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アーティストを続けるために知っておきたい50のヒント

こんにちは、アーティストのIORI KIKUCHIです。

フリーランスアーティストとして活動を始めてから、5年が経ちました。作品づくりだけでなく、営業、価格設定、広報、メンタルケア、人との付き合い方など、本当にたくさんのことを学んできました。美大では教えてもらえない、活動を続ける上で欠かせないことばかりです。

今回は、これまでの経験を通して実感してきた「創作と仕事を長く続けるためのヒント」をまとめてみました。

💥創作やスランプについて

1. アイデアが出ないときは場所を変える

クリエイティブブロックは誰にでもあります。煮詰まったらいつもの作業場所を離れてみましょう。考え方や視点がリフレッシュされることがあります。創造性は追い込むよりも、余白の中で戻ってくることがよくあります。

2. プレッシャーを手放して作る

完成度や成果を気にせず、遊び感覚で何か作ってみましょう。期待を手放すことで、自然と創作の流れが戻ってくることがあります。遊びのような制作が意外と次の仕事につながります。

3. 歩くことは創作の一部

良いアイデアは歩いているときによく現れます。散歩は頭を整理し、気分を整え、新しいアイデアを生み出してくれます。

4. 道具を変える

いつもと違う画材やソフトを使うだけで視点が変わります。小さな変化が大きな発見につながることがあります。

5. 誰かに話してみる

言葉にすると頭の中が整理されます。悩みやアイデアを人に話すだけで、考えが整理されることがあります。新しい視点が思わぬ突破口になることもあります。


💰値段設定について

6. 自分の価値を安売りしない

料金設定は多くのクリエイターが悩むポイントです。価格を決めるときは自信の有無や作業時間だけではなく、経験や専門性、クライアントにもたらす価値も含めて考えましょう。あなたのスキルや経験、そして創造性には価値があります。適正価格は、事業を継続するために必要なものです。

7. 相場を知る

同業者の料金や経験値を参考にしてみましょう。市場を知ることで、自分の立ち位置も見えてきて、不安を減らします。

8. 時間ではなく成果で考える

クライアントは作業時間ではなく結果にお金を払っています。自分の仕事が生み出す価値を基準に価格を考えましょう。

9. 見えない時間も料金に含める

制作時間だけでなく、打ち合わせ、営業、事務作業も仕事です。経費や仕事のない期間も考慮しましょう。

10. 価格を堂々と伝える

料金を必要以上に謝ったり、安く見せたりする必要はありません。落ち着いて、明確に、そして自信を持って伝えましょう。適正な価格を理解してくれるクライアントこそ、長く良い関係を築けます。


🫀自分のエネルギーを守ることについて

11. 自分の限界を知る

何が自分を消耗させ、何が活力を与えてくれるのかを把握しましょう。まずは自分自身を理解することが、心地よく働くための第一歩です。

12.「NO」を言えるようになる

長々と理由を説明する必要はありません。「できません」「今回は見送ります」それだけでも十分です。

13. スケジュールを守る/休みを先に予定に入れる

休息の時間、集中する時間、楽しむ時間を先に予定に入れましょう。予定に入っていないことは、後回しになりがちです。

14. 罪悪感を手放す

境界線を引くことは、わがままではありません。長く活動を続けるために必要なことです。

15. 境界線を明確にする

全ての依頼を受ける必要はありません。誠実に、親切に、そして明確に伝えましょう。自分の限界やルールを伝えなければ、相手も尊重することはできません。休む時間、制作時間、家族や友人と過ごす時間を守ることも仕事の一部です。長く続けるためには、自分のエネルギー管理が欠かせません。


💆🏻‍♀️メンタルについて

16. 省エネ用ToDoリストを作る

調子が出ない日のために、簡単にできるタスクを用意しておきましょう。机を片付ける、メール整理をするなど、小さなことでも十分です。無理なく前に進むことができます。常に全力で走り続ける必要はありません。

17. デジタル環境を整える

スマホやパソコンの環境は、思っている以上に気持ちへ影響します。壁紙を変えたり、通知を減らしたり、ストレスを感じるアカウントのフォローを見直したりしてみましょう。画面が落ち着くと、心も落ち着きます。

18. 休憩の質を上げる

ただSNSを眺めるだけでは、意外と休めていないことがあります。お茶を飲む、植物に水をあげる、軽くストレッチする。そんな小さな習慣が気分をリセットしてくれます。

19. 調子の悪い日を責めない

集中できない日は誰にでもあります。それは怠けているのではなく、心や頭が何かを整理している時間かもしれません。少し体を動かして、自分に優しく接してみましょう。

20. 小さな楽しみを予定する

毎日ひと息つきたい時間に、小さな楽しみを予定しておきましょう。散歩、おやつ、友人との短い会話など何でも構いません。ちょっとした楽しみが、その後の時間を軽やかにしてくれます。


👥クライアントとの付き合い方

21. 「見ればわかる」は要注意

一見すると自由に任せてくれているようですが、実際はクライアント自身が完成形をイメージできていないことがあります。方向性が曖昧なまま進むと、修正が終わらない案件になりがちです。仕事を受ける前に違和感を見逃さないことも大切です。

22. 音信不通になる人には慎重に

「急ぎです!」と言っていたのに、こちらが動き始めた途端に音信不通。予算や社内調整に問題を抱えている場合もあります。早めの確認と進行管理を心がけましょう。

23. 専門性を軽視する人を見極める

「それくらい自分でもできる」など言われたら、それは、クリエイターの専門性を軽視しているサインです。こういう相手は細かな修正依頼が増える傾向があります。制作物だけでなく、プロセスの価値も伝えましょう。(※友人の体験談です。)

24. 予算の話を避ける案件に注意する

予算を明かしたがらないクライアントには注意が必要です。適正価格を理解していない場合もあります。仕事を始める前に条件を明確にしておきましょう。

25. 関係者が増え続ける→決裁者を確認する

プロジェクト途中で次々と意見を言う人が増えると混乱の原因になります。誰が最終決定権を持つのかを確認しておくことが大切です。


📖メディア掲載について

26. 返信は早く

メディア関係者は常に締切に追われています。「今日中に送ります」だけでも十分です。いつ返事するかわかっている場合はすぐ返信しましょう。反応が早い人ほどチャンスをつかみやすくなります。

27. 必要な資料は最初から揃える=相手が動きやすい状態に

作品概要、高解像度画像、関連リンク、連絡先。必要な情報は最初からまとめて送りましょう。手間を減らすほど掲載されやすくなります。

28. DMだけに頼らない

個人的な連絡先よりも、募集フォームや公式窓口を利用しましょう。Webページを持ったり、いろんなところに名前を置きましょう。使えるSNS(自分が無理しない程度に把握できるもの)はすべて使いましょう。その方が見落とされにくくなります。

29. いつでも動ける準備をする

返事が来たらすぐ動けるようにしておきましょう。素材やスケジュールを整えておくことが大切です。

30. 相手を理解してから提案する

その媒体がどんな記事を掲載しているのか確認しましょう。相手に合わせた提案は成功率を大きく高めます。


🔁リピート案件を増やすには

31. 良いクライアントを大切にする

新規開拓ばかりに目を向ける必要はありません。もちろん新規営業も大切ですが、過去のクライアントとの関係を育てることも同じくらい重要です。すでに信頼関係のあるクライアントとの関係を育てましょう。丁寧なコミュニケーションと安定した仕事は、次の依頼につながります。

32. 納品後も連絡を取る

納品して終わりではありません。感想を聞いたり、その後の状況を確認したりすることで次の仕事につながります。

33. 信頼を積み重ねる

納期を守る。連絡を返す。約束を守る。それだけで大きな差になります。

34. 一歩先を提案する=期待以上の提案を!

言われたことだけをやるのではなく、問題を先回りして解決する姿勢が信頼につながります。

35. 次の仕事をお願いしてみる

「また何かありましたらお声がけください」その一言が次の依頼のきっかけになることがあります。


🚀選ばれ続ける人の特徴

36. 進捗共有を怠らない

クライアントが不安にならないよう、定期的に状況を伝えましょう。

37. 自ら提案する

新しいアイデアや改善案を自ら提案できる人は重宝されます。

38. 最初の熱量を維持する=発信をやめない

案件開始時の丁寧さや誠実さを維持しましょう。またSNSなどは毎日投稿する必要はありません。小さくても継続することが大切です。

39. 閑散期を活用する

仕事が少ない期間は不安になります。でもその時間は、ポートフォリオ更新・サイト改善・価格見直し・営業準備を進めるチャンスでもあります。未来への投資を行いましょう。Webは初めて訪れた人が5秒で何をしている人かわかる状態にしましょう。

40. 人として付き合う

相手の話を聞き、細かなことを覚え、温かいコミュニケーションを心がけましょう。


💡AI時代のクリエイターに必要なこと

41. データではなく人を読む

AIは言葉を分析できますが、人の空気や感情までは読み切れません。その力は人間の強みです。人の気持ちを理解する力。経験から生まれる視点。信頼関係を築く力。こうした人間らしい強みは、これからさらに価値を持つはずです。

42. 自分の経験を大切にする

旅、失敗、人間関係。遊ぶ。実験する。好きな人と過ごす。創造性は余白の中で育ちます。自分自身の経験が作品に深みを与えます。

43. 遠回りを恐れない

技術だけで勝負する時代は変わりつつあります。AIは効率的ですが、人間は型を破れます。予想外の発想は創造性の源です。

44. 本物の信頼関係を築く

クライアントが求めているのはアイデアだけではありません。信頼と共感も重要な価値です。

45. AIを味方につける

AIを道具として使い、人間にしかできない部分に集中しましょう。


⚖️苦しい時期の乗り越え方

46. すぐに諦めず、自分への言葉遣いを変える

3年程度ではまだ結果が出ていないことも珍しくありません。辛い時期ほど、自分を大切に。友人に言わないような厳しい言葉を、自分にも向けないようにしましょう。

47. お金の不安を減らす仕組みを作る

アルバイトや副業は失敗ではなく戦略です。

48. 自分をビジネスとして考える

才能だけでは仕事は続きません。営業や発信も大切な仕事です。ただ休むことは怠けることではありません。長く続けられることも成功の一つです。

49. 収入源を複数持つ

クライアントワークだけに頼らず、作品販売、グッズ、講座、壁画制作、ワークショップ、執筆など複数の収入源を持つことで、活動は安定します。

50. なぜ始めたかを忘れない

創作はスイッチひとつで始まるものではありません。自分のリズムを大切にしましょう。自由のためなのか。創作のためなのか。原点を見つめ直してみましょう。


最後に

フリーランスは自由です。でも自由だからこそ、自分で考え、自分で決め、自分で整えなければなりません。作品を作る力も大切ですが、それ以上に「続ける力」が大切だと思っています。作品を作り続けること。発信を続けること。人とのつながりを大切にすること。それが最も強い積み重ねになります。創作も仕事も人生も、完璧である必要はありません。少しずつ改善しながら、自分なりのペースで続けていくことが、長く活動するための、一番現実的な方法だと思います。この50のヒントが、同じように活動を続ける誰かの役に立てば嬉しいです。


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