病院ラジオ~千葉県 救命救急センター~
今回は私の大好きな番組のご紹介。
NHK サンドウィッチマンさんの
『病院ラジオ』
今までも この番組の記事は
何度も取り上げています
前回の記事は以下です
よろしければご覧ください👇️
今回は、千葉県浦安市 浦安市川医療センター。
千葉県指定救命救急センター
年間1万件以上の救急車を受け入れており、
循環器・糖尿病治療にも力を入れている病院

病院へ向かいます

1日限定のラジオ曲を開設します
最初の患者さんは、39歳の元看護師さん
この患者さんは、朝ランニングに出かけて
途中いきなり後頭部を引っ張られる感じがして
立てなくなってしまいます。
遠くで誰かが「救急車・・・」
と言っている声がかすかに聞こえたと。
病名は 脳梗塞。

頭が腫れて頭蓋骨を外し、腫れが収まるまで、
自身の腹部に埋めていたことを
淡々と笑いを交えてお話する患者さん
サンドウィッチマンのお2人は
「えっ!!え!!」とビックリ!

じっとお話を聞いていらっしゃいました
ご自身が看護師としてこれからだ、と思って
意欲的に働いていた矢先の出来事。
どうしようも出来ない時、
リハビリの先生と初めて会った際に
「先生は後光が指して見え、
この人が自分を救ってくれる人だ!」
と思ったと。
そして、1番嬉しかったのは
欠伸をしたら手が開いたとき。
うわぁ!動いたっ!! と。
リハビリをする上で、目標にしていたのは
甥っ子さんとのキャッチボール。
紙に【甥っ子とキャッチボールをしたい!】
と書いてリハビリの先生に提出。
当時の患者さんはまだ立ててもいなかったけど
先生は寄り添ってリハビリをしてくれて
めちゃくちゃ嬉しかったと。

先生は「自分も頑張らなきゃってなっていた」
でも
「楽しかったすよね」と笑ってお話を。

一方、
患者になってみて分かったことがあると。
それは
こんなに患者ってしんどいのか、ということ。
自分の頭が枕にめり込んでいくような感じがし
身の置きどころがない。
一番自分がキツかったのは
夜中に枕に向かいずっと叫び続けていたこと。
当時は頭が腫れて混乱し
自分で自分が訳が分からなくなったのだと。
自分が看護師だったから客観的に自分をみたら
″とても迷惑な患者だ″と思いつつ、
叫び続けていたと。
以前の看護師をしていた頃の自分なら、
そういう患者さんに「静かにしてください」と
言っていた筈。
でも自分ごとになったら
"それどころじゃない″
だから
《みなさん、ごめんなさい・・・》って思いつつ
叫んでましたと。

看護師さんは
「まともにならなきゃって言ってましたよね」と。
そして、頭の腫れが収まった1か月後
看護師さんが患者さんに対し
「おかえり」と一言いってくれたこと。
患者さんは
「ただいま」と答え、泣きそうになった、と。
この番組では
登場した患者さんのリクエスト曲が流れます。
今回は入院中の患者さんが
看護師さんに今の流行の曲を質問した時に
回答された「倍倍FIGHT!」

それ以来、患者さんはこの曲を聴き
毎日病棟で歌って踊りリハビリをしていたと、
当時を振返り満面の笑みで踊ながらお話を。
そして、目標にしていた
【甥っ子とキャッチボールをしたい!】
を叶えるのです。

これからも頑張ります!
と、患者さん

「退院時より握力が強くなってる!」
と先生の言葉。

病気を経て、
「1つグレードが上がって、
誰かの為に働くため頑張りたい」
力強く語ります。
次の患者さんは60代の女性。
糖尿病の影響で血流が滞り、足が壊死寸前に。
通院中の別の病院では
足の切断をほのめかされた、と。
こちらの病院に来た初日、
「覚悟しているので、足を切ってください」
と投げやりに言ったのだそう。
しかし、担当のドクターや心理士さんに
足、指を残すことの大切さを丁寧に教えてくれたのだと。
そして治療で足の血流が劇的に改善、
1年ぶりに靴が履けたと。

サンドウィッチマンのお2人から
「足を切らなくて良かった」
とのお話に涙ぐむ
次の患者さんは乳がん罹患の52歳女性。
子宮と卵巣摘出をし、治療を乗り越え
今では病院内の売店で勤務に。
「患者さん、支えているご家族の方、
日々患者さんに向き合っている
ドクター、ナースさん
皆さんにホッと気分転換をしてもらえるよう
笑顔で接しています」と。
この患者さんのリクエスト曲は
AIさん「ハピネス」


医療従事者の皆さんのマスク越しでも笑顔がわかる
次の患者さんは
パートナーが糖尿病罹患から透析
次に心臓のバイパス手術をしたが、
手術後に別の血管が詰まり
12~13時間の大手術を経たものの、
自発呼吸が難しくなり、人工呼吸器装着に。
その患者さんに会いに仕事を終え夕方毎日
病院に通っていると話すお連れ合い。

順序立てて分かりやすく、
そして時にはクスッと笑い話を挟む明るい女性


女性のお話をするスタッフさん

患者さんがICU(集中治療室)に入院中に
患者さんと女性のお2人のために、と
日記帳を作成してくれたのだそう
サンドウィッチマンさんが、現物を手に。

絵を描かれていたり
お2人の写真が添付されています

なんと!
「大好き」の文字が。
女性が「え?それ何でしょう??」と。
今まで気づかなかったらしい。
患者さんが書いた文字だそう。
大が何度も何度も書かれていて
サンドウィッチマンさんが
「これは大・大・大好きってことですよ!」と。

口々に
患者さんはお連れ合いの女性に対し
「だって(患者さんは)大好きだもんね」と。
女性のリクエスト曲は、
患者さんからのリクエスト曲。
Queen「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
(原題: I Was Born To Love You)

女性の患者さんにかける言葉が優しくて
とても温かい。


次の患者さんは1型糖尿病の小学4年生。
サンドウィッチマンさんに語るのはお母さん。
患者さんは免疫異常で1型糖尿病に罹患。
患者さんが年長さんの時、
朝起きたらグッタリしていたのを気づき、
病院へいくと即入院に。
1型糖尿病は現時点では治らない病気とされる
お子さんは年長さんで入院し直ぐ、
血糖値を計測→腹部にインスリン注射開始となったのに
一切泣かず、淡々としていた、
と当時のお子さんの様子をお母さんは振り返る
お母さんはお子さんがお利口すぎて心配だったと。
ある夜、お母さんがお子さんに
「自分の病気のこと、どう?」と聞くと
「やだ」と答え
お母さんは
「将来は治るかもしれないから一緒に頑張ろうね」
と言うとお子さんは涙が止まらくなったのだと。
今のお子さんは学校でブラスバンド部に入って
トランペットをしているとのこと。

「楽しい」と笑う
お子さんは腹部にインスリンポンプを装着。
自動的にインスリンが体内に入る。

インスリンポンプ
お子さんの肩にはセンサーも装着
お母さんからサンドウィッチマンさんにお願いは
ポンプとセンサーの交換で喧嘩になるので
ポンプとセンサーに可愛いアダ名を付けて欲しい、と。
サンドウィッチマンのお2人は
お子さんがサンドウィッチマンファンと聞き
・センサーは丸いから伊達ちゃん
・ポンプはトミー
と命名。

命名の話をし
センサーをさして「これは伊達ちゃん」
ポンプを指して「こっちはトミー」と。
次の患者さんは24歳ドラマーの男性。
自分の部屋で夜間急に頭痛で嘔吐。
自宅の母を呼ぶにも動けず、母に電話をしたのだと。
そして。病院に搬送されると直ぐ開頭手術に。
小脳出血で30針ほど縫ったのだとそう。
ICUで眠れぬ時、とてな辛かったのだと。
少しずつドラマーの仕事をしていたのに倒れ、
将来の不安やドラムへの想いが巡ったと。

伊達さんは
ドラマーの仕事の不安を口にする患者さんに
「見極めが大事だよ」
「辞めるのか、続けるのか」
病気を経て、一時期左手が動きが悪くなった時
自分がどれだけドラムに想いがあったのかを痛感した患者さん。
病気を経て夢を追えるのは、両親の支えと
病院のスタッフさんたちのお陰であること、
自分は今、『生かされている』と感じた、と。
『しっかり生きなきゃなと、思ったし
そんな当たり前のことすら気づかず
病気になってようやく気づけた』
と笑って話を。
一生ドラマーをやり続ける覚悟が決まった、
と話続ける患者さんに、
伊達さんが「じゃ、今どうする?」と質問。
患者さんは
「うーん、実家を出ようかな・・・」
サンドウィッチマンのお2人は揃って
大声で笑いながら「今直ぐ出ようよ」と。
患者さんも大笑い。
そして、サンドウィッチマンさんは
「それは理想だけど、
甘えられるうちは、甘えたらいいんだよ」
とポツリ。

「出世払いだ」と笑顔で話す
番組では院内の様子が途中で流れます


(私も同じような場所で食事をします)


最後の患者さんは糖尿病罹患し
右足は膝下を切断し義足・
左足は足の指全て切断された58歳の方。

ある日全身の痒みが酷く、病院にいくと
糖尿病からの痒みだった
当時患者さんは仕事が休めず治療がままならず
悩んでいたそう。
すると母親から「直ぐに仕事を辞めて治療に専念を」
と言われ退職し、治療に専念したのだと。
治療する中で患者さんは
敗血症となり右足膝下切断し義足になり
左足は足の指全て切断となった今を振り返
現状を嘆くでなく、右足も膝上を残してくれて
左足は足の指の切断で済んだのは、
この病院のお陰、
と感謝の気持ちを述べている。
『足るを知る』
「無くなったことを嘆くより、
今自分が出来ることを楽しむ、
そんな人生を過ごせたら良いのかなって」
そう淡々と、少しはにかみながら話す患者さん
そしてお母様への普段言えない想いを口にする

だから敢えて、自分(患者さん)の通院時は
お母様と連れ立ち病院に。
病院からの帰途で、
お母様の好きなお寿司を一緒に食べる
ことにしている、と。
そのお話を聴いたお母様はうつむき、涙ぐむ。

お母様の元に戻っての言葉

病院ラジオの収録を終えサンドウィッチマンの
お2人は24時間稼働の病院を後にする。
帰り際、勤務中のスタッフに明るく
「ありがとうございました!」
「こんな時間に・・・すごいね」
と大きく手を振り、頭を下げるお2人。


「家族に会いたくなっちゃうよね」
と語るお2人
この番組は
サンドウィッチマンのお2人の優しさと
患者さんの想い・ご家族や仲間の思い、
・医療従事者の皆さんの想いが詰まっています
病院に勤めている私は入院したことがあります
患者さん側になることで見えること・感じる思いもあります
そして、病院ラジオを毎回観て痛感するのは、
健康の大切さ・今を精一杯生きること
・自分と大切な人にやさしく、大事にすること
加えて、私の信条の1つに ″ギバーでありたい″
ギブしながら凛として生きたいのです。
この番組は
いつ観ても感動します
そして、自分を俯瞰し考えるきっかけをもらえます
この番組は5/13(水)午前9:14まで
NHKでアーカイブ配信があります
お時間がある方は、是非ご覧になってみてください
