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最近読んで、とってもよかったなぁと思う本は? 〜 副題『わたしは羽ばたける』

こんにちは、ぱんだごろごろです。

本田健さんの「ハッピーライティングマラソン」第8回目のお題は、

「最近読んで、とってもよかったなぁと思う本は?」

です。

今回はズバリ、結論から。
それは、

「半助喰物帖」(全6巻)

です!

(原作・草香去来 、作画・灯まりも

大和越部藩士・楢原半助(ならはらはんすけ)は慶応二年の第二次長州征討に従軍、合戦中に井戸に落ち、現代へタイムスリップしてしまう。
居酒屋で現代料理に舌鼓を打ちすっかりいい気持ちになった半助を支払いで助けたのが、一人暮らしの会社員・吉川香澄だった! 
行き先に困る半助を見かねた香澄の提案とは。
現代の東京へタイムスリップした侍が、現代の日本人をおいしくもてなす!

コミックシーモアの作品紹介より引用

読後感もとても良くて、しばし作品の世界に浸りきっていました。

「半助喰物帖」第1巻より

恋愛要素は一切なく、お互いを思い遣る人と人との交流が、食べ物(料理)を通して純粋に描かれているところが、心に浸みました。


7月に入ってから読了した本としては、他に、

「黄泉がえり」梶尾真治著
「男尊女子」酒井順子著
「モリアーティ」アンソニー・ホロヴィッツ著
「探偵小説には向かない探偵」王谷晶著
「孤島パズル」有栖川有栖著

があります。
「黄泉がえり」は、以前、noterのぶんぶんどーさんが薦めてくださったもの。
随分前に読み始めたのですが、途中離れていた期間があり、今月に入って無事読了しました。



下三つはミステリー小説です。
王谷晶さんは、本年度のダガー賞<翻訳部門>を、日本人として初めて獲ったということで評判になっていたため、受賞作(「ババガヤの夜」)の前に、軽めの連作短編集を読んでみました。



そして、ここから以下、副題の内容に入ります。

副題『わたしは羽ばたける』


*上の画像、タイトル画像とも、「七つ屋志のぶの宝石匣(第24巻)」(二ノ宮知子著)より、お借りしました。



7月の読書記録を見てみると、私は漫画とミステリーばかりを読んでいるのがわかります。

このように、漫画とミステリーに特化した読書をしている時期というのは、私の場合、身体か精神に負荷がかかり、病んでいる時が多いのです。

例えば、産後の時期、私はクロフツの推理小説ばかりを読んでいました。

退屈と言われることの多いクロフツですが、あのスローペースが、出産による身体の負担を癒してくれていたのです。

では、この7月、私は何が理由で身体と精神を病んでいたのでしょう。

その理由とは、『仕事』です。

12月で定年退職することが決まっているのに、なぜ心と身体を病むほど、仕事が辛くなったのか。

一番大きな原因は、会社による人員削減のため、仕事量が増えた上司から、理不尽な扱いを受けるようになったこと。

何をしても、悪く受け取られる、
ねじ曲がった解釈をされ、陰口を言われていたことがわかると、さすがに疲れが出ます。

『スルー、スルー』と自分に言い聞かせても、
『あと◯ヶ月の辛抱だから』と言い聞かせても、
逆に、『あと◯ヶ月もこの状態が続くのか』とがっくりする始末で。

それでも、「立つ鳥跡を濁さず」の意地だけで仕事を続けて来ましたが、ある日、整腸剤を飲まないと出勤できなくなっている自分に気付きました。

夫に、
『定年になる前に仕事を辞めてもいいと思う?』
と訊いたところ、
『いいんじゃない』
という返事が。

そうこうするうちに、聞こえてきたのが、隣の部署との合併のうわさ。
それも期間を聞いてみると、年内に遂行するとのこと。

二つの部署が合併するのに合わせて、双方の意向のすり合わせ、書類等の管理、事務用品の引越しなど、大変な量の雑務が発生します。
それらの雑用をすべて終えて、新しいフロアが誕生したところで、私は職場とさよならするのです。

これって、使い捨てじゃない?


か弱い (もうすぐ) 前期高齢者を働かせるだけ働かせて、ポイ捨てするなんて。

いえ、使い捨てしてくれるのなら、まだ親切なのかもしれません。

その後、もれ聞こえてきたところでは、65歳過ぎた契約社員でも、希望する者は、さらに働き続けることができる、という話でしたから。

60歳でいったん定年で、その後延長5年、65歳で晴れて定年退職だったのに。

会社の上層部が、「シルバー枠」を作って、前期高齢者を、今よりちょっぴり(相当?)低い時給で働かせようって言うんでしょ。(以上、私の妄想です)

冗談じゃないわ。

とにかく、逃げ出さなくちゃ。

わたしは羽ばたける


私は羽ばたくことにしました。
新しい世界へ向かって。

私は、朝食の席で、夫に、『今日、会社辞めるって言ってくるわ』と宣言しました。
『あ、う、うん』と夫。

そして、直属の上司に向かい、
『ご相談したいことがあるのですが、お時間頂戴できますか?』
と切り出したのです。

頷く上司に、私はいかにも申し訳なさそうな表情で、
『実は9月末日で退職したいと思います』
『え、何があったの?』

と上司。
『夫の母が、要介護4の判定を受けまして。
9月の初め頃に、今いるリハビリ病院を出なければならないので、その後を見る人間が要るということになりました。
私は長男の嫁ですし、次男の妻は、実家の父親が同じような状態になっていて、動けないので。
大変申し訳ないのですが、9月いっぱいを有給消化に充てたいと思っております』

上司、同情したような表情に。
『そういう事情でしたら、止むを得ませんね。
では、総務に連絡して……』

私は羽ばたくことができました。

退職にまつわる、実際の手続き等はまだ先のことですが、とりあえず。

わたしは大空に向かって、飛び立ちます。


#ハッピーライティングマラソン
#本田健


今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
暑さで目もかすむような気がします。
早めの水分補給が大切ですね。


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