……とくに“抜剣した者”なら、」
ユリはそう言いながら膝をつく。
「帰還した者は、必ずここに来る。」

そっと花を供え、
両手を組み、目を閉じた。

風が、花弁をかすかに揺らす。
クレアとジシェルは、少し後ろに立ったまま。

視線は、
小さな墓標へと落ちる。
刻まれているのは、
封筒と文書の紋。
——ルシナの印だ。

喉の奥が、急に締めつけられる。
そして。
クレアの目から、
再び涙が溢れ落ちた。


その夜。
ヴァルレーナがクレアのもとを訪れた。

予想外の来客に、クレアは少し驚き、慌ててヴィシャに茶菓の用意を頼む。

ヴァルレーナは紅茶を一口含み、静かに頷いた。
「悪くないわね。」

カップを置き、ようやく事情の分からない顔をしているクレアへ向き直る。
「今日は二つ用件があるわ。まず一つ目——」
彼女は書類を机の上に置いた。

「あなたの任務は一区切り。これは辞令よ。」
「裁騎見習いの免職辞令。今後は引き続き、銀曦騎士団の騎士見習いとして活動することになる。」

クレアが手を伸ばす。
しかしヴァルレーナは、ふいに書類を引き戻した。

「……本当に、もう一度考えなくていいの?」
その声音には、珍しく名残惜しさが滲んでいた。
「あなたは、本当に向いていると思うのよ。」

クレアは一瞬、言葉を探す。
「ですが……裁騎見習いになるなら……」

言いかけたところで、ヴァルレーナの表情がわずかに曇った。
「ああ……そうね。」
「あなた、処刑人のところで学ぶことになるものね。」

申し訳なさそうに目を伏せる。
「そこまで考えてなかったわ。ごめん。」
今度はあっさりと辞令を差し出した。

クレアは受け取り、内容を確認する。
ヴァルレーナは紅茶を啜りながら問いかけた。
「副官に実力を測られたのでしょう?」

クレアは苦笑する。
「……あれは本当に、触れないでください。出る前に終わりました。」

「当然よ。」
彼女は淡々と言う。
「彼女は闇夜の全員に勝っている。そして——闇夜の人間は、全員が高水準。」
一拍置き。
「強さが人間離れしているの。」

さらに続ける。
「でも、本当に恐ろしいのは——」
「全員、専門分野を持っていることよ。」

クレアは小さく息を呑んだ。
「……処刑人も、戦技を?」
「もちろん。」
「何を?」

ヴァルレーナは口元をわずかに吊り上げる。
「ツヴァイヘンダー。」
そして付け加える。
「ちなみに、私もよ。」

「……」
クレアは言葉を失う。

「私たちは少なくとも騎士よ。処刑台に立つだけの存在じゃない。」
「それに、彼女は本職の救命要員でもある。」
「本当に、冥界から引き戻すレベルでね。」
「え……?」
クレアは思わず声を漏らした。

ヴァルレーナは眼鏡の位置を直す。
「“人を送るなら、引き戻す術も持て。”」
「それが、私たちの師匠の座右の銘よ。」

その瞬間、クレアは悟る。
自分はまだ、
“処刑人”という存在を、ほとんど理解していなかったのだと。

ヴァルレーナは静かにカップを置いた。
「この話はここまでにしましょう。二つ目よ。」

鞄から一通の書類を取り出す。
「あなたは知っておくべきだわ。」

クレアはそれを受け取った。
——御前裁判判決書。

視線が文字を追う。
「ヴァルリックおよび残余私兵——」
「国外追放。終生帰国禁止。」
ヴァルレーナの声は淡々としている。
クレアは小さく頷いた。
……ヴァルリックにとっては、これが最善なのかもしれない。

だが次の瞬間、ヴァルレーナの声音がわずかに低くなる。
「それから、残りの件だけれど……近いうちに“動き”がある。」
クレアの指先が、わずかに書類を握りしめる。
意味は分かっている。

「……ヴァルリックは知っているのか。“あの件”を。」
「まだよ。」

ヴァルレーナは首を横に振った。
「殿下は、国外追放の当日に伝えるつもり。」
クレアは息を吐く。

確かに、それが最も安全なやり方だ。
だが——
ヴァルリックは、おそらくこの先一生、
“恩人”に最後の別れを告げることすらできない。


ヴァルレーナを見送ったあと、
ヴィーシャが静かに近づいてきた。

「坊ちゃま。午後、門の郵便受けにこちらが。」

クレアは封筒を受け取る。
表にはただ一言。
——「クレア殿」
裏面に差出人名はない。

だが、封蝋には一つの紋が刻まれている。
——封筒の意匠。

クレアはそれを開いた。
中の便箋には、ただ一行。

明日午後三時、「エフティール」にてお待ちします。

エフティール。

王都でも名高い菓子店。
王宮の厨房に次ぐ、と評されるほどの店だ。

そして、あの整った筆致。

クレアの胸中には、すでに答えがあった。


以上の翻訳は ChatGPT による翻訳文をもとに、自ら校正・監修した形でお届けしています。
もし文体や語調などに不自然な箇所がありましたら、ぜひご指摘いただけますと幸いです。
ご感想やご質問などございましたら、コメント欄にてお知らせください。できる限りお返事させていただきます。
改めまして、本作品をお読みいただき、誠にありがとうございます。



中国語本文

【第二十七章・餘燼未冷】

奧爾帕奇的塵埃落定。
判決已下,撤離完成,名單也逐一收束。

但有些火,並不會隨著戰鬥結束而熄滅。
它們留在制度裡、留在人心裡,
也留在尚未做出的選擇之中。

在餘燼未冷之前,
克雷亞必須決定——
他將成為什麼樣的人。

克雷亞從奧爾帕奇撤回來之後,先休息了幾天。

某天,王女召見。

王女先慰勉了他的辛勞,並且稱讚了他一下。
然後,重點來了。

「瓦爾蕾娜她説你的能力很不錯,她想收你。」王女捉狹的表情望著克雷亞。
「怎麼樣,要在她底下見習嗎?會知道很多事,生活蠻精采的!」

克雷亞想了一下,
「殿下,我覺得我還沒準備好,請恕我婉拒。」

「所以,你還是要走完嗎?」
「是的殿下。」

王女望向副官,副官則是鬆了一口氣的感覺。
「還好我沒賭...」
「可惜,我本來都想好要吃什麼聖代了呢!」
克雷亞實在不想吐槽了。


「那之後你看旅程要怎麼安排,這邊會再發通行證給你。經費應該還夠吧?」
王女一邊還是不懷好意的瞄著副官一邊説。
「是的,目前還充足。謝謝殿下。」

「你明天還是來王宮一趟 ,」王女終於恢復之前的神態,「你的式神應該已經消散了,要請由莉重新施術一下。」

王女停了一下,眼神黯淡下來。
「也是因為這個小東西,讓你可以至少把露西娜送回家...」

副官看狀況不對,趕緊接過話,
「總之,麻煩明天早上10點到王宮,辛苦了!」


克雷亞退出辦公室之後...

「還是放不下?」副官問。

「嗯,」王女神情哀傷,「她是同袍,我之前穿著同一套制服,哪會那麼容易放下。」
「不過,畢竟是闇夜,這種事情不是不會發生,只是比較少了罷了。」

「殿下......」
「那妳要請我吃聖代嗎?」王女一轉,露出了小惡魔般的表情。

副官知道她在硬撐,但也只好一邊嘆氣一邊掏出錢包,小聲嘀咕「我又沒有賭...」

「妳説什麼?」

「我說殿下您要吃哪種?但是那種『強制復活』的不算!」副官回答,聲音大聲了點。

「那就好,」王女恢復了原來的神情,甚至有點輕鬆。「那,我們來解決奧爾帕奇的最後一件事吧!」


隔天早上10點,當克雷亞到王宮傳達室報到的時候,又遇到了蒂娜。

「克雷亞先生,好久不見。」今天她穿著制服,不過佩劍還是想當然耳的佩戴在腰旁。

「嗯?蒂娜你認識他?那就麻煩帶他到練武場嘍。」
「沒問題!」

於是克雷亞就跟著蒂娜去練武場。

「呃,最近還好嗎?」克雷亞為了怕一路安靜太尷尬,之後先開了話匣子。
「算是還好吧,不過最近有件事有點受寵若驚了。」

「怎麼了?」
「那天我們在訓練的時候,在旁邊揮劍的殿下突然説,」
蒂娜還模仿起了王女的神態,
「『只要能傷到我,榮譽假加甜點隨便點!』」

「啊?」
「大家對能跟殿下切磋都求之不得了,但是還是看看旁邊的副官,結果副官點頭。於是乎大家就排起長龍了。」

「那結果?」
「整個演武場沒人能碰到她。沒有一個。」
「呃...」

「不過回團部,每個挑戰的人還是領到了個餐廳的蛋糕就是了。」
「是嗎?」
(原來如此。)克雷亞想著想著,練武場到了。

練武場今天沒有排練習。
空空蕩蕩。

木製地板反射著上午的光,一眼便能看到站在場中央的由莉——以及她身旁的人。

「吉雪爾,妳怎麼在這裡?」
克雷亞有些意外。

「殿下表示,這次的事情之後,可能要加強第IV小隊人員的安全。」
由莉一邊翻著隨身袋子,一邊回答。

「但不可能一次對所有人施術。」
吉雪爾接過話,「所以由我先試驗,再決定是否全面施行。」

由莉終於掏出兩張符紙。
「你們兩個站到我面前,右手伸出來。」

兩人依言照做。
由莉低聲念咒。
瞬間,地面浮現出黑邊泛光的五芒星,像是從地底透出的刻印。
符紙在她指尖燃起細光,隨後——
化成細小的光點,如同活物一般,鑽入兩人的掌心。

「……還是不太習慣。」
克雷亞低聲說。
吉雪爾則盯著自己的手,彷彿在確認那東西是否真的消失了。

「然後,這個。」
由莉從袋子裡掏出兩個作工精緻的糖果盒,塞到他們手上。

「這是?」
吉雪爾滿臉困惑。

「式神發信時用的媒介。」
克雷亞端詳著盒子說道。

「這次是長效版,大概三個月。」由莉補充。
她停了一下。
「副作用是——」
「劇烈頭痛。」克雷亞接過話。

「誒??!!」
吉雪爾臉色瞬間變了。

「裡面的糖可以緩和頭痛。」由莉很認真地解說。
「真的很好用。」克雷亞同樣很認真。
他補了一句:
「相信有用過的人都這麼覺得。」

由莉又從袋子裡掏出一束花。

「那時我在外出任務,回來才知道出事了。」
她語氣很平,卻比剛才施術時更沉。
「你們……要陪我嗎?」

克雷亞與吉雪爾互看了一眼。
沒有說話,只是默默點頭。

從練武場到小聖堂不遠。
石板路在晨光下顯得安靜而乾淨。

繞過聖堂後方,闇夜殉職者的墓群便映入眼簾。

克雷亞的腳步微微一頓。
和當時他與處刑人放下的第一束花不同——
露西娜墓前,已經整整齊齊排滿了花束。
一層一層,幾乎堆成小小的花丘。

「只要有人殉職,尤其是『拔劍』,」
由莉邊說邊蹲下身,
「我們的人回來,一定會來致意。」

她把花放下,雙手交握,低頭默禱。

風輕輕吹過花瓣。
克雷亞與吉雪爾站在後方。
視線落在那座小小的墓碑上——
刻著信封與文件的印記。

那是露西娜的標誌。

克雷亞忽然覺得喉嚨發緊。
然後,眼淚再次奪眶而出。


晚上,瓦爾蕾娜來拜訪克雷亞。

克雷亞有些意外,連忙請維莎準備茶點。

瓦爾蕾娜抿了一口紅茶。
「還不錯。」

她放下茶杯,才對著一臉問號的克雷亞開口。

「其實有兩件事。第一件——你的任務告一段落了,我來送人事令。」
她將文件放到桌上。


「這是裁騎見習的免職令。往後,你仍以銀曦騎士團見習騎士的身份活動。」

克雷亞伸手去拿。
瓦爾蕾娜卻忽然把文件往回一收。

「你不再考慮一下?」
她的語氣難得帶著一點不捨。
「我真的覺得你很適合。」

克雷亞沉默了一瞬。
「但是,如果要當裁騎見習的話……」

他話說到一半,瓦爾蕾娜忽然想起什麼,眼神微暗。
「對……你得去跟處刑人學東西。」

她露出抱歉的神情。
「這個,我倒是沒想到。歹勢。」
這次,她乾脆地把人事令遞給他。

克雷亞接過,攤開確認。

瓦爾蕾娜抿著茶問:
「副官不是測試過你?」

克雷亞苦笑。
「那個真的不要提了。我連出手的機會都沒有。」

「正常。」
她淡淡道。
「她打贏過闇夜所有人。而闇夜每個人——都是高水準。」

她停了一拍。
「他們每個人都強到不像人。」
「但更可怕的是——」
「每個人都有專長。」

克雷亞微微一愣。
「那……處刑人她有練戰技嗎?」
「有啊。」
「什麼?」

瓦爾蕾娜勾起嘴角。
「雙手大劍。」
她補了一句:
「順帶一提,我也是。」

「……」
克雷亞沉默。

「我們至少是騎士,不是只會站在刑台上。」
「而且別忘了,她還是急救人員。是真的能把人從冥界拉回來那種。」
「啊?」
這次他真的失聲。

瓦爾蕾娜抬抬眼鏡。
「『要把人送過去,就要有辦法把人拉回來。』」
「那是我們師傅的座右銘。」
克雷亞忽然發現,自己對處刑人這個職位的理解,遠遠不夠。


瓦爾蕾娜放下茶杯。
「不提這個。第二件事。」

她從包裡取出一份文件。
「你需要知道。」

克雷亞接過。
——御前裁判判決書。
「瓦爾利克與其餘私兵——」
「流放境外,終生不得回國。」
她語氣平靜。

克雷亞點頭,
這對瓦爾利克,或許是最好的結果了。

接著,瓦爾蕾娜的語氣沉下來,
「至於剩下的部分……最近應該會有『動作』。」

克雷亞的手指微微收緊。
他知道那是什麼意思。

「那,瓦爾利克知道了嗎,『那件事』?」
「還不知道。」
瓦爾蕾娜搖頭。
「殿下打算驅逐出境當天再告知。」

克雷亞嘆了口氣。
這確實是最穩妥的方式。
只是可惜——
瓦爾利克這一生,大概再也無法見到他的「恩人」最後一面。


送走瓦爾蕾娜後,維莎走了過來。

「少爺,下午在門口信箱發現這封信。」

克雷亞接過。
封面寫著「克雷亞收」。
背面無落款。

火漆上,只印著一枚信封圖案。
他拆開。
信箋上只有一行字:


敬邀明日下午三時至「艾夫提爾」一聚。

艾夫提爾。

王都知名甜點店。
僅次於王宮餐廳。

再加上那端麗筆跡。
克雷亞心裡已經有了答案。



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