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「即売会初心者」のあなたへ。文学フリマ一般参加者が守るべきルール

「即売会? って行ったことないけど、まぁなんか本が買えるイベントなんでしょ? ルールとか知らんけど、楽しそうだしとりあえず行ってみよ!」
そんなあなたへ。

気持ちはわかります。
けれど、その前に。

ぜひ一度、この記事を読んでください。
「マナーを知り、守る」ことが、結果的にあなたを守ることに繋がるはずです。


■ 現金をしっかり崩して持って行こう!

例えば開場直後。
600円の本を1冊買うのに、あなたが1万円札を出したとします。
するとそのサークルさんは、9千円分のお札と400円分の小銭を渡さなくてはいけません。

それが続くと、どうなりますか?

もちろん、サークル側も事前にお釣りの準備はある程度していることでしょう。
ですが、大量のお釣りを必要とする会計が連続してしまえば、お釣り分が枯渇することは当然です。

マナーとして、しっかり現金を崩しておきましょう。

ただし、ゲームセンターの両替機などを使って小銭を準備したりすることは営業妨害になります!
銀行の両替機を利用したり、事前に小銭を積み立てておきましょう。

100均にある即売会向けのコインケース(500円玉と100円玉だけ入れられる)が便利でおすすめです!

■ サークル主と長時間話し込まない

憧れのサークルさんだったり、仲の良い相互さんだったり、お話したい人っていますよね。伝えたいことがたくさんあって、話したいことがたくさんあって、楽しくて嬉しくて、つい長話をしてしまいたい気持ち、わかります。

けれど、あなたがそのブースの前を占拠している時間。
それはサークル側にとって、「機会損失」になるのです。

お目当てのサークルだったとしてもそうでなかったりしても、ちょっと見たいなと思ったブースの前にずっと人がいたら、遠慮して「後にしようかな」「まぁ見なくてもいいか」と思われてしまいます。

それは機会損失であり、「人に自分の作った本を読んでほしい、買ってほしい」と、サークル参加費・印刷費・交通費を出してまでブースを手に入れたサークル主さんにとって、重大なロスになるわけです。

なので、伝えたいことがあるならば事前に手紙を準備をして。
誘える間柄であれば、アフターにお誘いしましょう。

イベント時間は有限。マナーを守って、適切なコミュニケーションを選びましょう!

■ 用のあるブースからはみ出さない

気になるブースに、既に誰かが立ち読みしてたり買い物してたりすることがあります。

でも見たい。
だから、隣のブースにはみ出しちゃうけど、横から見させてもらおう。

それ、アウトです。

ブースの前の空間。それは、そのブースのものです。
ちょっとだけ……と思っていても、それは領域侵害であり、その隣のブースの機会損失になり、さらに、目当てのブースのサークル主さんの心象を悪くする、「嫌がらせ」行為にあたります。

文学フリマ公式より(https://bunfree.net/attend/rules/)

特に文フリ東京42には多数の人が来場すると思われます。
どんなに楽しくても、周りを見ながら行動しましょう!

■ 撮影や録音は基本控えよう!

せっかくイベントに来たし、記念写真を撮ったりVlog用に動画を撮りたかったりする気持ち、わかります。文学フリマ公式も、「肖像権など他人の権利には特に配慮し、許可を得て収録するようお願いします。」と、全面的な禁止はしていません。

文学フリマ公式より(https://bunfree.net/rules/general/#photos)

でも、知らない人がこちらに向けてカメラを向けてるのって……普通に怖くないですか? なので、これはあくまでお気持ちですが、できるだけ控える方が良いかと思います。

他人の顔にぼかし等の加工もなくネットにアップなんて以ての外!!!
絶対にやめてください!!!

(前回の文フリ東京でも投稿が一部ありましたが、顔丸出しは公式が正式に禁止していることです)

最大限の配慮を心がけましょう。本当に。

■ コスプレ・着ぐるみは全面禁止です。

文学フリマ公式が、正式に「文学フリマでは、コスプレ・着ぐるみは禁止です。」と発表しています。

せっかくのイベント、おめかししたい気持ちも、目立ってチヤホヤされたいという気持ちも、わかります。
ですが、文学フリマは「文学」を楽しむための場所。主旨に外れた装いはマナー違反であると考えます。

ただ、おめかしはしたいですよね。
詳細なルールについても発表はされているので、「常識の範囲内」で!楽しみましょう。

※ただ、動きやすさ歩きやすさはイベントの荒波に負けないために必須だと思うので、そこは絶対に考慮することをお勧めします!

■ ゴミ袋を持参して、ちゃんと持ち帰ろう!

例えばコンビニで買ったおにぎりの包装や空になったペットボトル、使用済みのティッシュやウェットティッシュ、気合いを入れるために飲んだ栄養ドリンクやゼリー飲料のゴミ。

持って帰ってください。
ゴミ袋を持参して、ちゃんと、持って帰ってください。
これは文フリ公式のルールです。

文学フリマ公式より(https://bunfree.net/help/faq/#event_001)

ポイ捨ては以ての外ですが、ビッグサイト内のコンビニのゴミ箱に突っ込むのも控えましょう。

文学フリマは、コミケや某大手同人誌即売会会社とは異なります。
「東京ビッグサイト」という会場を手配したり、全国各地で開催したりするのに、「参加者の民度」への信頼は不可欠です。

というかシンプルに、「文学好き」のイベントって、民度が高くあってほしいじゃないですか。
ただ、ゴミ袋を持参して、出たゴミは持ち帰る。
これだけで、あなたは文学フリマに貢献したことになります。

小さな積み重ねをしていきましょう!

■ 文フリ公式のルールやFAQをちゃんと読もう!!!

もう、最後はこれに尽きます。
逆にこれを読まずして、無自覚にルール違反をした場合、貴方が「悪者」になるのです。

マナーを守って、全力で文フリを楽しみましょう!


■ 番外編:一般参加者の「頒布行為」は、NO(だと思う)

これは文学フリマ公式が正式にアナウンスしていることではない……(サキガケ調べ)、ですが。

例えば、
・そこらへんにいる人に自分のチラシとか名刺とか配り歩いちゃお!
・前に出した本、◯◯さんが欲しいって言ってたから会場内で取引しちゃお!
・見本誌コーナーがあるなら自分の本も勝手に置いちゃお!

率直に言います。やめとけ。

一般参加者は、「サークル参加費」を支払っていません。
東京文フリ42のサークル参加費用は1ブースにつき6,600円です。
ショバ代を払って、みんな頒布しているんです。

ただの机代、場所代じゃない。
「そこで頒布していい」権利を、買っているんです。

文学フリマという「タイミング」で取引したいのであれば、イベント前後に、会場外で。

めんどくさい、バレなきゃいいでしょ、と思うかもしれません。
けれど、少なくとも私たちは、文学フリマの民度は高くあってほしいと思っています。

どうしても自分のもの(本・ペーパー・名刺など)を頒布したい! と思うのであれば、委託という手段はあります。
自分で委託先を探す必要はありますし、販売となれば金銭トラブルのリスクを考慮する必要がありますが……そういうものです。

委託先が見つからなければ、諦めて次回の文フリにサークル参加を申し込みましょう。そういうものなのです。

文フリ公式より(https://bunfree.net/help/faq/#exhibitor_requirement_005)

最後に宣伝!

ペン先の欠片も東京文フリ42に出展します!
この記事が参考になったら、ぜひ一度お越しください。
名刺や無料配布ペーパーだけでもお手に取って頂けると嬉しいです。
(でももちろん本も買ってほしい! ぜひ買ってね!)


(ちなみに、澤檸檬も即売会というものには初参加になるので、この記事は同人イベント歴戦の戦士たるある方のアドバイスを元に作成しました。)

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