嵐の予感⑥ ー湯飲みの底に映る未来ー(菌活ボーイがゆく #77)
一瞬のハグと
一瞬の…😹😹😹
前回のおはなし
ユキちゃん!
「ユキ~っ、俺が悪かった」
ラオにゃんは突進すると、がばっと抱きしめた。
…かに見えた瞬間。
ばち~ん!
電光石火の早業で、ユキちゃんの平手が飛んだ。
ラオにゃんは左頬を押さえ、ぼうぜんと立ち尽くした。
僕らも目を丸くした。
「セクハラよっ」
おしとやかなユキちゃんが、別人のように激怒した。
「まあ、まあ。落ち着きましょう」
のぼにゃん師範がなだめた。
「落ち着いてなんかいられないよ」
「ううぅ。ユ、ユキ…まだ怒ってるのか」
「何の騒ぎ? 表まで聞こえてるわよ」
聞き慣れた声にハッとした。
戸口に立っていたのは、驚くべき人物だった…。
(次回に続く)
