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支援を学ぶ日、支援される私【前編】



先日、市の「くらしのサポーター養成講座」を受講してきました。

地域で困っている人をどう支えるか。

学校や地域で、どんな関わり方があるのか。

そんな話を聞きながら、私は少し不思議な気持ちになっていました。

というのも、その日の私は、ただ「支援を学ぶ人」ではなかったからです。

講座を受ける私は、支援を学ぶ人でした。

でもその後、家族のことで動く私は、支援する側でもありました。

さらに、どうしたらよいか分からず相談機関に連絡する私は、支援を受ける側でもありました。

一日の中で、

支援を学ぶ人。

支援する人。

支援される人。

その全部を行き来していました。

少し前の私は、「支援を受ける側」になることが苦手でした。

人の相談には乗る。

困っている人がいたら、何とかしたいと思う。

でも、自分が困っている時に「助けてください」と言うのは、とても難しかった。

それでも今は、少しずつ思うようになりました。

支える人も困る。

支える人も迷う。

支える人も休む。

支える人も、誰かに相談していい。

当たり前のことなのに、私はその当たり前を、自分にはなかなか許せなかったのだと思います。

家族のことで学校や相談先とつながる中で、改めて感じたことがあります。

適切なサポートがあると、人は回復しやすくなる。

信頼関係があると、困った時に「困った」と言いやすくなる。


それは、専門職であっても、スクールサポートスタッフであっても、地域のボランティアであっても、根っこは同じなのかもしれません。

大事なのは、誰かが一人で抱え込まないこと。

そして、支える人も無理をしすぎないこと。

私は今、社会福祉を勉強しています。

だからこの講座も、私にとっては地域を見る学びであり、実習のような感覚でもありました。

でも同時に、私は当事者でもあります。

支援を学びながら、支援を受けながら、家族を支えようとしている。

その立場の重なりが、今の私なのだと思います。

少し前なら、それを中途半端だと思っていたかもしれません。

でも今は、少し違います。

支援する側と、支援される側は、きれいに分かれているわけではない。

人は誰でも、日によって立場が変わる。

元気な時は誰かを支えられる。

しんどい時は、誰かに支えてもらう。

その行き来を自然にできる地域の方が、きっと暮らしやすい。

そんなことを考えた一日でした。



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