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納音(なっちん)鑑定

納音(なっちん)

現在、みなさまにお渡ししている四柱推命の命式に「納音」が書かれている方があるかと思います。

しかし、今回は、これとはまた違ったお話です。
世界の伝統的ないろいろな占いを紹介していく中の一つです。

なお、現在一般的に「納音占い」と呼ばれているものは、生まれ日によって30パターンに分けたもので、今回ご紹介するものとは全く違うものです。


中国やベトナムで使用される納音図は、地球から見た土星の見かけの公転軌道図(orbit of dance of planet Saturn, 約30太陽年)に酷似し、天体観測に基づく一種の占星術と推測されるが、観測時期や由来などは不明である。

Wikipedia

すでに、お気づきかと思いますが、こういうのに弱いんです(笑)

土星と納音

土星の公転周期は約29.5年・・・つまり土星は約30年で12星座を一周します。
そして、
六十干支(干支60パターン)も、実は約60年でひとめぐり。
土星の30年 × 2 = 60年
これが「60干支」の元になっている、という説があるみたいなのです。

納音が古代の「土星占星術」の遺産である説

土星の動きは、古代で「時間」「周期」「成熟」「因果」を象徴していました。

その土星の位置や明るさ、動きの規則性を、自然の景色(木・火・土・金・水)に置き換えて体系化したものが納音という説です。

土星は逆行・順行を繰り返しながら、空にゆらぎの軌跡を描きます。その形は
・山のように見える
・波のように見える
・谷のように見える
・円環を描くように見える
・・・などなどで、これを自然現象に割り当てたのが山上火・大渓水・海中金・松柏木・覆燈火といった象意だというのです。

納音とは何か?

四柱推命に登場する「六十干支」を陰陽五行説や中国古代の音韻理論を応用して、木・火・土・金・水の五行に分類し、さらに形容詞を付けて30に分類したものです。

六十干支は、十干(甲乙丙丁…)と十二支(子丑寅卯…)を組み合わせた60通りのサイクルで、1年に一つ進み、60年で一巡する人生の大きなリズムです。これを陰陽でペアにして 1つの五行象意にまとめて30個の納音とし、古代の人たちが
・その年の雰囲気
・人の性質
・人生のテーマ
・天の気と地の気のバランス
を、自然の風景に置き換えて名づけました。

たとえば:
金箔金(きんぱくきん)
海中金(かいちゅうきん)
覆燈火(ふくとうか)
山上火(さんじょうか)
大林木(だいりんぼく)
松柏木(しょうはくぼく)
・・・などなど、全部で 30種類。

名前がとにかく美しくて、イメージから性質がものすごく伝わりやすいのが特徴です。


干支との関係は?

納音は、干支(十干 × 十二支)の組み合わせ=六十干支 に対応しています。

十干

天の気(宇宙のエネルギー)を10種類に分類したもの。
甲・乙(木)
丙・丁(火)
戊・己(土)
庚・辛(金)
壬・癸(水)

十二支

地の気(大地のリズム)を12種類に分類したもの。
子・丑・寅・卯・・・と季節や気候の象徴したもの、これは生まれで何年とか今年は巳年などで使われるので馴染み深いでしょう。

十干と十二支を組み合わせると60通り

例:甲子 → 乙丑 → 丙寅 → 丁卯 → … → 癸亥 で 60個。 これが 六十干支です。

納音は「干支の陰陽・五行・季節感」を自然物に置き換えたもので、

たとえば:
甲+子 → 海中金(深い場所にある宝)
乙+卯 → 大渓水(やわらかな春の流れ)
庚+寅 → 金箔金(鋭い金属の象徴)

・・・と、干支が持つ四季の気配や陰陽の強弱、五行のバランス を、古代の人たちは自然の情景・素材に置き換えたのです。


納音占いとは別

一般に流通している納音占いは、ベースとなる表を見て、西暦と生まれ月が交わるところに書かれている数字に誕生日を足した数字、60を超えていたら60を引いた数字を出して決めます。
多くの占いがこの方式です。
なので、銀の羅針盤座の人は納音占いでは剣峰金になるという具合。

この世にたくさんの占いがありますが、傾向はあるけれど詳しくはわからない・・・それで、今回、独自に納音を追求してみようと思ったので、世間の「納音占い」とは別のものとなります。


自分の納音を知ろう

まず、四柱推命の命式が必要になります。
すでにお渡ししている方は、四柱推命の干支から、それぞれの柱に4つ(出生時刻がわからない人は3つ)の納音を調べてみてください。

六十干支 + 納音(なっちん)一覧(完全版)

干支の読みは通常「キノエネ」などと訓読みをすると思うのですが、ここでは音読みにしています(後の詳細では訓読みを書いておきました)。

1〜10

甲子(こうし)…海中金
乙丑(おっちゅう)…海中金
丙寅(へいいん)…炉中火
丁卯(ていぼう)…炉中火
戊辰(ぼしん)…大林木
己巳(きし)…大林木
庚午(こうご)…路傍土
辛未(しんび)…路傍土
壬申(じんしん)…劍鋒金
癸酉(きゆう)…劍鋒金
劍鋒金は剣鋒金や釼鋒金と書かれる場合もあります。

11〜20
甲戌(こうじゅつ)…山頭火
乙亥(おつがい)…山頭火
丙子(へいし)…澗下水
丁丑(ていちゅう)…澗下水
戊寅(ぼいん)…城頭土
己卯(きぼう)…城頭土
庚辰(こうしん)…白蠟金
辛巳(しんし)…白蠟金
壬午(じんご)…楊柳木
癸未(きび)…楊柳木

21〜30
甲申(こうしん)…泉中水
乙酉(おつゆう)…泉中水
泉中水は井泉水(せいせんすい)と書かれる場合もあります。
丙戌(へいじゅつ)…屋上土
丁亥(ていがい)…屋上土
戊子(ぼし)…霹靂火
己丑(きちゅう)…霹靂火
庚寅(こういん)…松柏木
辛卯(しんぼう)…松柏木
壬辰(じんしん)…長流水
癸巳(きし)…長流水

31〜40
甲午(こうご)…砂中金
乙未(おつび)…砂中金
丙申(へいしん)…山下火
丁酉(ていゆう)…山下火
戊戌(ぼじゅつ)…平地木
己亥(きがい)…平地木
庚子(こうし)…壁上土
辛丑(しんちゅう)…壁上土
壬寅(じんいん)…金箔金
癸卯(けいぼう)…金箔金

41〜50
甲辰(こうしん)…覆燈火
乙巳(おつし)…覆燈火
丙午(へいご)…天河水
丁未(ていび)…天河水
戊申(ぼしん)…大驛土
己酉(きゆう)…大驛土
庚戌(こうじゅつ)…釵釧金
辛亥(しんがい)…釵釧金
壬子(じんし)…桑柘木
癸丑(きちゅう)…桑柘木

51〜60
甲寅(こういん)…大溪水
乙卯(おつぼう)…大溪水
丙辰(へいしん)…沙中土
丁巳(ていし)…沙中土
戊午(ぼご)…天上火
己未(きび)…天上火
庚申(こうしん)…柘榴木
辛酉(しんゆう)…柘榴木
壬戌(じんじゅつ)…大海水
癸亥(きがい)…大海水

自分の年柱・月柱・日柱・時柱の干支にあてはまる納音を書き出してみてください。

例)
年柱:癸卯・・・金箔金
月柱:乙卯・・・大溪水
日柱:甲戌・・・山頭火
時柱:甲子・・・海中金

納音と場所の意味

60個の納音にはそれぞれ意味があります。
1つにつき

  • 自然の象徴(イメージ)

  • 性格の特徴

  • 力の源泉(エネルギー)

  • 得意分野

  • 苦手ポイント

  • 人生テーマ

を書き出しました。
これを年柱・月柱・日柱・時柱のどこにあるのかで意味が変わってくるのです。

1. 年柱:家系の色(×納音)

家の歴史
祖先からの課題
肩書き
見せ方
初期設定の環境

2. 月柱:感情・心のクセ(×納音)

内側の気質
幼少期の養分
心の湿度・温度
人との距離感
家庭で育った感覚

3. 日柱:本質・魂(×納音)※ここが1番重要

性質
才能
使命
生まれ持った炎・金属・木・水の力

4. 時柱:未来・晩年の宝(×納音)

晩年の才能
未来の収穫
隠れた本質
内なる宝
深層心理
晩年に開花する能力

これを全部組み合わせて読んでいきます。

同じ年の人も
同じ日生まれでも
出生時間が違えば
別人格レベルで違う。


この鑑定は別途、ご依頼ください。
鑑定では同じ納音でも2つの干支での違いなども詳しく解説します。

自分を知るという方向で鑑定するとかなり深くて面白いです。
たとえば路傍土の人は他人の人生の転機に居合わせることが多かったり・・・・とか。

サンプルもアップしていくので、それを参考にしながら自分の納音を読み解いてみることもできます。

>>鑑定サンプル1

>>鑑定依頼

全部を書き出すのが大変だったので以下は有料です。
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