あたま、ちゅ〜ちゅ〜トレイン😹 鬼界の嵐⑥―巨大岩の謎―(菌活ボーイがゆく #85)
ちょ、待って。
あたま、カプッといってるやん🙀
(前回のおはなし)
「3千年ぶりやなあ」
鬼は舌なめずりをして、くくくと笑った。
岩からぴょんと飛び降りると、タケにゃんの頭にかみついた。
ちゅ~、ちゅ~。
血を吸っている!
ひえ~っ。
タケにゃんは両手をバタバタさせた。
鬼はなかなか離れない。
「俺に任せろ」
ラオにゃんの豪腕がうなりを上げた。
ぽかっ。
「いて~っ」
タケにゃんが頭を抱えてうずくまった。
あれ~っ。
鬼は? どこいった?
「ふえ~っ。こっち、こっち」
慌てふためく声がした。
のぼにゃん師範の頭上で、鬼がかみつこうとしていた。
「た、助けてえ」
「やめるんじゃ」
おばばの一喝で、鬼がピタリと動きを止めた。
おばばを見据えて、ニヤリと笑った。
唇の端から赤い血がしたたり落ちた。
(次回に続く)
