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「『業界の宝』と『Mリーグドリームの筆頭』、お互いを高く評価する二人が描く、これからの戦いのビジョン」瑞原明奈・渡辺太対談スペシャル企画(3)

近代麻雀note・Mリーガー対談スペシャル企画。瑞原明奈(U-NEXT Pirates)と渡辺太(赤坂ドリブンズ)は、共にMリーガーとして活躍するだけでなく、瑞原は女流最高位、太は麻雀マスターズと、麻雀プロとしても大きなタイトルを獲得した。そんな二人が思い描く、これからの麻雀プロ人生と、麻雀プロの未来。
(全3回の1回目/#1#2へ)
[文・東川亮]


■ネット麻雀打ちがプロのビッグタイトルを獲る意味

――改めてになりますが、太さん、麻雀マスターズ(※)優勝おめでとうございます。
 
※麻雀マスターズ・・・日本プロ麻雀連盟が主催するビッグタイトルの一つ。太は5月に白鳥翔・浅見真紀・白石宏司を倒して優勝した。
 
瑞原 おめでとうございます!

 ありがとうございます。言わせちゃったみたいですいません(笑)。

――いわゆる「G1」と呼ばれる大きなタイトルを獲ったことは、ネット麻雀打ちにとって意味のあることだと思います。
 
 マスターズを獲ったときのインタビューでも言ったんですけど、僕はプロになってすぐMリーガーに選んでいただいて、すごく恵まれた麻雀プロ人生のスタートではありましたけど、麻雀プロとして目立った活躍をしていたわけではないんですね。

 僕が選ばれなければ競技麻雀で実績のあった人が選ばれていたでしょうし、言葉は悪いですけど「席を奪った」みたいに思う人もいるのかなという自覚もあったので、麻雀プロとして競技麻雀の実績もつけていって、「最初に渡辺太を選んだのは間違いじゃなかったんだ」って思ってもらえるようになりたかった。その意味でも結果を出したかったですし、今回マスターズで優勝できたのは、本当に大きな出来事でした。
 

――瑞原さん的には、太さんがタイトルを獲ったことについて、どんな思いがありましたか。
 
瑞原 エモかったですよー、あれはエモかったです。

 ポスト見ました。ありがとうございます(笑)。

瑞原 解説席にいた浜野太陽さんも齋藤豪さんもずっと天鳳を熱心に取り組んできた方たちで。私のイメージですけど、天鳳民には一緒のグラウンドで練習していた仲間みたいな感覚があって、その中のスターである渡辺太が麻雀プロになってG1タイトルを獲得するに至ったというストーリーがですね、まあ、エモかったです。

 私は自分の中で「渡辺太物語」って勝手に物語にしているんですけど(笑)、それがすごく好きで、そのうちの一つの章の最終回をリアルタイムで見届けられたなぁ、みたいな感慨深さがありました。

――タイトルについては、瑞原さんも女流最高位というタイトルを獲っていますし、特に最高位戦日本プロ麻雀協会や日本プロ麻雀協会には天鳳で腕を磨いている女流プロの方もたくさんいる印象があります。
 
瑞原 最近は女流プロの方も「天鳳を打ってます」ってSNSで発信している方をちらほら見かけるので、すごくいいことだなって思います。
 
――前に言ってた垣根みたいなものはやっぱり取り払われてきているっていう感じですよね。
 
瑞原 垣根っていう感じでもなかったんですけどね。ただ、ネット麻雀で練習することも無意味じゃないという共通認識にはなりつつあるかなっては思いますね。
 
 今だと、ネット麻雀を使った勉強会みたいなのもどんどん増えてますしね。プロの人がネット麻雀をツールとして活用しているので。

瑞原 実際、すぐに牌譜が見られますし、直接集まって練習する必要がない分、開催しやすくもあるし、めちゃくちゃいいことだと個人的には思います。
 
――改めて、ネット麻雀を使って麻雀を勉強することのメリットみたいな話について、プラスアルファで語っていただけますか。

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