AIとの会話は、減らすほどいい。それでも私が手放さない、たった一点
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夜、0時を過ぎている。
妻と話しながらnoteを書いて、コメントを返して、気づけば布団に入るのは0時半。
そんな毎日を、もう3ヶ月以上、続けている。
100本以上、書いてきた。
その中で、ひとつ、はっきりしてきたことがある。
AIとの会話は、減らすほど、いい文章になる。
でも、減らした先で、絶対に手放さない一点がある。
今日は、その話をしたい。
🤖 まず、正直に。私はAIをかなり使っている
きれいごとから始めたくないので、先に白状しておく。
私は、AIをかなり使う。文章作成は、必ずClaudeだ。
ネタが浮かんだときは、ふんわり「○○について書きたい」とだけ伝える。
すると、Claudeが私に質問をくれる。
その質問に、私が一次情報を返す。
そこから、下書きの文字を、まとめてもらう。
見出しや、引用や、太字。リンクの整理。
挿絵のプロンプト。ヘッダー画像のプロンプト。
このあたりも、任せている。
ここまで聞くと、「なんだ、けっこうAIに書かせてるじゃないか」と思うかもしれない。
うん。作業の「かたちは」、たしかに任せている。
でも、そこには、私なりの、はっきりした線が引いてある。
💬 意外かもしれないが、「会話」は少ないほどいい

まず、多くの人が誤解していそうなことから書きたい。
AIを使いこなす、というと、たくさん壁打ちして、何度も対話を重ねるイメージがあるかもしれない。
私は、逆だ。
チャット欄での壁打ちは、ほとんどしない。
一次情報は、一括で、まとめて渡す。
だから、最初のやりとりから、
多くても4往復以内には、仮の下書きが上がってくる。
理由は、シンプルだ。
会話を重ねれば重ねるほど、AIは劣化していく。
少し前のことを忘れ、論調がぶれ、
こちらの意図から少しずつ外れていく。
逆に、壁打ちを減らして、
新鮮な状態のまま一気に渡すほうが、
いい文章が返ってくる。
だから私は、チャット欄も、毎回まっさらな新しいものを使う。
古い文脈を引きずらせない。
私が伝えたいのは、いつも「最新の自分」だからだ。
会話は、少ないほどいい。
これが、私のたどり着いた実感だ。
✂️ 「まとめてもらう」と「書いてもらう」は、まったく違う
では、会話を減らして、AIに任せているなら、私は何もしていないのか。
いや、違う。
ここに、いちばん大事な線引きがある。
AIに「まとめて」もらうのはいい。
でも、AIに「書いて」もらう感覚は、捨てたほうがいい。
一見、同じことのように見える。
でも、まったく違う。
「書いてもらう」は、中身までAIに委ねること。
「まとめてもらう」は、私が出した一次情報を、
AIが整理してくれるだけ。主語が、まるで違うのだ。
だから、Claudeが上げてきた下書きには、必ず自分で目を通す。
AIは、けっこう勝手な解釈を混ぜてくる。
私が言っていないことを、それっぽく足してくる。
文字が増えてくると、改行のリズムも崩れる。
そこを、一つひとつ、自分の手で直していく。
言っていない解釈は削る。
文章の呼吸に合わせて、改行を入れ直す。
会話は減らす。
でも、仕上げは、必ず自分の手でやる。
🌡️ 60点では、出せない
Threadsやnoteを見ていると、こういう声を、たまに見かける。
「60点でもいいから、出し続けたほうがいい」と。
たしかに、一理あると思う。
数を出すことには、価値がある。
でも、私は、どうしても、それができない。
せっかく、読んでもらうのだから。
60点では、出せない。80点は、ほしい。
これは、あくまで私個人の評価点の話だ。
人に押しつけるつもりはない。
でも、自分が納得していない記事を出すことが、
私にはどうしてもできないのだ。
面白いのは、最近は一次情報を出した段階で、
「これは80点まで持っていけそうか」の判断が、
つくようになってきたこと。
3ヶ月書き続けて、身についた感覚だと思う。
そして、この「納得できるまで直す」という部分こそ、
AIには任せられない。
ここは、私の仕事だ。
🏥 手放さない、たった一点
ここからが、今日、いちばん書きたかったことだ。
会話は減らす。
まとめも、画像のプロンプトも、任せる。
それでも、たった一点だけ、
絶対に手放さないものがある。
私が、現場で見た手触りだ。
将棋盤の前で、震える手で駒を動かした利用者様。
機能訓練のあと、私にコーヒーをふるまってくれた方。
受診の付き添いの車で、
後ろから話しかけてくれた看護師さんに、
笑顔で応えながら、静かに消耗していた自分。
これらは、私がその場に立って、その手の震えを見て、
湯気の温度を感じて、初めて言葉になったものだ。
AIは、そこにいなかった。
だから、AIに「HSPの支援職の話を書いて」と頼めば、
それらしい一般論は返ってくる。
事実として、間違ってはいない。
でも、読んでいて思うはずだ。
「これ、誰の話だっけ?」と。
AIが書けるのは、「誰にでも当てはまる話」。
私にしか書けないのは、「私が、そこにいた話」。
この一点だけは、どれだけ道具が進化しても、AIには渡せない。
🌱 道具は更新する。中身は、明け渡さない
まとめると、私の線引きは、こうだ。
会話は、減らす。
まとめは、任せる。
プロンプトも、画像も、任せる。
道具は、常に最新に更新し続ける。
仕上げのプロンプトも、画像を作るツールも、
より良いものに変え続けている。
でも、中身は、明け渡さない。
納得いくまで、自分の手で直す。
そして、私が現場で見た手触りだけは、絶対に、私が書く。
AIは、優秀な秘書だ。
会話は少なくていい。
任せられるところは、どんどん任せていい。
でも、主語は、いつも、私でいたい。
🍃 おわりに
AIとの会話は、減らすほど、いい文章になる。
これは、たぶん、これからもっと本当になっていく。
道具は、驚くほど賢くなり、
こちらが多くを語らなくても、
それらしい文章を返してくれる。
だからこそ、最後に手放さない一点が、
いちばん大事になる。
あなたが、その場に立って、見て、感じたこと。
それだけは、どれだけ便利な道具ができても、
あなたにしか書けない。
なお、私が具体的にどうやってAIに自分の文脈を渡しているか——その方法の全部は、別の有料記事に書いた。
今日は、その手前にある「線引きの思想」だけを、
置いておきたかった。
あなたは今、AIに「書いてもらって」いますか。
それとも、AIに「まとめてもらって」、
最後は自分で書いていますか。
その一線が、これからの時代、
いちばん、あなたらしさを分けるのかもしれない。
プロフィール 🙋♂️

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ハッシュタグ
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