オレオレ詐欺の次は、押し込み◯◯の下見!?
こんにちは、ぱんだごろごろです。
前回に引き続き、日常にひそむ小さな危険の芽を摘み取って、犯罪から身を守ろうシリーズ(?)です。
タイトルの◯◯は、何が入るでしょうクイズではなく、「押し込み強盗」とそのまま書いてしまうと物騒なので、ちょっと印象をやわらげてみました。
何と申しますか、押し込む先が我が家では、ささやかすぎて、たいして実入りもないでしょうし、もちろん金庫も骨董品もない家ですので、
『いったい誰が何のために押し込むのよ』
とおっしゃりたいお気持ちはよくわかります。
ですが奥さま、
泥棒さん、と申しますか、押し込み強盗団の皆さんには、我が家が前期高齢者夫婦の二人暮らしで、押し入ったところで追いかけて来ない(これは強盗団にとってプラス)どころか、押し入ってもろくに盗む物がない(これは強盗団にとってマイナス)なんてことは、わからないのですよ。
わからないからこその『下見』でございます。
では、なぜ、単なる乳飲料会社の戸別訪問営業マンだったかもしれない男性を、押し込み強盗団の下見役かもしれない、と私が疑うに至ったのか。
いや、それは私は、常にではなくとも、けっこう、かなりいつも妄想全開なのですが(えへへ)。
何と言ってもですね、あの帰り際の全力っ振りがおかしい、と思うのですよ。
では、その日何があったのかを、順を追って、お話ししますね。
その日、インタフォンがピンポーンと鳴りました。
『はーい』
と返事をしつつ、インタフォンのボタンを押す私。
そこには、会社のユニフォームらしい服を来て、キャップ帽をかぶった、若い男性の姿が映し出されていました。
『こんにちはー。
こちら、◇◇(企業名らしいが、聞き取れなかった)の△△(その人の氏名らしいが、これも聞き取れない)と申しますー。
新商品のご案内に伺いました。
玄関口までお願いしまっすー』
(うさんくさい…)
まず思ったのは、それでした。
いつもなら、
『伺いました』
のところで、
『必要ないので、けっこうです』
と言って、インタフォンを切るところなのですが、その日は相手が続けてしゃべっていたので、口をはさむことができません。
改めて、断わりの言葉を言おうとするのですが、
『玄関先までお願いしまーす』
と、重ねてしゃべられ、こちらの発言のタイミングがなくなりました。
要りもしないものを売りに来た相手に、どうして断わるために、私が玄関まで行かなくてはならないの!?
頭の中に、わざわざ私を呼び付けようとする、この無礼で図々しい若者(若造)に対する反感が、むくむくと広がります。
もう、いいわ。
面と向かって断った方が早いでしょう。
そう思い、玄関へ行き、扉を開けると、外へ出て、戸を閉めました。
家族と親しい人以外は、玄関の中に入れてはいけない。
それくらいのことは、私も知っていました。
小学校のPTA委員をした時に、警察の生活安全課の方たちから教わったのです。
玄関扉を開けたままにしたり、玄関内で対応したりすると、郵便局や宅配便の配送員を装った犯人に、家の中まで入り込まれてしまうという危険があるのです。
玄関前のポーチに立った私は、相手の若者を見ました。
赤が基調の、上下揃いのユニフォームを着て、手には何かを持っています。
彼は私を見るなり、その手にしていたプラスチック製の薄い板のようなものを渡そうとして来ました。
それはA4サイズくらいの大きさで、そこに新商品の説明が写真入りで書いてあるようでした。
ところで、皆さまも身に覚えがおありだと思いますが、我々人間は、知らない人から目の前にものを出されると、とっさに恐怖を感じ、身構えるものです。
視界がさえぎられる⇒前が見えないので、何をされるのかわからない
それ故、さり気なく左右か後ろに身を引いて、視界と逃げ場の確保を図ります。
ユニフォーム姿の若者から、目の前に新商品の説明書きを差し出され、
『それを読んでください』
と言われた私が、まず思ったのは、
それに絶対にさわりたくない
ということでした。
ところが、相手は私が当然、言われた通りにおとなしく読むものと思っているのか、ラミネート加工された説明書を差し出してきます。
いきなり目の前にものを差し出された恐怖と、読むことを強制された怒りとで、私はどうしたかと言うと、
ぱっと受け取り、そのまま何も言わずにそれを彼に返しました。
『あっ、えっ』
彼は面食らった様子で受け取ったかと思うと、あっという間にまわれ右、脱兎のごとく逃げ帰って行きました。
私はと言うと、あまりにすばやい彼の撤退に、唖然としていました。
もしかしたら、新商品の説明書を読まずに返してきた私に文句のひとつも言うかと思い、
『老眼で目が見えなくて』
と言い訳をしようと、心の準備をしていたのです。
いったい、何をしに来たの?
・・・。
ほらね、おかしいでしょう?
考えた結果、私が導き出した結論が
①彼は強盗団の一員で、近隣の家々の下見をしてまわっている。
だったのです。
もちろん、②の可能性もあります。
②彼は乳飲料会社の営業マンだが、お客様が乗り気でない時には、素早く撤退するよう、上司から言い含められている。
素早く撤退することで、お客様から、
『惜しいことをした。こんなに早く帰るのなら、もっと話を聞けば良かった』
という気持ちを引き出そうとしている、という可能性もあります。
さらに、これはさすがに考え過ぎかなとも思うのですが、あのラミネート加工した説明書を私に持たせようとしたのは、私の指紋を手に入れたかったからではないか。
よくミステリー小説で、『これを見てください』と言って、つるつるした地のカードや名刺を相手に持たせて、その後回収し、指紋を取る、というシーンがあるんですよね。
私の指紋なんぞ取って、何に使うのか、そこが謎と言えば謎なのですけれどね!

今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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