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言葉一つで、幸せをつくれる。言葉で体験を変えていく。 

例えば、スピード違反で捕まってしまった時。
 
 減点になるし、罰金も課されて懐も痛い。
 寄り道せず、あのまま家に帰っていたら・・・
あの時、あの道を選ばなければ・・・
 どうして、あそこで加速してしまったのか・・・
 すごく悪いことをした・・・自分はどうしてこんなにダメなんだろう・・・
 最悪だ、ダメだ、ダメだ・・・
 
と、自分を責める気持ちがわき起こったり、罪悪感で、霞がかかったように周りが見えてしまったり。
 そして、こんな気持ちを引きずっていると、やはり、お皿を割ったり、体調を悪くしたり、申し訳ない気持ちが、自分の行動力を鈍らせたりで、その先でも別の「不幸」を呼び寄せてしまいます。 

でも、見方が変わると言葉が変わります。
言葉が変わると、「現実」も変わります。

 
 スピード違反で捕まってしまった経験は取り返せませんし、過去には戻れません。
 自分を責めてばかりではなく。、
 
「ついている!」
「運が良かった!」
「ありがたい!」
 
と、言ってみるとどうなるでしょう?
 

脳は自分が出した言葉に対して、後追いで、その言葉通りの内容を探す(見つける)働きがあります。

 なので、「ついている!」等と言っていると・・・
 
・免許停止にまでならなくてよかった。
・これで、より安全運転を心がけるようになって大きな事故を防げる。
・お金を「払う」は、「お祓い」。これで厄を落とせた。
・この経験も誰かの役に立つ。話題の一つができた。
・・・

もちろん、体験したこと自体は変わりませんが、それをどう受け止めるかという意味で、違う「現実」に変わっていきます。

 何より、罪悪感や自分を責めるネガティブな感情が心一杯になっている状態から、「よかった」「有難い」「運が良かった」とポジティブな気持ちが増えていくので、その後、自分が経験する現実に対しても「ポジティブな側面」が見えるようになります。結果、そこにある幸せに気づけます。いや、幸せを自分で「つくって」行けます。
  
 パナソニックの創業者で経営の神様と言われた松下幸之助さんは、会社の面接試験の最後に
 
「あなたは運がいいですか?」
 
と質問をし、「はい」「運がいいです」と答えた人を採用したそうです。
 
 それはどうしてでしょうか?
 
ある意味、この答えで、「ポジティブ思考」「自己肯定感」「困難を乗り越える力」などを見極められます。
 
 出来事や経験に対して、「プラスの解釈」ができているから、「運がいい」と思えます。
 自分がここまで生きてこられて、普通に暮らせていること自体に感謝できると、自分を肯定する気持ちが爆上がりします。
 また、どんなこんな状況でも、「自分は運がいい」と思えることで、立ち向かっていける勇気や行動力が持てます。
 
 
 「自分は運がいい!」と思っている人のところに、幸運は舞い込みます。

運がいいと思っているということは、意識が「幸運」に向いていて、幸運を見つけるのが上手だ、ともいえるからです。
 

さらに、松下幸之助さんは、人生で成功する条件として
 
・体が弱いこと
・学歴がないこと
・お金がないこと
 
と、ご自身の人生を振り返って、挙げていたそうです。
 でも、普通に考えたら、これらは不幸というか、成功するにはマイナス要素と言われることだろうと思います。
 健康で、学歴があって、資金などのお金も豊富であればこそ、事業や仕事も成功するだろうなと思えますが、松下さんの真意は、
 
・体が弱いからこそ、人一倍、健康に気をつかって生きる(だから、長生きにもつながる)
・学歴がないからこそ、周りの人に学ぼうという姿勢が常に生まれる。そのおかげで、人の話をよく聞き、その意見を尊重できる。
・お金がないからこそ、少ないお金の有効活用を検討するし、他人の資金の活用する工夫も生まれる。それが、ビジネスを広げる元になる。
 
だったようです。
 実際、松下さんは病気がちではあっても、90歳を超えるまで生きました。
 また、小学校4年生で中退していますが、晩年、「繁栄を通して平和と幸福という願い小込めて」という意味である英語の頭文字をとって「PHP研究所(出版社)」を創設しています。年齢を重ねれば重ねるほど、その学ぶ意欲は衰えるどころか、いよいよ増すばかりだったそうです。
 さらに、
 
好況よし、不況さらによし
 
と言いました。
 
 景気が悪く商品が売れない時は、好況時には手が回らなかったアフターサービスの徹底や社員教育の充実などに力が入れられる。世の中が不景気で停滞している時に、そうした別の努力(次のチャンスをつかむ準備)をしていれば、「不景気こそ千載一遇のチャンス」にもなる。
 
というのが、その真意だったそうです。
 まさに「ピンチはチャンス」で、普通に考えたら不運、失敗であることが、「成功の要因」そのものに変えることができます。それは、自分の「積極的な見方」にかかっているともいえます。
 
 
 経験する事、やってくる現象は避けられないですし、変えられません。

 でも、自分の受け止め方、見方は変えられます。
 別の言い方を知れば、体験を自分で変えられます。
 そして、言葉(見方、受け止め方)一つで、自分で幸せを作っていけます。


 
 
 
 
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです