ドイツ一人旅_最後の観戦_11_04【海外旅行】
1999年冬 11日目 シュトゥットガルト
サッカーのキックオフの時間が迫ってきた。
気合いを入れ直して立ち上がり、サッカースタジアムへ向かった。
シュトゥットガルトは僕が敬愛している元浦和レッズのギド・ブッフバルトが長年在籍していたクラブだ。(現在では同じく元浦和レッズの原口元気と遠藤航が所属していると思うと感慨深い)
スタジアムに到着するとどの席にするか考えた。旅行の日程からして、サッカー観戦ができるのは今回が最後になる。僕は思い切ってゴール裏に行くことに決めた。
ドイツのチケット売り場はよくできていて、窓口が座席のエリア毎に別れていた。つまり、自分が購入したいエリアの窓口でチケットを購入すればよいのだ。僕はゴール裏席の窓口に並んだ。すると列に並んでいた人に声をかけられた。
「チャイニーズ?」
「ナイン。ヤーパン(違うよ。日本人だよ)」
そうか、日本人か、珍しいな。といった表情だった。チームのメンバーに中国人がいるのだろうか?
よくわからないが曖昧に愛想笑いをした。
次の話 (表示されない場合は次回更新までお待ちください)
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