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人生の転機となったMリーグの発足「牌想い 笑み咲きほこれ 華ふぶき」黒沢咲連載コラム、No.6!

 近代麻雀読者の皆さん、こんにちは。日本プロ麻雀連盟の黒沢咲です。MリーグではTEAM雷電に所属しています。

 このコーナーでは、私の麻雀プロとしてのエピソードを書いていこうと思います。麻雀中の思考だけではなく、私が日々心がけていることや、気持ちよく試合に臨むための工夫など、様々な角度からご紹介していけたらと思います。(#1#2#3#4、#5)

 今回は、皆さんが大好きなMリーグが発足した頃のお話をお送りします。

 2018年、Mリーグができたことによって、麻雀の世界は大きく変わりました。「Mリーグで自分の人生が変わった」と感じている人は少なくないと思いますが、私もその一人で、Mリーガーに選ばれていなかったら、人生はまったく違ったものになっていたと思います。

 私は麻雀プロになって以来、特に迷いや疑問を持たずにひたすら麻雀に励んできました。

 大学生のときに麻雀に夢中になり、愛読書は「近代麻雀」。卒業後に友人から、「いつも大学のメンスト(メインストリート)をキンマを抱えて颯爽と歩いてたよね」と言われて、そうだっけ?と驚きましたが、大学生の頃から麻雀は私のトレードマークでした。

 会社員をしながらプロ試験に合格して、しばらくは二足のわらじでやっていました。平日はフルタイムで働き、土日は麻雀の試合や地方ゲスト。そのうち平日の夜も会社の後ゲストで来て欲しいと言われ、「どうせ仕事の後は毎日プライベートで麻雀を打ちに行ってるし一緒か(笑)」とそのオファーも受け、会社が終わってそのまま麻雀の仕事に行くこともありました。プロとしては珍しく、麻雀店で常勤として働いた経験はありませんが、全国あちこちで麻雀のお仕事をさせていただきました。

 休みは月に1回あるかどうか、有休は対局や収録のためにとるもの。大好きな麻雀を打ちながら元気に飛び回っていましたが、やはりちょっと働きすぎだなと自分でも感じるようになりました。そんな頃に「プロクイーン」というタイトルを獲得し、もっと麻雀だけに集中したいという気持ちが芽生えてきました。そして翌年、連覇をかけた決勝戦の前に、会社を退職して麻雀プロ一本に絞りました

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