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私がマスクを着けるだけでは……

 37℃を一向に下回らない体温。喉の痛みに頭痛。気怠さは残るものの普通に立って歩けるだけでも運が良いと思うべきなのか。

 そうです。37歳男、人生で初めて新型コロナウイルス、COVID-19に感染してしまったのです。
 今回は色々書いて取っ散らかるかもしれませんが、テーマの大枠はそれです。

 健康だけが取り柄で、世界的流行から3年以上もの間、ピーク時(1日当たり国内感染者が数万人レベルで出ていた頃)ですら一切感染しないまま日々を過ごしていた私にとっては屈辱以外の何物でもない。


 自分がずっと感染しなかったのを良いことに、昨年7月にはこんな記事をUPしていた。

 感染せずに出社し、あまつさえ感染者の穴を埋めるべく残業しまくっている人たちを、もっと褒めてくれませんか?

「感染するのは仕方ない」と言うならそれでも良いですが、それと両輪で「感染しない人は偉い」とも言ってくれませんか? 感染者の辛さも察しますが、こっちはこっちで頑張っているのですよ。

(中略)

 ここまでハードモードになると、感染するかしないかの最後のターニングポイントは「免疫」(と家庭内感染)だと思うのです。(中略)私は運動神経ゼロで運動やスポーツを全くしません。ただ昔やっていた仕事が暑い日も寒い日も雨の日さえも一日中外にいるようなゴリゴリの現場系だったので、身体は鍛えられました。社会人になってからの14年間で風邪を引いたのは1~2度だけ。しかも病気で仕事を休んだことは一度もありません。

 今年は節電のためにエアコンを使わないと決めているので、窓を開け(網戸)扇風機を回しているので不快感はMAXですが結果的に体調を崩しにくい環境になっています。食事は朝昼こそ少なめですが、その分夜にがっつり食べて栄養を採るよう心がけています。

 恥ずかしい。こんなことを書いておいて感染するとは……。

 上にも書いてある通り、社会人になってから風邪を引くことはあっても、それを理由に会社を休んだことは一度も無い。何なら今年の春に風邪を引いた時も会社は一日も休まなかった。


1.発症当日の話

 長年健康体だった私が37歳になって風邪とコロナに両方疾患してしまうとは何とも情けないが、その違いを身をもって体感したのは唯一の収穫である。違いを簡単に言うと発熱の有無で、風邪の症状が少ないのに体温だけは高めに出るならコロナということである(あくまでも私の場合)。

 4月の終わりごろに風邪を引いた時は、発熱こそ無かったものの喉の痛みと咳が出る程度だった。中でも喉の痛みは2週間くらい続いた記憶がある。抗原検査・PCR検査共に陰性だった。

 そして今回、異変を感じたのは8月25日の朝。風邪の時と同様、喉の痛みを感じ、怠さもあったので体温を測ると37.3℃あった。コロナ疾患者は38℃超えとか、もっと高熱になる人も多い中で、この数字は微妙としか思えず、この時点で私はコロナを疑わなかったのである。3年以上も感染しなかった強靭な免疫の持ち主という自負があったから(これもかなり恥ずかしいことを書いている)。

 この日は元から会社は公休日だったが、風邪かもしれないと思いながらも私は病院に行かず、いつもの休日を過ごしてしまった。すると昼頃には喉の痛みも無くなり、体温も36.7℃まで下がっていた。やはり大丈夫、このまま下がり続けるのだろう。そう言い聞かせながら夕方を迎え、再び体温を測ると37.0℃まで上がっていた。

 この日は金曜で、土日は仕事終わりに開いている病院が少ないこともあり、今のうちに行っておくべきだろうと思い、夕方になってようやく自宅近くの内科へ駆け込む。しかし、風邪外来は特別対応により19時以降と言われ、19時過ぎに再び訪問。

「ニュースになっていませんけど、最近また(コロナが)流行り始めていて、風邪で来た患者さんが全員(抗原検査)陽性だった日もあったんですよ」

 私の症状を伝えた途端、女性の医者は怒り口調でコロナの話を始めるのだった。

「みんな暑いのもあってマスクしていないじゃないですか。私はどんなに暑くても絶対にマスク着けていますからね」

 まだ何もしていないのに怒りが止まらない女医。ちなみに私はマスクに関しては超が付くほど用心深く、この3年半ほどは夏でも外出時のマスクは絶対に欠かさなかった。誰かとの食事中でさえも食べる時以外は必ずマスクを着け続けていたくらいだ。

 というわけで抗原検査が行われたが、ものの1~2分できっぱり「陽性です!」と診断された。まさか、マスクや消毒を含め感染対策をしっかりしていた私が感染するなんて……放心状態になった私は、その後の女医の説明をほとんど聞いていなかった(※ちゃんと聞いて下さい)。それくらいショックが絶えなかった。

「普段から外でもちゃんとマスクを着けているし、そもそも3年以上も感染しなかったし、ワクチンも4回打ったんですけど、それでも感染することってあるんですか?」

「あります!(即答)」

 これ以上質問しても女医を更に怒らせるだけだと悟った私は、現状を素直に受け入れることにした。

2.原因はディズニー?

 冷静に行動を振り返る。発熱が確認された8月25日の数日前、私はどこで何をしていたか。

 ………

 ディズニーやん。

 東京ディズニーシーに行ったのは8月21日。発症の4日前である。タイミングとしてはあながち間違っておらず、可能性の一つとして考えられる。

 シーに居て強く思ったのは、マスクを着けている人がほぼ0人だったということ。私と同行した友人はちゃんと着けていたが(友人は今のところ陰性)、そのような人は1%も居なかったのでは。

 確かにコロナは5類に引き下げられ、日別感染者数も報道されなくなったが、決して終息したわけでは無い。むしろ女医の言う通り最近は再び増え始めているらしいのだが、そのへんを勘違いしている客は確実に多いのだろうなと感じた。

 もっと言うと、昨年夏にランドに行った時はまだ半分以上の客がマスクを着用していた記憶がある。この一年で若者の意識が下がっているのは明白。

 なんて書くと、「そもそもシーに行くお前も悪い」と突っ込まれそうなのでこのへんにしておくが、私がマスクを着けるだけでは感染を防げない、みんなが同じことをしないと駄目なのだと感じた。皆さんどんなに暑くてもマスクは着用して下さいマジでお願いします。

3.ワクチンは約1年接種出来ず

 ぶっちゃけ存在自体を忘れていたコロナワクチンについて。私はちゃんと4回接種していたが、最後に摂取したのが昨年11月である。ワクチンが感染そのものを防ぐものでは無いことは重々承知しているが、こんなに期間が空いているならそもそも効き目は完全に切れている。

 実は今春、5回目の摂取が行われたらしいのだが、対象は65歳以上、または医療従事者、基礎疾患のある人のみということで私は対象外だった。まあ仕方無いんだけどね……ただ有料でも良いから摂取する機会を与えて欲しかったのも事実である。

 そして来月下旬から6回目の摂取が始まり、こちらは全世代が対象になるのだが、感染して免疫を作ったばかりの私がやる意味は無いのだろう。色々とタイミングが悪かった(いや私のせいなんだけど、どうしても言いたくなるんだよね……)。

4.今後の生活

 会社の方針により8月30日まで自宅待機となってしまった。会社を突然欠勤するなんて10何年ぶりというレベルなので罪悪感は絶えない。上司は怒っておらず、むしろ心配してくれたが、健康だけが取り柄だった私は自分自身をとても許せなかった。悔しい。

 とりあえず独身一人暮らしで同居人の心配を一切しなくて良いのも不幸中の幸いと言える(それはある意味不幸なのでは?)。今は政府の方針としても陽性者は普通に外出したり買い物に行っても良いらしいのだが、念のためカップ麺やレトルト食品の詰め合わせセットやゼリー飲料、レンジご飯をAmazonで注文し、ご飯以外は既に届いている(もちろん置き配)。これだけで9000円を超えたんだが……。あとそろそろ髪を切ろうと思っていたので、それが出来なくなってしまったのも地味に痛い。前髪が邪魔なまま5日間も自宅待機しなければならないのか。

 ………

 病んだ状態でnoteを書くもんじゃないな……。

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