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「ネット麻雀打ちがプロで活躍する意味、そしてネット麻雀の世界の変化とは」瑞原明奈・渡辺太対談スペシャル企画(1)

近代麻雀note・Mリーガー対談スペシャル企画。今回は、共にネット麻雀での実績を買われてMリーグ入りした、瑞原明奈(U-NEXT Pirates)と渡辺太(赤坂ドリブンズ)をお招きした。今ではともにMリーグで活躍する二人にとってのリアル麻雀とネット麻雀との違い、そしてネット麻雀の活用について。
(全3回の1回目/#2#3へ)
[文・東川亮]


■「みかん太」の由来は太だった

――お二人は共にネット麻雀「天鳳」での実績がありましたが、接点自体はいつ頃からあったのでしょうか。
 
瑞原 もともとSNS上ではつながっていたんですけど、いつ頃からその状態だったかとかは・・・。 

 何年前でしょうね。今が2026年だから、15年くらい前なのかな。
 
瑞原 私が天鳳を打ち込み始めたのが、1人目の娘を妊娠して産休に入るタイミングだったんですよね。今は娘が11歳だから、12年ぐらい前から本格的に天鳳を打ち始めて、SNS上でつながったのはそれから間もなくくらいだと思います。当時はもう天鳳位になっていましたよね。
 
 天鳳位になったのが14年位前で、それから天鳳名人戦に初めて出たくらいですかね。僕が瑞原さんを認識したのは、「みかん太」のアカウントで鳳凰卓(※)に来て九段になった、10年位前かな。

 自分はその頃はあんまりプロ業界に詳しくなかったんですけど、SNS上で女流プロが天鳳を打っていることを発信している、そもそも鳳凰卓を打っているプロ自体今ほど多くなかったので、「こんなプロの人がいるんだ」ってなったのを覚えています。降段したけど九段に復帰、というのを3回くらいやっていましたよね。
 
※鳳凰卓・・・麻雀サイト「天鳳」の最上位卓。入るには段位が七段以上など、いくつかの条件がある

瑞原 4回だった気がするな。落ちて登って、をやってました。
 
 僕も八段・九段で行ったり来たりしている時期が長かったので、こんなに打ち込んでいてガッツのある女流プロがいるんだって、あまり詳しくなかった自分が知っているくらいなので相当珍しかったと思います。隠れてやっている人ももしかしたらいるのかもしれないですけど、堂々とプロの肩書きを表に出してSNSのアカウントで「天鳳を打っています」って表明しているプロは、その時代は男性プロでもあまりいなかったので、かなり印象的でした。
 
瑞原 あ、そうだ。今思い出しましたけど、私「みかん太」のアカウントを作るときに天鳳名人戦を見てたんです(笑)。で、「アカウント名、何にしようかな」って考えていたときにちょうどみかんを食べていたので「みかん」をつけようというのと、そのときに天鳳名人戦で太さんがめちゃくちゃ勝ちまくっていて、太さんがアガるたびに(小林)未沙さんが「太くないお(※)、太いぞ!」ってすごく言っていたのが頭に浮かんで、「私も『太い』とつけておこう、太いアカウントになりますように」ということで、「みかん太」って名前をつけました。
 
※太くないお・・・渡辺太が最初に天鳳位となったアカウント名

――じゃあ、アカウント名は太さん由来なんですね。
 
瑞原 そうそう、正直に言うと、そこまで太くないおのファンだったわけではないんですけど。
 
 あやかっていただいて。
 
――そこから、やり取りはそんなになかったんですか。
 
瑞原 なかったですね。
 
 確か、僕が四人麻雀で2回目の天鳳位になったときに、当時すでにMリーガーとして活躍していた瑞原さんから「ダブル天鳳位、おめでとうございます」ってリプライをいただいたのを覚えています。
 
瑞原 あんまり自分からはリプライってしないんですけど、よほどすごいことだから、せずにいられなかったんだと思います。称賛を送りたくてしょうがなかった。

――直接会ったのは、太さんがMリーガーになってからですか。
 
 麻雀プロになって、ドラフトで指名される少し前に雀魂さんの番組で初めてお会いしました。
 
瑞原 「雀魂インビテーショナル」という番組です。予選を勝ち進んだ人が本戦を打つというワンデー大会で、プロもたくさん出るんですけど、その予選で同卓でした。

 初めましてで一緒に雀魂を打つという、いかにも我々らしい感じではありましたよね、リアルではないという。あのとき、他の2人って誰でしたっけ。アサピン(朝倉康心)とかだった気がしなくもない。

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