介護家族のワタシとあなたへエールを込めて
♪ 音声版は、こちらでどうぞ。
介護家族のあなたへ
介護は「情」より「情報」だと思う。
もちろん、やさしさに救われたことはたくさんあるし、今でも感謝の大きさは変わらない。
その上で痛感しているのが「情報」が運命を左右するということなのだ。

介護家族は、忙しい。
自分の仕事と生活もある。
介護の制度は変わるし、一般人にはわかりにくい。
介護の窓口はワンストップではなく、情報も一本化されていない。
残念ながらプロにも「当たりと(期待)はずれ」があり、自社ファースト(顧客ファーストではない)の経営をしているところもある。
そんな中で、日々「選択と判断・決断」が必要なボールがあちこちから容赦なく飛んでくる。
介護家族が向き合う「千本ノック」。
健康のこと(病院・薬・サプリメントなど)
手続きのこと
サービスのこと
人のこと(誰に相談・依頼するのか?)
お金のこと
エトセトラ、えとせとら、etc.
それぞれについて、噂の真相も確かめながら自分と親についての「ベストな答え」を見つけていくことは、かなりのハードワーク。
しかも、期限があったりもする。
期限に間に合わなければ受けられないサービスやお得な制度もあるので、
これに間に合わせられるかどうかはお金の面でも大きな問題。
私が「暮らしの経理力」をおススメしている理由も、ここにある。(このことは、またいずれ)
介護家族に保険はきかない。
当たり前だけれど、これは意外と忘れがちな気がする。
「母を支える私のことは、だれが支えてくれるのでしょうか?」
そんな声に出合うたび、あらためて思うのだ。
「支える人」にも「支え」は必要。
でも、それは制度の中にはなかった。
創意工夫で「時間と体力」の余裕を生み出すことが大事だと思う。
そのためにも安心できる「情報」に出合えること、そのための労力をできる限り小さくすることがカギになるはず、というのが私の経験からたどり着いた答え。
正しい答えはないけれど「自分の答え」は必ずある。
介護は、人の数だけ正解があると言われているジャンル。
それはそうである。
80年の歴史が刻まれて成り立っている心身なのだ。
子育てとの最大の違いでありミステリー。
専門医でも、たいていは80年も生きていない。
だから、正解などわからないのだ。
そして「どうしますか?」とボールはこちらに渡される。
「自分の答え」を見つけるほかには、納得する方法はないのだと思うようになった。
ならばきっと「自分と向き合い哲学する手法」の出番では?
私の中に一つの風穴があいた。
そして、このnoteを再開することにした。
SNSだと情報が流れてしまい後からは追いにくいので、ストック型のnoteに積み重ねていくことにする。
介護家族にもサポートを届けるために。
まずは、私が出合った「あらゆる情報」をまとめることから始めたい。
祖母の介護から「介護うつ」を経験したことも、きっと未来の私と誰かの小さな力になれると願いつつ。
出会ってくれて、ありがとう。
介護家族は、とにかく千本ノック対応で心身ともに忙しい。
講演会やセミナーや、息抜きの映画もお茶も行けない状況の中で、それでも受け取ってもらえる方法をと考えると「出会ってもらう」しかないと感じている。
だから、こうして何かのきっかけで受け取ってくれたことに感激なのだ。
どうか、必要とされる方に届きますように。
「あなただけではないから」
紀々
