もし10年前のあなたに、今のあなたがアドバイスするとしたら?
こんにちは、ぱんだごろごろです。
本田健さんの、「ハッピーライティングマラソン」第41回目のお題は、
『もし10年前のあなたに、今のあなたがアドバイスするとしたら?』
です。
10年前、10年前ねぇ、
あ、そうそう、思い出したわ、
私、この間、夫の実家に行った時(今は空き家なので、時々手入れをしに行っています)、偶然、30年前の自分が写っている写真を見つけたの。
舅のお葬式の時に撮った写真なんだけど、
もう、びっくり。
私の顔、目と鼻と口しかないの。
当たり前だろうとか、眉毛はないのかとか言うのは、ちょっと待ってちょうだい。
私ね、七五三以来の和装で、喪服を着ているんだけど(長男の嫁なんだから、と義母に着せられました)、葬儀の席だから、きまじめな顔をして、正面を向いているの。
白くて丸い顔の中に、眉毛と目がふたつずつ、鼻と口、それだけ。
つまり、
今の私の顔の中にある、このノイズたち、
シワ、シミ、たるみ、ほうれい線、ゴルゴラインなどがいっさいないの。
今はデコボコのフェイスラインも綺麗なものよ。
一筆書きみたいにつるっと円を描いただけ。
耳も額もすっかり出ていて、髪は艶のある漆黒。
いや、もう、見て笑い出しそうになったわ。
昔の私って、こんなに綺麗だったんだ。
我ながら惚れ惚れしそうなほどでした。
喪服は女性を美しく見せるって、本当なのね。
調子に乗って、その写真を夫に見せたところ、
『30年前なんだよ、君、いくつだった?』
と言われました。
と、ここまで書いてきて、初めに戻るわね。
10年前の私へ。
30年前の私は、今の私から見ると、すごく若くて綺麗でした。
でもね、当時のことを思い出すと、小学生の娘と幼稚園児の息子の世話に追われて、自分のことなんていつも後回し。
お風呂にゆっくり入っているひまもないくらいですから、顔の手入れをする時間もありません。
20代後半や30代前半の自分に比べると、お肌の張りもつやもなくなって、老けてきたわ、なんて思っていたに違いないのです。
だから、10年前の2016年の私も、きっと40代や50代前半の頃に比べると、シミやシワはどんどん増え、目の下も何となくくぼんできて、笑ったあとは笑いジワが消えることなくうっすらと残り、まぶたは目を開けても何となく重くて、ふたえの幅も若い頃より狭くなってきて、白髪染めはひと月に一度だと生え際の白髪が目立つから、三週間に一度にすることも考えなくてはならなくなり、さらに顔がひと回り大きくなったように感じる、というのも、あごの両脇がたるんで下がってきて、俗に言うブルドッグラインになったからであり、首のシワに至っては、息子から『老婆みたい』と言われる始末ーー、という状態に悩んでいることと思うけれど、それ、年々更新するだけだから。
と、教えてあげたいと思います。
今の年齢になって、10年前を振り返ると、やっぱりそれなりに若いんですよ。
それでも、心中では、以前の若さを日々失っていく自分に失望している。
10年後の自分から見れば、年齢相応に生き生きとして魅力的なのにね。
だから、今の私が10年前の自分にアドバイスするとしたら、
人間の欲にはきりがない
ということをよく心得て、可能な限り、現状維持を目指すこと。
そうしたところで、維持し続けることは不可能なのだから、目指すだけでOKなのです。
私たちがよくする間違いは、現状以前に戻したくなること。
シワやシミがこれ以上増えないようにケアするのではなく、シワやシミをなくしたくなるんです。
もちろん、評判の良い医師を選べば、施術によって、今あるシワやシミをなくすことも不可能ではありません。
ただ、それを実行するには、たいへんな体力や財力を必要とします。
ひとつシワやシミを消せば、もっともっと消したくなるからなんです。
ほら、人間の欲にはきりがありませんから。
今のあなたも、十分綺麗で魅力的。
10年後のあなたは、仕事を辞めたあと、好きなことをして、毎日楽しく暮らしているわよ。
そう、教えてあげたいと思います。
#ハッピーライティングマラソン
#本田健

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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