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持続可能なコミュニティ運営は、「1人で抱え込まない仕組み」にある。【テーマ座談会 レポート】

コミュニティ運営って、始まりは好調でもいずれ減速してしまうときがきます。続けるうちに、当初のビジョンから遠ざかってしまうジレンマってありますよね。(※マーケなキクハナスの運営は、今のところ、イイ感じに負担分散できています。)

マーケなキクハナスは、中遠エリアの事業者が集まり、事業のリアルな悩みをみんなで考えるサロン型ワークショップです。今回は、「そのコミュニティは誰のため? 持続可能なコミュニティを考えよう」をテーマに、参加者自身の悩みを共有しました。

こんにちは!主宰のふじねです。今回のマーケなキクハナスで得られた視点はこちら。コミュニティ運営の参考になれば幸いです。

  • 「自分がいないと回らない」状態から、どう抜け出すか

  • 人が集まらないとき、間口は広げたほうがいいのか


開催概要

属人化しているのは、業務ではなく「判断」

運営の中心にいると、企画、日々の対応、意思決定が属人化し、負担が大きくなりがちですよね。

ルーティンは担当不在でも回るけれど、困るのはイレギュラーが起きたとき。

ワークショップの様子。お悩みをふせんに書き、くじ引きでテーマを決めます。

想定外が起きたとき、プロジェクトは止まります。その場の判断が必要な調整、前例がないトラブル……。

属人化しているのは業務というよりも、判断なんですね。

役割は違っても、判断は3人で共有する

判断の負荷を分散するために、組織で実践されている方のお話が役立ちました。

まず代表1名が「顔役」として前に立ち、サブ役を2名立てます。

サブ役の2名のどちらかが隣で見ている状態を維持できれば、たとえ担当が変わっても判断を引き継げます。

「情報共有と意思決定を3人で行う」状態を目指すのは、持続可能なコミュニティ運営に必要な視点のひとつだなと、あらためて感じました。

3年から5年の長期計画で、運営に近い人を増やす

一方で、立ち上げたばかりの組織の場合、運営メンバーを抜擢するのは難しいもの。

権限をいきなり全部渡すのではなく、少しずつ手放すステップを、3年から5年の長期計画として考えるという意見が、個人的に刺さりました。

マーケなキクハナスも、今はふじねと竹原さんで運営していますが、少しずつ協力していただける方との連携を考えています。

いきなり運営の全てを任せるのではなく、マーケなキクハナスに関わってくれる方へ協力をお願いし、中遠エリアのコミュニティのひとつに成長させたい。

1人の力は小さいからこそ、つながり合う。時間軸は長く、ネットワークは広く。そんなコミュニティ運営に刺さるお話でした。

イベント集客、思うように集まらない

ご参加いただいた方のなかに、直近のイベント集客に悩む方がいらっしゃいました。日程だけ決まっていて、内容の解像度が荒い状況。集客効果の高い要素を追加すれば、もっと多くの方が集まるのではないかと考えているところに意見が集まりました。

ターゲットを広げると、もっと集まらない

イベント参加のきっかけで強いのは、知り合いからのお誘いです。チラシ、広告だけでは参加者が集まりません。

人が集まらないからといって、マルシェや有名人の招待など目を引くものを抱き合わせてしまうと、イベントの趣旨がぼやけてしまいます。

集客は、地道な営業活動と関係づくりが基本。誰に、何を届けたいのか決めたら、ブレずに伝えるのが、遠回りなようで近道です。

ひとりで来た人は、放っておくと二度目がない

ここは、私も耳が痛かった……苦笑。

ひとりでイベント参加するのは、それだけでハードルが高いものです。マーケなキクハナスのような交流型イベントの場合、適切なフォローがなければ誰とも話せないままお帰りになる可能性が高まります。これでは、次に参加することはないでしょう。

来てくれた方には、お礼を伝え、この場を楽しんでいただけるよう精一杯尽くす。

これが確実な一歩。いろいろな背景と期待値を持って参加してくださった方に、有意義な時間を共有できるよう頑張りたいと思います。

ランチ交流会の様子。今回は人数が多く、集合写真を撮影しそびれちゃいました。

ザキさんとの対談風レポート

今回ご参加いただいた、静岡マーケティングサロン主宰のザキさんが、私との対談形式で振り返りをまとめてくださいました。

メンバーの熱量の差との向き合い方、チャットの既読スルー問題、役割を渡したメンバーが一気に動き出した話など、ふじねとは違う視点でまとめていただいています。あわせて読んでいただけると嬉しいです。

【ザキヤマ × ふじね 対談】そのコミュニティは誰のため?持続可能なコミュニティを考えよう

まとめ

今回の要点をまとめると、こんな感じです。

  • 「自分がいないと回らない」をどうする?

    • 判断を止めない、フラットな体制を作ってみよう

    • 3年から5年かけてバトンを渡す計画を立てよう

  • 人が集まらないときは?

    • 間口を広げるより、思いをブレずに伝えよう

    • 参加してくださった方へ、楽しんでいただけるよう精一杯の工夫を

コミュニティって、ガチガチに決めるのもよくないし、無計画でスタートしても頓挫してしまう。子育てみたいですね。バランスが大事。

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

参加者の声(参加者アンケートより抜粋)

他の人の話を聞くことで、自分にも取り入れられるところに気づきました。周りの人が、人の悩みに真剣に向き合う感じがしました。

毎回発見があり、すぐ実践できる内容も多いです。自分で考えているだけでは思いうかばなかった答えが見つかる会だなと思っています。

みんなコミュニティに関する共通の悩みがあって、同じところで課題を感じているんだなと思いました。さっそく運営しているコミュニティで活かします。


ひとりで考えていると堂々巡りになってしまうことも、他の人の視点が入ると、次の一歩が見つかります。

次回の開催情報は、LINE公式アカウントでお届けします。 気になる回に、ぜひご参加ください。

事業のモヤモヤを、持ち込んでみませんか? 持ち込み相談は、業種を問わず募集しています。言語化するところから、集まったみなさんと一緒に考えます。お気軽にご相談ください。

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