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推し活|和菓子にハマったのは《和の菓さんのう》さんがきっかけ|おすすめ和菓子『宵花火』

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

以前、宇佐見りん 著「推し、燃ゆ」を読んで、これほどの熱量で人を推したことはないな…と、自分の人生を振り返ったことがあった。人に対する興味はさっぱりとしたものだ。

ところが、そんな私にも「推し」がいる。
そう、それが和菓子だ。何故だか、おいしそうな和菓子を見ると素通りすることができない。もう既にたくさん家に和菓子がありますよ、と頭では分かっていても持って帰りたくなってしまう。

10年ほど前までは家で日常的に上生菓子をいただくなんてこと思いもよらず、外出先で抹茶と生菓子をいただくのは特別なことのように感じていた。
抹茶を家で点てて、お家で和菓子を食べてみたいなぁ…
よし、40代は家で抹茶&和菓子を嗜む人になろう!と決意したら、あれよあれよという間に色んな事へと繋がっていった。


30代終わり|抹茶を家で点てたいとテーブル茶道を習う


40才を手前にしてやりたいことがあった。
🔸着物を自分で着られるようになる
🔸茶道を習って家で抹茶を気軽に点てられるようになる
🔸和菓子屋さんの暖簾をくぐり季節の上生菓子を買う



たまたまFacebookを見ていたらテーブル茶道のイベント(初心者歓迎)があり参加してみた。茶道の先生はお若く(茶道歴は幼少の頃からなので数十年)、初心者でも楽しめるよう配慮されたものだった。
あまりの楽しさに月1回習い、茶道や和菓子についての知識を深め、1度だけ茶会のお点前さんも務めたりもした。
「六十の手習い」ならぬ「四十の手習い」だ。

仕事が忙しくなり茶道のお稽古はやめてしまったけど、毎月ご用意された御菓子の美しさやおいしさは格別なものだった。

それでもこの頃は気軽に老舗和菓子屋の暖簾をくぐる、なんてことはまだハードルが高いものだった。

それを変えたのがフリーランスの和菓子職人、三納さんとの出会いだ。

私と《和の菓さんのう》さんの出会い|セレクトショップに展示されている和菓子に驚いた日


私が《和の菓さんのう》さんの和菓子と出会ったのは、ラシック(名古屋市中区)にnew openしたセレクトショップにて。そちらの一角で期間限定のコラボ和菓子を販売されていました。オシャレな洋服や小物の一画にある和菓子はインパクト大でした。  
それまでは、和菓子といえば伝統を受け継ぎ、趣ある佇まいの店舗にて販売されているものとばかり思っていたのですから。



📝そこで、意外に思ってお聞きしたこと
□ Instagramで 情報展開をされており、固定のファンの方もいる(実際、Instagramの投稿を見て買いに来ていた人もいた)
□ ご実家は瀬戸の和菓子屋さん。伝統的な和菓子を販売されている
□ 伝統的な和菓子ばかりでは今の時代に即せず和菓子業界が衰退してしまうと感じたこと。自由で見て楽しい和菓子を創作していこうと決意されたこと
□ 岐阜の工房で勤務されていて、翌春独立してフリーの和菓子職人として活動をされること
…などなど。
うろ覚えのところもありますが、何よりフリーランスという形態で和菓子職人になるというのがインパクトがあり、好奇心をくすぐるものでした。

これが、2018年9月のこと。もう、7年も経つんですね。そのときは驚いたフリーランスの和菓子職人という形態に、もう何の違和感を覚えなくなりました(笑)。


数々のメディアや海外でも活躍なさっている《和の菓さんのう》さん。
2021年11月20日放映された「マツコ会議」にご出演された際にスタジオに提供された和菓子は、伝統的な技法の『宵花火』と革新的なユニークさをもつ『雪だるま』でした。
『雪だるま』の愛らしい姿に“これは無理よ~“と抵抗みせるマツコさん。が、中がフランボワーズ餡だと聞き、食べないわけにいかないと「雪だるまの正しい食べ方」を披露。グサッとまる飲み(笑)されていました。


最初は「フリーランス和菓子職人」という肩書きに驚いていたマツコさんでしたが、最後に仰った和菓子に対するコメントが秀逸でちょっぴり感激いたしました。
和菓子の世界が、けっして画一的でないことを知ってもらえたらなぁと思っています。

🫧私たちは、何百年もかけて完成されたものを見てそれをすべてだと思っている。けど、和菓子も最初は今のようではなかったはず。
少しずつ変わっていって(和菓子文化は)生き残っている。

だから、結構なことをしても平気。こういう人達がめちゃくちゃすればいい。そうやって(時代の風潮に合わせて)和菓子は生き残ってきた、何百年も

2021年11月20日放映「マツコ会議」より


フリーランス和菓子職人《和の菓さんのう》さんの和菓子を買うには?


さて、ここまで読んでフリーランス和菓子職人《和の菓さんのう》さんに興味を持たれた方は、どんな和菓子をお作りになるの?いったいどこで買えるの?と思ったことでしょう。

📝《和の菓さんのう》さんの和菓子を買うには
□ 月3回の定期販売日に岐阜or 名古屋の各所で購入
□ Instagramでのオンライン販売

□定期販売日·場所 ※インスタグラムで予約可
◇ 毎月第2火曜日・第3日曜日 名古屋三越星ヶ丘テラス The Kitchen2階   
◇ 毎月第4水曜日  岐阜県本巣市atelierフェリス 


Instagramのオンライン販売は、あまりの売り切れの早さに購入できた試しがありません。さいわい私は名古屋に行ける距離に住んでいるので、定期販売の日に買いに行っています。ただし、予約しないと早々に売り切れてしまうことが多々ありますので、Instagramから予約することをおすすめします。

ちなみに、定期販売の予約では6個入りの季節の上生菓子セットとなります。現地に行くまでは内容が分からないまま予約しています。私は何年も購入しているので、今月のセットはどんな和菓子かなぁとワクワクしながら訪れています。
上生菓子を1個ずつ選んで買いたいor 6個入りも内容を見てから買いたいという方は、各お店の開店時間に合わせて行かれると良いかと思います。
 

さてここで、どんな和菓子をお作りになるか不安という方のために《和の菓さんのう》さんの代表作ともいえる『宵花火』ご紹介したいと思います。

《和の菓さんのう》代表銘菓『宵花火』練りきり製 小豆こし餡



夏の季節の上生菓子セットで楽しみなのは《和の菓さんのう》さんの代表銘菓ともいうべく『宵花火』が入っていること。テレビの和菓子特集で取り上げられる時にきまって登場するのでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

他の和菓子職人さんでも『宵花火』のように包み暈し&窪みの技法で「花火」を作る方を存じ上げていますが、色彩のはんなり感が《和の菓さんのう》さんの『宵花火』が格段に好みだったりします。

以前、放送で紹介されていた『宵花火』の作り方を改めてここに記しておきますね。

  1.  6色の練りきり餡を組み合わせ、色が混じらないようにして掌で均等にひとつの丸い形にする

  2.  6色の餡玉を白餡で半包みにする

  3.  均等に潰して表面を白餡、裏面を6色とする

  4.  (6色側に)餡を入れて包餡

  5.  包みぼかしの技法で形を整える

  6.  三角形の棒で、円の中心から32本の線を均等に引く

  7.  押し棒で線と線の間に、互い違いになるように窪みを入れていく

  8.  最後に金箔をかけて完成


夏の夜空を彩る花火の華やかさと儚さが表現された一品です。《和の菓さんのう》さんのお作りになる和菓子はあんこが上品な甘さで口あたりもよく、食べたときの満足度が高い仕上がりになっています。

購入するときに気になる和菓子について質問するのですが、色んな試行錯誤のうえ和菓子をお作りになっていることが分かり、ますます和菓子の沼にハマりこんでしまうのです。

茶席に出される上生菓子は、本来そのままの形を意匠としないことが良しとされているのですが…《和の菓さんのう》こと三納寛之さんは、ご自身の信条で季節の意匠をかたどったもの、分かりやすいデザインのものと双方取り揃えた季節の上生菓子セットを用意されています。

(茶席などで嗜まれる上生菓子だけでなく)一般のかたに響くようなデザインで、喜んでもらおうという気持ちでやっています。

「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」でのコメント

一部の人に愛される和菓子ではなく、色んな世代の人に親しまれる和菓子作りを心掛けている方なんですね。


さて、大分長くなってしまいましたので、今回はここまでにいたしましょう。
また近いうちに《和の菓さんのう》さんの十二ヶ月の和菓子をお届けしたいと思います。

追記【2024年】バージョン⏬

【2025年】バージョン⏬


今回ご紹介した和菓子職人

フリーランス和菓子職人《和の菓さんのう》

□製造者フリーランス和菓子職人 三納寛之
□住 所岐阜県瑞穂市野白新田337-1-102
□電話番号090-3834-3444
□定期販売日·場所
 ◇ 毎月第2火曜日・第3日曜日 名古屋三越星ヶ丘テラス The Kitchen2階  
 ◇ 毎月第4水曜日  岐阜県本巣市atelierフェリス 

インスタグラムで予約可


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きりこ@日日是好日 最後まで読んでいただきありがとうございます。 頂いたサポートでこれからも良い記事を書いていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。

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