見出し画像

頼れるキャリアアドバイザーの見分け方①面談〜求人紹介〜応募まで

以前、こんな記事を書きました。

人材紹介ビジネスの全体を解説した記事で、けっこうな反響を頂きました。

今回からは、転職エージェントのそれぞれの仕事にフォーカスした記事を書いていきます。
第1回は、「キャリアアドバイザー」です。間延びするので、以下「アドバイザー」って書きますね。
頼れるアドバイザーに出会えば転職活動は一気にスムーズに進むし、将来のキャリアの方向性までアドバイスしてくれます。
一方で、弱いアドバイザーに任せると、余計な気を回すことになって、かえって手間が増えることになってしまいます。

頼れるアドバイザーとそうでないアドバイザーの違いはどこなのか?
という点について、自分自身のアドバイザー歴やその中で聞いた話を基に書いていきます。

最初に結論を書きますね。
一流のアドバイザーのポイントは3点です。

・言いにくいことをハッキリと指摘する
・力をかけるべきポイントを熟知している
・ビジネス感を出さない

思ってた以上に長くなったので、シリーズ化します。
今回は初回面談〜応募段階までです。


初回面談

1番イメージしやすいですね。
なんで転職したいのか、ここは譲れない条件、などを話して、希望に合いそうな求人を探してもらう段階です。

ここで、相談した側を全肯定するのは、ぬるいアドバイザーです。
なぜなら、「転職希望者の理想と転職市場の現実はほぼ確実にズレている」からです。
無邪気に「年収を上げたい」「大手がいい」と言われても、はいそうですか、というわけにはいきません。
このズレを指摘して軌道修正することが、アドバイザーの重要な仕事です。

話していて全部受け入れてくれる気持ちいい相手ほど、ビジネスパートナーにはなりません。
ここ一番で頼りにならない可能性が高いです。

相談者の話を誠実に聞きつつも、「要望が高すぎる」とか「経験と希望がズレている」とか、転職市場を見て冷静なアドバイスをズバッとくれるのが腕のいいアドバイザーです。

耳が痛いことを言ってくれるアドバイザーは大事にしましょう。人生と同じですね。
もちろん、言い方にトゲがあるとか相性が合わなければ利用をやめましょう。神経がすり減るだけなので。

求人の紹介

面談した後、企業や求人の紹介があると思います。
ここで大量の求人を送りつけてくるのは、三流です。面談した意味がありません。
希望に合致している求人をピンポイントで案内するのは、二流です。
話は聞いていたけど、AIに相談するのと大差ありません。

一流のアドバイザーであれば、希望に合っている求人を送りつつ、
「現時点で考えもしなかったが、経験がフィットするポジション」
「考えにマッチして希望が叶う会社」
も、同時に案内します。

企業の理解度もとても高く、
「なぜフィットすると思うか」
「この会社の最近のトピックス」
まで教えてくれるはずです。

もちろん、その提案を全部受け入れる必要はありません。
しかし、面談した内容を活かしたオリジナルな提案ができるかどうかが、アドバイザーの腕の見せ所です。
もしかしたら、面接を受けて考えがガラリと変わるかもしれない。思いがけない良いご縁があるかもしれない。
少なくとも僕は、そう思って提案をしていました。

逆に、そういう提案が一切不要という方は、アドバイザーに相談する必要がないですね。自分で求人を検索して応募する方が全然早いです。

それでもアドバイザーに相談するならば、人それぞれのオリジナルな提案に価値を感じてほしいです。

応募

紹介を受けた企業で気になるところがあれば、書類選考に応募してみましょう。
この時、
「たくさん応募しましょう!」と言うのは三流です。
応募数がKPIになっているからですね。
完全に転職希望者を商品として見ています。
(大手のエージェントだと、こういうアドバイザーが増えていると聞きます…体験談も多いです)

闇雲に応募しても、お見送り連絡が増えて萎えるだけです。
応募したい企業には積極的に応募する、ぐらいが吉です。

一流のアドバイザーであれば、この応募段階でより深く意見交換します。
「なぜA社に応募してB社には応募しないのか」
「惹かれるキーワードは何か」

ここで認識を合わせることで、今後の転職活動をより二人三脚で進めることができます。

もし、応募を迷っている企業があればストレートに相談してください。
そこで応募を急かすなら二流、きちんと説明して判断を委ねてきたら一流です。

企業の情報を調べているのは前提として、社風や他社との比較についても(主観的であっても)意見を伝えるのがアドバイザーのポジションです。

もちろん応募するかしないかは転職希望者の判断次第ですが、信頼できるアドバイザーの意見であれば聞き入れてみるのもありです。

まとめ

ひとまず、企業に応募するまでに必要なキャリアアドバイザーの見極めポイントについて書いてきました。
転職エージェントが増えまくって、転職希望者が「誰にサポートしてもらうか」選べる立場なので、ぜひ慎重に見極めてほしいと思います。

後半では、面接対策や選考中のフォローについても書きたいと思いますので、よろしくお願いします!

いいなと思ったら応援しよう!