見出し画像

生きづらさの原因はなにか?

「生きづらさの原因はなにか?」という問いに対して、あるひとつの答えをひねり出すとしたらそれは、

「無意識のプライドの高さに原因がある」

こう書くことを、この記事の出発点としたい。


早速だが私は、生きづらさの解消策としてメガネの掛け替えを主張したい。世界を見つめるときに、どんなメガネをかけて見つめるかで生きづらさは減る。無意識にかけている、そのメガネをかけかえてみる。


私は妻とよくYouTubeで「独身アラサー女性の婚活系Vlog」を見る。あるいは「独身アラフォー男性の日常系Vlog」もよく見る。

なんか面白い。見ちゃう。ああいうのを見て妻と「考え方が惜しいよなぁ」と動画にツッコミを入れながらチョコレートを食べるのが、一時期の我が家のトレンドであった。チョコレートだ。

YouTubeやTwitterあるいはこのnoteでもそうだけど、生きづらさを感じている人が一定数たしかにいる(気がする)。彼ら彼女らの言い分は、なぜか多くの場合決まって「私はHSPなのでだ。

HSPなのはいい。人がどう感じているか、どう思われているかに対して人一倍敏感に感じ取ってしまう、という方々。それはそれで悪いことではないのでは?と思う。立派な個性だ。



ただ、

昨今、この「HSP」というワードが、生きづらさを肯定するためのラベルのように使われている気がする。まるで免罪符のように。HSPなのは別にいい。否定しない。もしも私がそういう方に会った時には、それはとてもやさしく接してあげたい、と思っているタチだ。


あくまで私個人の意見だから、反対意見があればコメントで袋叩きにしてほしい。いや、やっぱりやめて。つらいから。

しかし思うに、(自称)HSPの人って、不思議なプライドを持って生きていないだろうか?ひとくくりにするのは危険だけれども。


いや、分からない。人に言えない辛さはたしかにある。けれど、議論を恐れずに書くと、HSPというワードの言外には、ある種の自尊心が見え隠れするように思える。



分かる。でも待って。
解決策を書くから。
落ち着いて。私は落ち着いてる。
もう少し読んで。



婚活系YouTuberで言えば、

・お会計で割り勘だった

・相手が話すばかりで私の話を聞いてくれない

・自慢話が多くて疲れた

・私の話を否定された

・服装と髪型がダサくて全然ダメだった

とか、そういう動画が多い。あまりに多い。
気にしなければいいのに、そんなこと、と思う。

いや、プライド・自尊心を持つのはとても大事なことだと思う。私だってプライドを持って生きているし、傷つけられたくない。でも、もしもこれを読んでくださっている方の中で「あ…私のことかも」と思う方がいらっしゃるなら、今から書くことをそっと伝えたい。




プライドと理想を一旦すみっこに置き、ラベルを外してラクに生きてみてはどうでしょう?他人はあなたを傷つけようとして存在してるわけではないですよ。




もう一回書く。

他人はあなたを傷つけようとしていないよ。


言いかえれば、

その防弾ガラスで分厚くなったメガネを替えて。
外にスナイパーはいない。



むしろ人は仲良くなりたいよ。それぞれ個性があるよ。みんな違った暮らし方や考え方があって、私たちはその違いを受け入れることから人間関係を始める。攻撃的になってはいけない。防御もしなくていい。


生きづらさの原因は、そういう自分が作ったプライドにある、という可能性を示唆してみる。そのプライドが生きづらさを作っている。


芸能界の大御所たちは孤独だという。

ビートたけしも、明石家さんまも、ダウンタウンも。みんな自分に価値があると思っているから、その価値を脅かす人とは接したくない。だから大御所同士は基本的に共演しない。プライドがあるのだ。だからなのか、彼らはなんだか寂しそうだ。

生きづらさ=寂しさ

と展開できる。

だからこそ大御所たちは自分達の軍団を作る。
寂しくないように。


でも、私たちは芸能人のような影響力もなければ、そんな大きな価値もないと思っている。だから軍団なんて作れない。友だちなんていない。するとますます寂しくなる。

では、どうすればいいのか?
芸能人で考えたとき、これからの私たちの生き方の参考になるのは誰か?






タモリだ。


笑っていいとも!昼メガネ!




なぜなら、タモリはつるまない。

タモリは孤高だ。私が小さい頃、彼の面白さも凄みもまったく分からなかった。大学生になってから「あれ?タモリってどんなポジション?」と気になって、彼のことを調べた。


タモリはつるまない。

その代わり、タモリは全員を受け入れる。

だからタモリは大御所たちと共演する。歌手だろうと俳優だろうと、政治家であろうと、無名の市民だろうと関係ない。共演する。タモリにも絶対プライドがある。なさそうだけど。

ブラタモリなんか見てて、私がタモリっぽいなぁと思うシーンがある。クイズを出されて、彼特有の博学の知識を披露する時、ではない。むしろその逆。分からないことを「分からないです」と言い切るあの姿勢だ。そこにはプライドも自尊心も感じられない。

「分からない」と答えると、ゲストは答えを教えてくれる。タモリは馬鹿にされるとか、傷つけられると思ってない。人は仲良く接したいと望んでいることを、彼はあのサングラスの奥で知っている。


生きづらさの原因は外にはない。
原因は私たちの内にある。

つまり私たちが無意識でかけているメガネにこそ、生きづらさの原因がある。これ、アドラー心理学だよね。


生きづらさの原因は、プライドだ。
理想を持ちすぎていることが原因だ。


では、どうすればいいか。

そう、タモリを見習ってみて。

理想とプライドを、足もとにトンと置いて、他人を受け入れることから始める。他人は自分を傷つけようとはしていない。気にしない。

具体的には?

明日からどのように行動を変えればいいの? 


そう、タモリを見習ってみて。


分からないことを「分からない」と言い切ろう。
まずはそういう小さなことから変えてみよう。



たとえ少し知っていても「知っている」と言ってはいけないよ。「いやぁ、聞いたことはあるんですが、よく分からなくて。なので教えてください」と言ってみることから始める。思えば、ひろゆきもよく言ってる。「え、分かんないです。教えてください」って。



これだけで何かが変わる。たぶん。

生きづらさの原因の何かが。


タモリは言う。サングラスをかけながら。

友人なんて、いなくてもいいんだ。友人なんていなくても全然やっていける。何をもって友人と定義するかだ。パーッと騒いで、お喋りするぐらいの仲をそう言うのなら、俺にも友人は数えきれないくらいいる。
タモリの発言『ヨルタモリ』にて


でもまあこれって、私の意見を押し付けているようで気持ち悪くもあるので、次に書くような考え方もある。本末転倒だけど。ノーベル物理学賞を受賞した真鍋さんの会見での発言だ。


Q.なぜ日本からアメリカ国籍に変えたのですか?


A.興味深い質問です。日本人は、いつも互いに迷惑をかけまいと気をつかいます。とても協調的な関係を結ぼうとします。日本人が互いにうまくやっていける大きな理由が、そこにあります。

アメリカで、私は好きなことができる。周囲がどう感じているかは気にしない。人を傷つけたいとは思わないが、他人の考えを観察したりしないし、理解しようとも思わない。

アメリカでの暮らしは素晴らしい。私のような研究者は、やりたいように研究ができる。上司は私の好きにさせてくれた。コンピューターは使いたい放題、何をしてもよかった。

日本に帰らない理由の一つは、そこにあります。私は協調しながら生きることができない
米プリンストン大学上級研究員・真鍋淑郎さん
ノーベル物理学賞受賞会見にて


この世界は生きづらくもなんともない。
要は世界をどんなメガネをかけて見つめるかだ。思ってるより美しくてワンダフルな世界。選択は自由。メガネは選べる。

悩める方が少しでも楽になることを祈って。




「うるせー!ぶっ飛ばすぞ!そもそも人と関わることがいやなんじゃ!」という方、こちらの記事がオススメです。

●この記事がオススメ


●社会に対して私が思うところはコチラ


●コメントくださった方でシンパシーを感じたのでこの記事もオススメ 



いいなと思ったら応援しよう!